ドローンのバッテリーのことを知ろう!
ドローンの世界にようこそ、どうもこんにちは!
ドローンBusiness研究所ヒロユキです。
こちらのnoteでは、ドローンに関わる様々な情報を発信していきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。
今回は、ドローンに使われるバッテリー「リポバッテリー」の特性やバッテリー取り扱いにおける注意点を解説いたします。
リポバッテリーとは
「リポバッテリー」とは「リチウムイオンポリマーバッテリー」の略称で、ドローンなどの電池によく使われています。
皆さんがお使いのスマホなどのリチウムイオンバッテリーの構成成分をゲル化して作られたもので、様々な製品に使われています。
ドローンでの使用割合は高いため、知識を学んでおくことが重要です。
リポバッテリーの特徴は、エネルギー密度が高く、効率的な電源供給ができることです。
小型でありながら大きな出力を実現でき、ドローンに最適な電源となります。
この電池はゲル状であり、軽量であることが特徴です。
また、充電の繰り返しによる劣化が発生しづらく、繰り返し電池を交換しながら長期的に使うことができます。
リポバッテリーのメリット
リポバッテリーは、機体浮上させかつ高速な移動を可能にする強力なモーターを回事に適した便利な電池です。
一度の充電で大量の電力を供給できるため、長い時間飛行させることができます。
また、強い出力を出すことができるので、急激なフル加速も実現可能です。さらに、軽量であるため、ドローンにとって有利で、長時間にわたって飛行されることができます。
リポバッテリーのデメリット
リポバッテリーのデメリットは、電源を使い切ってしまうと再充電できないことと容量が下がると急激に出力が弱まることです。
充電をするタイミングは、電圧が30パーセントを切ったら飛行を辞めるようにしましょう。
低電圧の設定する事や容量が20パーセント以下になると、アラームが鳴ったり自動的に返ってくるようになる製品もあります。
リポバッテリーは繰り返し充電に強いですが、過充電には弱いので、フル充電したら充電をストップする機能を備えた充電器を使うか、満タンに近づいたら充電器から外す必要があります。
一例ですが、DJI製品に付属のインテリジェントバッテリーはこういった煩わしい管理を回路で自動的に管理してくれています。
またバッテリーの温度管理も重要です。
適切な温度で利用しないとドローンの飛行に必要な出力が得られません。
バッテリーの温度は20度から40度以内で利用するようにしましょう。
取り扱について
電池の安全について注意すべき点があります。
まず、衝撃に弱いため、落とすと壊れたり破裂したりする可能性があります。
そのため、衝撃に強い容器で保管しましょう。
また、電池が劣化すると膨張し、最悪の場合は破裂や発火する危険があります。
この場合は使用を控え適切に破棄してください。
また、充電中に異常な発熱を感じた場合は注意が必要です。
そして、リポバッテリーは専用の充電器を使い、適切に充電してください。
リポバッテリーを長持ちさせるためのポイントは以下の通りです。
・過放電・過充電を避けましょう。
・容量が30%を切ったら別のバッテリーと交換し利用しましょう。
・充電が完了したらすぐに充電器から外しましょう。
・長期間使わない場合は、50%程度の容量を保つように、たまに容量をチェックしましょう。
・温度管理に気を配り、高温・低温のところに置かないようにしましょう。
・衝撃や水分による腐食や破損を防ぐために、固定できる安全な場所に置き、ドローンを車で移動する際には車内に置かずにバッテリー用のセーフティーボックスに入れておきましょう。
・使い方や充電方法によってバッテリーの寿命が大きく変わることに注意しましょう。
・バッテリーの温度が低いときは車内などで温めたりホバーリングし温度が適切になってから飛行しましょう。
・温度が高い場合は、即座に着陸させて別のバッテリーを使用してください。
最後に
バッテリーは充電さえされていれば良いと思いがちですが、機体と共にバッテリーの取り扱いや管理を適切に行い安全な飛行を心掛けてください。
それでは、またお会いしましょう!
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