”世界中で誰も実現したことがない”最先端技術の社会実装に挑む1年間の軌跡。ソフトウェア開発責任者が語るテラドローンの魅力
こんにちは、テラドローンで点検事業部で開発責任者をしている鈴木晃一です。
テラドローンに入社して1年が経過し、開発チームの人数も増えてきて活気がついてきました。私は、高校生で起業を経験し、その後もソフトウェアエンジニアとしてCTOや上場を経験した後にテラドローンに入社しました。
ドローンは各業界の人手不足を解決するテクノロジーとして注目されており、今後の期待値も大きい分野です。実際にテラドローンでは測量や点検、運航管理事業で社会実装に向けて動いています。テラドローンに入社して1年が経った今、エンジニアとしてテラドローンで働く魅力についてお話いたします。
少しでも多くのエンジニアの方や社会に役立つ技術を作りたい方に読んでいただけたら嬉しいです。
過去の入社エントリーは下記をご覧ください。
現在の業務内容について
①開発体制の構築、アサインメントの決定、開発組織の運営
開発メンバーも去年に比べて増えており、組織としても拡大しています。開発責任者として組織の運営や開発体制の構築などをメインで行っております。この領域で面白いと思うのは「できる」人をアサインしようとしても、テラドローンの仕事では世界中で誰も実現したことがない機能の実装が頻繁に出てくるので、メンバーの成長を前提としたアサインをせざるを得ず、思いがけず刺激的なタスクとなっています。
②開発プロジェクトマネジメント、アーキテクチャの担当
メンバーアサインからお客さんの対応方法までPM周り全般を行っています。また、アーキテクチャも担当していて、どのような技術であればお客さんの要望に応えられるのかを決めていきます。しかし、WEB領域で完結せず例えばドローンとの通信やハード側との調整も必要になってくることがあって、一人で決めきれる者ではないので、チームで相談しながらそれぞれの専門性を持ち寄ってアーキテクトの決定をしています。
テラドローンの開発は自動飛行や画像処理技術などの最新技術を扱っていることから、技術内容が更新されていくためアンテナを張り続けていく必要があります。検索しても方法が載っていない技術を扱うこともあるため、そういう新しいことにチャレンジできていることはとてもやりがいです。
テラドローンの技術について
最新技術と言ってもどのような技術を扱っているか気になる方もいらっしゃると思いますのでご説明します。要素としてはすでにある技術との組み合わせばかりですが、最新技術を組み合わせて社会的に意味があるものを作っています。
例えば点検用のドローンでは、緯度経度と施設(建物)が地震や時間経過などでずれてしまう場合、一度設定した点検のプログラムがGPSベースで設定しているので10倍ズームのときに点検対象が映らないことがあります。しかし、テラドローンではAIを組み合わせて点検対象を物体検出させ、カメラの向きだけを調整してズームで映るようにしています。AIで物体検出の技術はおもしろいよねとよく聞きますが、社会的に活用しているのはまだまだ珍しいのではないでしょうか。
その他にも、パーツを3Dプリンターで多く出力したり、アクリル板の加工をレーザーカッターで部品づくりもしています。様々な技術を応用してドローンの社会実装に向けて取り組んでいます。
1年間テラドローンで働いてみた感想
未来ある仕事として大阪実証の空飛ぶクルマやドローンが安全に飛行ができるお手伝いや、従来の方法では手が届きにくいタンクやビルの老朽化、橋梁などのインフラ点検におけるドローン活用のお手伝いをしています。
未来というものは今全く無いもの(ムーンショット)を一から作り上げるのと今ある業務を進化させていく方法があり、テラドローンでは上記のようにどちらも経験できていてとてもおもしろいです。
1年働いてみて自分が成長を実感できたこと
今まではソフトウェアエンジニアとして働いてきましたが、テラドローンではハードウェアとの連接をする上で、異なるスペシャリストのスキルセットを活用しつつ一緒に仕事ができるので、エンジニアとして成長を実感します。
現在、ソフトウェブエンジニアが使っている言語はSwiftやPythonのようなOS上で動くものです。一方で、ハードウェアエンジニアはOS上で動くものも使っていますが、基本的にはチップに焼き込んだり、機器に近いC+やC#などの言語を使っています。ドローンは機体のハード面に注目されがちですが、テラドローンではドローンの飛行経路を計算するWEBシステムなどのWEB開発やドローンを直接操縦するスマホアプリ開発も行っているのでWEBエンジニアやアプリエンジニアの方も安心して働くことができると思います。私自身も過去のWEBエンジニアとしての経験がかなりいきています。
テラドローンのわくわくポイント
テラドローンが注目されているのはドローンや空飛ぶクルマの社会実装に取り組んでいるところだと認識しています。「ドローンが飛んですごいですね」、「実際に飛べるのおもしろいですね」という感想だけで終わってしまうとおもちゃと変わりません。そうではなく、ドローンが産業や生活に欠かせないものになるためには、ドローンでなにか社会に役に立たないといけない、仕事の役に立たないといけない、使われるということが重要になってきます。例えば、測量事業でテラドローンが提供している自社開発の測量用レーザードローン「Terra Lidar シリーズ」はドローンが単に飛ぶだけではなく、上空から測量ができ、業務の効率化にも役立つテクノロジーになっています。また、運航管理システムではドローンや空飛ぶクルマなどの多種多様なエアモビリティを安全に運航をさせるために管理をしています。さらに、点検のソフトウェアは自動で操縦して点検ツールになり、ドローンがおもちゃではなく仕事のツールとして社会に役立っていることを実現しています。
AIやWeb3も流行ってはいますが、今ではまだおもしろい技術で、実際に社会実装までのフェーズにするのには遠いと思います。しかし、テラドローンはハード・ソフト・サービスを提供しており、最新の技術を取り扱っていながら社会実装に向けて着実に進めている数少ない企業だと思っています。
エンジニアとしてテラドローンで働くやりがい
テラドローンでは、最新技術を扱っているため、複雑な技術で複雑なシステムを作ることもあります。しかし、それが社会で役立つ、利用してもらえるというのはあまり味わえない達成感です。さらに自分が携わったプロジェクトがメディアに取り上げられることもあるのでそれはとても嬉しいですね。(経験談)とくにシステム作りが好きなエンジニアの方はとても楽しめる環境だと思います。さらに、最新技術に触れられることも多いので新しいこと好きな人はワクワクします。
テラドローンのエンジニアに向いている人
スキル面はもちろん必要ですが、私達が日々向き合っているのは新しい技術になるため、誰も作ったことがないものでも自分で調べながら知識や技術を組み合わせて実現するスキルが大事になります。誰かが作ったものではなく、自分が新しいものを作り、それが社会で評価されることはとても意義があることです。他のスタートアップでもなかなか経験はできないと思っているので、興味ある方はぜひ一緒に働きましょう。
テラドローンでは誰も実現したことがないようなテクノロジーやアプリを生み出したいエンジニアを募集しています。社会実装をするためには現状まだまだエンジニアが足りません、少しでもご関心ある方はお気軽にDMやカジュアル面談のご連絡お願いいたします。
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