【エッセイ】映画『恋のゆくえ』
最近ジャジーなポップスに心惹かれ、「ジャズっぽい雰囲気」を味わいたくて辿り着いた映画です。
長年バーやホテルのラウンジで演奏してきたジャズピアニストコンビの兄弟が、行き詰まりを打開すべく女性シンガーをメンバーに加える事ではじまる人間模様を、沢山のジャズ・スタンダードと共に描いた、ちょっと古い映画ですがビタースイートかつオシャレな作品で、充分「ジャズっぽい雰囲気」を味わう事が出来ました。
ミシェル・ファイファーがジャズシンガー役なのですが、本人が歌っているらしいです!キャット・ウーマンから、シングルマザーのキャリアウーマンまで、幅広い役をこなす女優ですが、まさかジャズまで歌えるとは!
細いですがニュアンスのある声で素敵でした。先日亡くなったバート・バカラックの『The look of love』の演奏まで聴けて嬉しかったです。
しかし、本当にいい曲で惚れ惚れします。
バカラックの曲で一番好きです。
兄弟役の俳優陣も人生の悲哀を感じさせるいい味出していて、とにかくカッコ良かったです。
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