内科学会セルトレ問題からの学び2023年
こんにちは。
2023年度の日本内科学会セルフトレーニング問題、みなさんも解いていますでしょうか?
毎年毎年、解きながら勉強することでレベルアップしていける問題がいっぱいあります。
このnoteでは、問題そのものは記載できませんが、問題からの学びのエッセンスをまとめてみました。
総合内科専門医の試験対策や生涯学習として、ご参考にしていただければ幸いです。
総論
医療安全・ヘルスリテラシー
・teach back
医師が説明した内容を、患者さんが自分の言葉で主治医に説明し返す方法
・Ask Me 3
患者さんが何を質問すればいいかをわかりやすくするために、3つの質問をしてもらい、それに医師が答える手法
・Root Cause Analysis
・Two challenge rule
チームステップスの一部
・Warm Handoff Plus
医療チームの2人のメンバーが、患者(および家族がいる場合はその家族)の前で直接行うハンドオフ(引き継ぎ)
患者もチームメンバーとして参加し、臨床的問題、現在の状態、ケアプランについて話し合われている内容を聞くことができるようにする
心理的安全性
医療の質・安全学会誌 15 巻, 4 号(2020)で特集されています
・心理的安全性の度合いは,基本的に医師>看護師>その他の職種の順で高く,医師は医師であるというだけで心理的安全性が高く,潜在的な権威勾配の存在を示唆している
・自分の知識に自信がある職員は,心理的安全性とはあまり関係なく知識共有が行えるが,自信のない職員は心理的安全性が高ければ知識共有を行える
・心理的安全性の高い医療チームでは,インシデント報告件数が多い
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日本DMAT活動要領の一部改正について
医政地発 0208 第1号 令和4年2月8日
DMATの派遣は被災地域の都道府県の派遣要請に基づくものである。ただし、厚生労働省は当分の間、被災地域の都道府県の派遣要請が無い場合であっても、緊急の必要があると認めるときは、都道府県等に対してDMATの派遣を要請することができる
嚥下機能評価
PDNレクチャーより
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