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[コラム]FX30/FX3がサウナ撮影におすすめの理由『ほぼ毎日サウナ日記』

おはようございます。

普段松山市で映像制作の仕事をしながらサウナに関する記事をかいている自称サウナライターです。

このブログでは日本各地の気になるアウトドアサウナを紹介しています。

その他にサウナ室内の撮影方法など映像クリエイターならではの目線で解説もしています。

今回はサウナを撮影するのにおすすめの一眼カメラについて紹介します。

そもそもの前提ですが、勝手にサウナを撮影していいんでしょうか?

もちろん不特定多数がたくさんいる大衆サウナでは撮影は厳しいですが(場合によっては営業時間外で撮影可能。オーナーの意向によって異なる)、貸切サウナやアウトドアサウナなどは基本的に撮影可能です。

事前に責任者に撮影の許可をいただくことが前提ですが。

アウトドアサウナは大概の場合、小規模経営なのでむしろSNSなどでどんどん宣伝した方が嬉しいと思います。

私自身2024年5月までアウトドアサウナで働いていたので、ほぼ間違いない情報です。

すみません。少し話がそれました。

結論ですが、FX30もしくはFX3が最もサウナ撮影に向いています。

順に解説します。

FX30/FX3とは


https://www.sony.jp/pro-cam/products/ILME-FX3/

FX3は2021年3月12日に販売されたシネマなど映像撮影用一眼レフカメラです。より綺麗な映像が撮れる10bitで撮影可能なのが特徴。値段は約50万円。

FX30は見た目と性能はFX3とそれほど変わらないですが、画素数がフルサイズより少ないAPS-Cレンズが搭載しています。そのため値段は30万円とお手頃な値段で購入可能です。

FX3/FX30はプロの現場でよく使われているので、発売から数年経っていますが、今でも通用するカメラです。

暗い場所が多いサウナ室内でもノイズが出ずに撮影可能


中にはスマホで十分じゃないかと思う方がいるので、詳しく説明します。

確かに最近のスマホは4K120p で撮影可能でLog撮影など一眼カメラ顔負けの性能なので、スマホで十分じゃないかと思うことがあります。

実際にiPhone15 ProMaxで撮影したことがあるのですが、下手なカメラよりiPhoneで問題ないなと思うことが多々あります。

それでもまだまだサウナ撮影では難しいところがあります。

それが暗い場所で撮影する時です。

iPhoneなどスマホの画素数はとても低いのが特徴。最新機種のiPhone15ProMaxでも画素数に関しては低スペックのスマホと同じです。

実際に暗い場所でスマホで撮影しましたが、もっと明るい場所で撮影してくださいと表示され、後で見返すとかなりノイズが走っていました。

特にスマホの手ぶれ補正で撮影する場合、もっと光をたくさん取り込まないといけないので、暗所で撮影するともっとノイズが走ります。

ノイズがある映像は見続けるのもキツイので、サウナ室内をスマホで撮影するのはあまりお勧めしません。

そこでオススメなのが、FX3などフルサイズで撮影することです。

フルサイズカメラは画素数がなんとスマホの30倍です。


https://www.sony.jp/msc/owner/recommend/alens/sensor_apsc_ff/

わずかな光でもフルサイズカメラがあれば、ノイズが無いきれいな撮影が可能です。


強力な冷却ファンがあるので、オーバーヒートして壊れる心配が少ない


https://www.sony.jp/pro-cam/products/ILME-FX30/feature_5.html

ここまで紹介したのはあくまでフルサイズカメラでは共通しています。

ただ私がここまでFX3/FX30を推しているのは強力な冷却ファンが搭載されているからです。

仕組みはいまいちよく理解していませんが、公式によるとアクティブとパッシブ両面で効率的に排熱をすることで動画撮影中の温度上昇を抑えることが可能になったとのことです。

これはどの状況下でも同じで、サウナ室内でもある程度は耐えられます。

正直スマホはあまり熱耐性がなく、炎天下で使うとよく熱により動かなくなります。

皆さんも思い当たるのではないでしょうか。

実際にサウナ室内で撮影してみましたが、数分とたたないうちに動かなくなりました。

とことんスマホはサウナ室内の撮影には向いていない仕様となっています。

それに対し、FX3/FX30は数分間サウナ室内で動画撮影しても耐えられる仕様となっています。

そううは言っても流石にサウナ室内で長時間の撮影は耐えられるように設計されていないと思うので、1シーン撮影したら一旦カメラを外に置くなど対処をする必要がありますが、それでも他のカメラと比べると明らかに排熱性が高いなとは思います。

以前、ZV-E10でサウナ室内を撮影したことがあるのですが、しばらく動画を回していると熱がカメラにこもってしまい、持ってなくなりました。

FXは長時間撮影しても熱くて触れないといった状況はなかったです。

これで以上です。

いかがでしょうか?あとFXでサウナを撮影するメリットはバッテリー1本で2時間撮影可能だとか防塵・防滴性能が高いので、サウナなど厳しい環境下で撮影ができるなどたくさんのメリットがあります。

値段は約30万円と手が出しにくい値段ですが、スマホでは満足できなかったサウナ室内の撮影がFXで撮影することで満足に撮影ができたので、これからサウナ室内を撮影するときはFXも視野に入れていいんじゃないんでしょうか?

ではまた。



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