え!診断士資格が独立に役立たない?
あなたの診断士資格は、いざというとき役立
ちますか?
コロナの問題で外出を控える方も多いのでは
ないかと思います。
企業内診断士の方は、時間の取れそうなこの
時期に診断士資格について考えてみるのはど
うでしょうか?
この話は、診断士資格を独立が必要になった
時に有利になると考えている企業内診断士の
方に少し耳の痛い話かもしれませんが、考える
価値はあると思います。
なお、独立準備をしっかり進めている方や全く独立
を考えていない方は読む必要がありません。
独立すると、自分のビジネスが何なのかを
端的な言葉で表現できているのかが、とても
重要なことがわかります。
加えて、自分のビジネスの告知の手段に
アイデアがだせること、販路開拓の具体的
方法をかんがえれることも重要になります。
この2つが基本的にできていないと、あなたの
ところにお客様が来ることはありません。
企業内診断士の方が参加される研究会や実務
従事は、人脈作り、知識の吸収、コンサルティ
ングノウハウ、の獲得に意味あることです。
ですが、自分のビジネスが何で、告知手段が
何で、販路開拓の方法をどう考えるか、などは、
研究会や実務従事では学べません。
そのため、診断士資格があれば、独立しても
困らないだろうと思われている方は
研究会や実務従事で補えない点がある点を
認識した方がよいと考えます。
じゃあ、自分のビジネスが何で、告知手段、
販路開拓の方法、などのノウハウを企業内
で得れるかというとなかなか難しい話になり
ます。
実は、これらのことは、実際に顧客を取る
本気のビジネスを行なわないかぎり
自分のものにするのは困難です。
アイデアを出し、お客様の反応を見て、
自分のアイデアを鍛えていくフェーズが
必要だからです。
サラリーマンが本気のビジネスを行うには
副業で実際に顧客を取るしかありません。
ですが、私が知る限り、一部企業を除き
ほとんどの企業は現実的に副業が難しい
状況にあります。
副業ができない会社員が、本当に独立に
効果のある学びは、自分のビジネスが何
かを考えさせる勉強会であるとか、ビジ
ネスの告知の手段を考える勉強会、販路
の広げ方をシミュレーションできるよう
な勉強会が効果があると考えます。
企業内診断士の皆様、万が一に備えるの
であれば今の取組が本当に正しいのか考
え直してみませんか?
DRM研究会 八木 則茂
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DRM研究会 https://drm-smec.com
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