統合失調症青春狂騒回想録発症後2度目の入院編 5
二週間ぶりに外に出ると、自律神経失調症気味の色眼鏡のおじさんが調子悪そうに歩いていた。
可愛い子とt子とs口さんで、タバコを吸ってるとき、めちゃくちゃガラの悪い足の甲まで刺青の入った身長180cmくらいのやつが入院してきた。t子は完全にビビってしまい、僕もやばいなぁーと思っていると、そいつは完全に院内の主人公になり、背中の彫り途中の刺青は菊の御紋にするつもりです。と言っていた。
風呂の日がやってきて、自律神経失調症気味のおじさんにも、立派な和彫りがあり牡丹や蟹などが入っており、新しく入ってきた菊の御紋のkも鏡のところで、カミソリを看護師さんから受け取りすごい目つきで剃っている。小指が一本なかった。
kとおじさんはすぐに仲良くなり、おじさんのことをおやっさーんと呼んでいた。
s口さんはその頃退院となった。
kとおやっさんは僕の部屋に来て、ベッドを上げ下げして、へへへ〜っと笑っている。カミソリの件やベッドの件で自己防衛しなければと思った僕は外泊の際、隠してスイスアーミーhttps://amzn.to/3V4EHjuのナイフを院内に持ち込んだ。
そしたら、それがバレてまたしても僕が二週間の隔離になった。
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