「酒は百薬の長」の嘘
外来で患者さんによく伝える言葉があるんですけど、何かと言うと、「お酒は一滴でも体に害をする」という事実です。
1900年代後半から2000年代初頭にかけて出た論文で、少しぐらいの飲酒はむしろ体に良いという結果が出たという発表がありました。当時の酒飲みの方がみんな喜んだわけです。酒は飲んだ方が体に良いことが科学的に立証されたと。酒造会社や広告代理店、お酒の小売店主の方々も大喜びしたことでしょうね。飲んだ方が体に良いんだから、飲みなさいと言えるわけです。科学的に飲んだ方がいいって証明されたんだから、もっと適度な酒を飲みましょうとなったわけです。
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