20230810(64日目)ランチェスターとコトラーで見てみる大阪の選挙事情
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さて、64日目のテーマは、「自民党本部の大阪選挙区候補者公募に見るコトラーのリーダー戦略」です。
東京方面ではわからないのですが、今年の5月に自民党が大阪選挙区を刷新すると報道があり、大阪では俄かに話題となっていました。
その後、一斉公募となったわけです。
さて、この戦略自体を分析するにあたり、2021年の衆議院選挙以降行われた大型選挙の得票数を分析していきます。
2021年衆議院選挙での分析
まず、2年前、2021年10月の衆議院選挙を見てみましょう。
こちらは小選挙区と比例代表に分けて考えます。
まず、全国の小選挙区での党派別の得票率。
小選挙区の得票数は擁立者が多ければ多いほど、得票のシェア率も向上しますので、全国組織を持ち合わせている自民党や立憲民主党が上位なのもうなづけますし、何より、自民党がこの舞台では半数近いシェアを誇っています。ランチェスター戦略的に言えば、安定目標値41.7%を超えており、絶対的な強者といえます。
一方で、日本維新の会は8.4%程度であり、存在感はでてきたものの影響力という面ではまだまだこれからといった数値です。
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