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無人航空機飛行マニュアル通りに飛行していますか?
ドローンの世界にようこそ、どうもこんにちは!
ドローンBusiness研究所ヒロユキです。
こちらのnoteでは、週一回程度のペースで、ドローンに関わる様々な情報を発信していきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。
安全なドローン運用のためのガイドラインについてのお話です。
ドローンの人気が高まる中、安全な運用のためには国土交通省が公開している「航空局標準マニュアル」を参考にする必要があります。このマニュアルは、無人航空機の飛行における重要なガイドラインとなっています。
今回は、この飛行マニュアルについて解説します。
飛行マニュアルの内容とは?
飛行マニュアルには、ドローンを運用する際の制限事項だけでなく、無人航空機の点検・整備方法、飛行士訓練、緊急時対応策、飛行計画、安全確保のための体制構築等が記載されています。
例えば、「無人航空機の点検・整備」では、下記のような感じです。
(1)飛行前の点検 飛行前には、以下の点について機体の点検を行う。
・各機器は確実に取り付けられているか(ネジ等の脱落やゆるみ等)
・発動機やモーターに異音はないか
・機体(プロペラ、フレーム等)に損傷やゆがみはないか
・燃料の搭載量又はバッテリーの充電量は十分か
・通信系統、推進系統、電源系統及び自動制御系統は正常に作動するか
(2)飛行後の点検 飛行後には、以下の点について機体の点検を行う。
・機体にゴミ等の付着はないか
・各機器は確実に取り付けられているか(ネジ等の脱落やゆるみ等)
・機体(プロペラ、フレーム等)に損傷やゆがみはないか
・各機器の異常な発熱はないか
(3)20時間の飛行毎に、以下の事項について無人航空機の点検を実施する。
・交換の必要な部品はあるか
・各機器は確実に取り付けられているか(ネジの脱落やゆるみ等)
・機体(プロペラ、フレーム等)に損傷やゆがみはないか
・通信系統、推進系統、電源系統及び自動制御系統は正常に作動するか
ご覧いただいて、どう思われたでしょう?
「これくらいやっているよ!」とか「え?電源入れて直ぐに飛ばしてたよ」など様々かなと思います。
しかし、このマニュアルで許可承認申請をされているのであれば、少なくとも記載された内容の「無人航空機の点検・整備」を実施しないといけません。
そして、無人航空機を飛行させる者の訓練及び遵守事という項目においては、以下の具体的な操縦技量を求められています。
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ドローンを飛行させる際には、これらの内容を理解し、飛行マニュアルに沿った安全な飛行を行う必要があります。一度とは言わず、最初から最後のページまで何度も目を通していただき、マニュアルを活用した飛行を実施しましょう。
申請内容に沿った飛行マニュアルの選択
また、実際の飛行前には国土交通省への許可・承認の申請も必要です。
飛行の許可・承認申請方法 飛行申請には2つの方法があります。
一つは、国土交通省が公開している航空局標準マニュアルを利用する方法です。 もう一つは、独自に飛行マニュアルを作成する方法となります。
独自のマニュアルを作成する場合は、航空局標準マニュアルと同等の安全性が確保できる必要があります。
航空局標準マニュアルは、用途別に「通常版」「空中散布」「研究開発」「インフラ点検」などのバリエーションがあります。
また、特定の場所を飛行する場合と特定しない場合の2つの内容がありますが、「特定しない飛行」のマニュアルはより高い安全基準が設定されています。
飛行マニュアルの必要性とメリット
ドローンの運用は専門知識と操縦技術が必要です。 そして、その技術と共に飛行マニュアルは、安全性を確保するための重要な役割を担っています。
マニュアルには飛行制限や適切な手順が含まれており、事故や危険な状況を回避するためのガイドラインとなります。
ドローンを飛行させるには、国内の法規制や規則に準拠する必要があります。 飛行マニュアルはこれらの規制を遵守するための勧告を提供し、法的なトラブルや罰則を回避する役割もあります。
更には、パイロットの訓練を支援かつ適切な運用方法を実現するためのツールにもなっています。
安全なドローン運用を目指すなら、マニュアルの活用は必須なのです。
最後に
ドローンを安全に運用するは、国土交通省が公開している航空局標準マニュアルが重要なガイドとなります。飛行マニュアルには運用維持や点検・整備方法、訓練、緊急時対応など詳細に記載されており、安全な飛行を実現するための指針となります。 ぜひ、飛行マニュアルを活用して、ドローンの運用を安全かつ正しく行ってください。
それでは、またお会いしましょう!