バレーボールの原点
それは幼稚園時代にさかのぼる
幼稚園時代にとても嵌まっていたアニメがある。
どれくらい嵌まっていたかというと、主人公の女の子がポニーテールをしていたから、あんな風になりたい、と小学校5年生までお尻くらいまでのロングヘアだった。
そのアニメとは………。
アタックNo1
Wikipediaによるとアニメの放送開始は1969年12月とあるので、さすがに最初の放送ではなく、再放送を見て魅力を感じたんだと思う。
このアニメは、昭和の時代のスポーツアニメあるあるの、「スポ根」といわれる分野に入ると思う。
それを主題歌の中で、主人公のこずえが語るこの一言が表す。
「だけど、涙がでちゃう。女の子だもん」
今はこんな練習をやっているところは無くなったと思うけれど、非情なレシーブ練習。選手一人に対して、その選手が倒れ込むまで続ける、というもので、肩や胸にボールを当てられて倒れ込んで、ふらふらと起き上がって、というシーンの言葉。
とはいえ、同世代の子ども達とぶつかったり励まし合ったりしながら成長して、最終的には世界と戦い、MVPを取るという王道のようなスポ根アニメを見ていた幼少時の体験。
ランニングしている主人公のこずえのポニーテールが左右に揺れる姿に、あこがれを持ち、髪の毛を伸ばした自分。
そういうドラマ性に惹かれるものがあったのだろうと思う。
面白いのは、どんなに記憶をたどっても、「バレーボール」という競技をやりたいと思ったことは、一度もない。
Wikiによると、「それまでテレビを見ていなかった小学生 - 高校生の女子が本作品を見るようになったこともあり」とあるし、放送していたフジテレビは、この放送中に「春高バレー」をはじめ、その後のワールドカップバレーの放送だけでなく運営に関わるようになった、とあるので、このアニメがバレーボール界に果たした役割は大きいようだ。
ただ、個人としての私は、春高バレーを見た記憶もない。ただ、その後に日本代表の地上波での放送は、ほとんど見ていた記憶がある。
そこからの経緯はNoteの過去の記事にあるので、興味があればぜひ。
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