伝説的コピーライター「ジョン・ケープルズ」の35の公式の20を貫く公理
広告の父と呼ばれるデイヴィッド・オグルビーが名著中の名著と呼ぶジョン・ケープルズの書籍をご存知ですか?
あるいは、その中で教えられている、ヘッドラインやダイレクトメールのティーザーを書くのに使える、効果実証済みの35の公式をご存知ですか?
もしあなたが勉強熱心であれば、35の公式は空で言えるかもしれません。
では、実はその35の公式の20もが、ただ1つの公理で理解できることはご存知でしたか?
20、あるいは35もの公式を覚えるのは大変ですよね。
少なくとも私はとても覚えられなかったので、本から抜粋し、メモしていました。
上の公理に気付くまでは。
ただ1つの原理で半分以上の公式が理解できることが分かってしまえば、もはや公式を覚える必要はありません。
公理から導けるからです。
あるいは、ジョン・ケープルズの本には載っていない公式さえ、自力で考え出すことも可能。
実は、この公理に一貫して則って書かれたレターがあることをご存知でしたか?
レターを書いたコピーライターが同じ原理に到達していたかは不明ですが、私が発見した公理と全く同じ狙いが徹頭徹尾貫かれていることが読み取れます。
この原理に基づいて書かれた結果、そのレターは読者を引き込み、莫大な売り上げを上げました。
この記事では、一貫した目的を持つセールスレターの邦訳と、その私なりの分析を載せています。
分析では、一文一文、レターを書いたコピーライター(このレターだとGH)が
・なぜその文を書いたのか?
・なぜその単語を使ったのか?
・なぜその順番で語ったのか?
・他にも語り得ることは色々考えられるが、なぜそれらは書かなかったのか?
などを考えています。
したがって、この分析に書かれている考え方を応用すると、売れるレターを書くコツが掴めるでしょう。
コピーライティングの書籍を何冊も読んでみたけど、まだイマイチ売れるレターが書けないという方は、書籍で学んだ「原理」が実際に使用されている利用例を見ることになります。
その為、使い方の感覚が掴め、自力で売れるレターを書けるようになるかもしれません。
あるいは、「コピーライティングは配慮からできている」という私の持論を採用するならば、ビジネスに限らず、普段のコミュニケーションにも応用できることになります。
(実際、個人的な話ですが、私は売れたレターの分析から得た配慮の仕方を異性とのやりとりに応用し、結果も出しました。)
なお、私は普段は元の英語のレターを分析していますので、ここに書いた分析も英語のレターの分析です。
したがって、英語が得意でしたら、元の英語のレター(リンクは以下に貼っています)と見比べながらこの記事を読むことを強くお勧めします。
英語が得意でなくとも、この記事を読めば、コピーライターが配慮していたこと(の中で私がこのレターを分析した際に読み取れたもの)は理解できるようになっているはずです。
では、GHが、一語一語に何重もの意図を込めた、芸術的レターをお楽しみください。
私は現役の理論物理学者として研究者を行なっています。ただ、アカデミアの世界は経済的に厳しく、優秀でも諦めてしまう学生さんが多くいます。私は将来的に彼らに自力で稼ぐ力を付けてもらえる会社・奨学金の設立を目指しています。サポートはその為の資金に活用させて頂きます。