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プラネタリーヘルス拠点@鳥取県江府町

江府町とtenrai株式会社は、2022年11月にプラネタリーヘルス連携協力協定を結びました。
水を育む環境を守りながら、誰一人取り残さないという理念の下、町をあげてプラネタリーヘルス実現のためのアクションを起こしていきます。

江府町とtenraiのプラネタリーヘルス連携推進協定調印式@せせらぎ公園あやめ館

江府町の有休施設である、せせらぎ公園あやめ館を再生の拠点に、大山山麓の'火’の川流域にプラネタリーヘルスを実現する文明の装置を仕掛けます。

せせらぎ公園は、古来から使われてきた水源がある2haの公園です。

古来からの水源の周囲には縄文の頃から人が暮らしていただろうと言われています。田んぼだった場所を環境教育拠点にするために20年以上前に建てられました。

これから初夏にかけては、公園一帯で蛍がみられます。

でも、10年来使われておらず、ビオトープは枯れ、セイタカアワダチソウに覆われる藪状態になっていました。
このどこかに水源があるはずなのですが、もはや辿り着けません。

藪蛇が出そうなかつてのビオトープエリア

水道竣工以降、この水源が使われなくなったため、前々代の町長のお父上が水の神様を納める為にこの祠を建てたそうなのですが、草が多い茂って辿り着けません。

龍神さんん祠にも辿り着けない状態に

江府町は奥大山の豊かなブナ林が大量の水を抱える水源の町。
プラネタリーヘルスアクションとして、最初にやるべきことは、水源の再生と龍神さんの復活に違いない。
というわけで、せせらぎ公園のイメージ図の右側には、水源と龍神があります。

プラネタリーヘルス推進拠点のイメージ図


伸び放題の草を借り、まずは水源を発掘する作業をしました。
まずは、水路の上流で流れを止めている草を引っこ抜き、せせらがなくなったせせらぎ公園にせせらぎを戻しました。

そして、本丸の水源エリア。
この一体どこから水が湧いているのか、、、

全く手探りの中、草に立ち向かいながら微かに聞こえてくる水音を頼りに進んでいくと、、、

なんと、枯れているかと思われた水源からは水が沸き、透明な小川が現れました。
水源は確かにそこにあったのです。
でも、地下の水脈が滞っているためか、水源の保水力は低下しているようです。
この水源の診断をするため、土中環境の視点から水源や森林を再生する専門家・高田宏臣さんに依頼して、5月のゴールデンウィークにフィールド調査に来ていただくことになりました。
5/3はせせらぎ公園のグランドオープンイベント「奥大山地球会議」で、高田さんと共にこの水源の周囲を観察しながら大山山麓の湧水地や環境の再生をテーマにディスカッションしていきます。
プラネタリーヘルスアクション、ぜひご一緒ください。

申し込み・詳細ページ

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