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6. 科学的根拠からみた小児の胃腸炎とプロバイオティクス(整腸剤)
今回は「整腸剤」としてよく処方されるプロバイオティクスについて解説してみました。
プロバイオティクスの処方薬として多いのは、ミヤBM、ラックビー、ビオフェルミンなどです。これらの有効性がどのくらいのものか、ご存知ない方も多いとおもいます。
そこで、今回はこの薬について詳しく解説してみました。
さらに、プロバイオティクスに関して、ヨーグルトなどにも含まれていますが、ヨーグルトが実際に胃腸炎のときに食べて下痢の期間が短縮するか、延長するかをみた研究もありますので、そちらも合わせて解説していこうと思います。
ブログではプロバイオティクスだけで60本ほど、ヨーグルトのみで5本ほどの論文を解説しながら、今回の記事をまとめあげました。
プロバイオティクス(整腸剤)とは?
下痢の時に処方される整腸剤ですが、活性生菌製剤や乳酸菌製剤などと呼ばれることもあります。整腸剤は生きた乳酸菌などを錠剤または粉末にしたものです。
「乳酸菌」とは、「代謝により乳酸を産生する細菌類の総称」であり、特定の菌種を指すものではありません。乳酸菌のうち、ビフィズス菌、フェカリス菌、カゼイ菌などが多く使われています。
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