週給327万9,300円レターをリバースエンジニアリング
一般的な会社員だと週給10万円程度の中、週に327万円以上稼ぐコピーライターCHが、どうやってセールスレターを書いているかご存じですか?
100年以上前に書かれたレターがヒントを与えてくれます。
具体的には、非常に特徴的な構造を持っているのです。
と言っても、ぱっと見では気付かない方も少なくないと思います。
恐らく、売れたセールスレターの分析を始める前の私であれば、読み取れなかったでしょう。
ですが、2022年4月30日現在までに、合計33本のレターを1文1文分析してきた結果、このレターがどのように書かれたのかが読み取れるようになりました。
つまり、全体を3つのパーツに分けて考えていることが分かったのです。
この構造が見えると(少なくとも私は)自力で彼のレターを書けそうな気がしました。
というのも、後はその各パーツの詳細を埋めるだけだから。
私の言葉だけだと信憑性が無いかもしれませんが、実は超一流のコピーライター達も口を揃えて「説得は構造」だと言っています。
例を挙げるならES、RC、MMなどなど。
したがって、コピーライティングというのは荒く言ってしまうと効果的な構造を考える作業だということです。
その核となる構造をどうやって考えれば良いのか?をこのレポートでは解説します。
ただし、一般論を解説しても使えないので、この記事では、週給327万9,300円を稼ぐセールスレターを題材に取り上げました。
レポート内にはレターの邦訳と、その私なりの分析も載せています。
分析では、一文一文、レターを書いたコピーライター(このレターだとCH)が
・なぜその文を書いたのか?
・なぜその単語を使ったのか?
・なぜその順番で語ったのか?
・他にも語り得ることは色々考えられるが、なぜそれらは書かなかったのか?
などを考えています。
したがって、この分析に書かれている考え方を応用すると、売れるレターを書くコツが掴めるでしょう。
コピーライティングの書籍を何冊も読んでみたけど、まだイマイチ売れるレターが書けないという方は、書籍で学んだ「原理」が実際に使用されている利用例を見ることになります。
その為、使い方の感覚が掴め、自力で売れるレターを書けるようになるかもしれません。
あるいは、「コピーライティングは配慮からできている」という私の持論を採用するならば、ビジネスに限らず、普段のコミュニケーションにも応用できることになります。
(実際、個人的な話ですが、私は売れたレターの分析から得た配慮の仕方を異性とのやりとりに応用し、結果も出しました。)
なお、私は普段は元の英語のレターを分析していますので、ここに書いた分析も英語のレターの分析です。
したがって、英語が得意でしたら、元の英語のレター(リンクは以下に貼っています)と見比べながらこの記事を読むことを強くお勧めします。
英語が得意でなくとも、この記事を読めば、コピーライターが配慮していたこと(の中で私がこのレターを分析した際に読み取れたもの)は理解できるようになっているはずです。
では、CHが、一語一語に何重もの意図を込めた、芸術的レターをお楽しみください。
私は現役の理論物理学者として研究者を行なっています。ただ、アカデミアの世界は経済的に厳しく、優秀でも諦めてしまう学生さんが多くいます。私は将来的に彼らに自力で稼ぐ力を付けてもらえる会社・奨学金の設立を目指しています。サポートはその為の資金に活用させて頂きます。