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20200724　（普及用）枚方市駅前に「ある」（間も無く「あった」になる）超オススメの露天風呂「goen」

嶋田研志郎（クニツエージェント代表）

（トップ画はgoenさんのオフィシャルページより）

今回のコロナウィルス騒ぎで色々なものが移り変わっていきます。

人も、風景も、お店も色々あります。

私の地元、京阪枚方市駅、徒歩1分のところにある、goenさんもその一つ。残念なことに、7月31日を以って、閉店されることとなりました。

京阪本線の乗降者数第３位を誇りながら、「ホテル難民」を発生させることで地元では有名な、わが町、枚方市駅前。そこに、2017年開業した、ドミトリー型と個室を併設したホテルが、goenさんでした。

ようやくつながりができたタイミングでの閉店

今回、私が事務局長を務める、地元の枚方市・交野市を伝承や文化で活性化を目指す「天の川・交野ヶ原日本遺産プロジェクト」の「天の川で愛を叫ぶ！」の動画を流してくださり、ようやくつながりができました。

あえて、「ようやく」と書きましたのは、プロジェクトメンバーである、「彦星さん」が開業当初から、つぶさに広報活動を行ってくださり、今回ようやく、形になったので、そのご苦労に感謝の意味も込めて記録に残します。

7月7日の本イベント後、なんと、7月一杯で閉店しますという、スタッフの方のお言葉。

実は、私も常々、「あの露天風呂に入ってみたい」と思っていたのに、近くにありすぎて、「いつでも行けるよね」という慢心に、お天道様から「ええ加減にセェ」と頭をどつかれた気分でした。

お金を払って行けるうちに行こう！goen一人合宿開催。

お店がそこで営業してくださっているのはとてもありがたいことだと改めて感じます。閉店してしまったら、その設備が目の前にあってもサービスや商品を提供していただくことは、いくらお金を払っても（会社を買収すれば別でしょうが）できないわけです。

今をときめくダー子様と山Pが共演していた、「プロポーズ大作戦！」でこんなセリフありましたよね。

「明日やろうは大馬鹿野郎だ」

ということで、このオリンピックが開会するはずだった、４連休を利用して、２連泊と露天風呂の利用をしてまいりました。

ちなみに、１泊目は、なぜか、「幻の同期オンライン飲み会」が発生し、「盆踊りの未来を考える会」というダンサー、コンビニ店主の跡取り息子、企業研修のアレンジ営業さんと私というライングループができましたw

これもそういう縁なのでしょうね。

風呂嫌いな私がgoenさんの露天風呂をオススメする理由

私ね、あまりお風呂好きではないんですよ。

仲間と銭湯行っても、早風呂でちゃっちゃと上がってしまう。

そんな私が、goenさんの露天風呂をオススメする理由を紹介します！

①1,500円/時で貸切のプチラグジュアリー空間

露天風呂の貸切時間が、1,500円/１時間で、１組３名様まで。２時間までの貸切が可能。

宿泊者限定ということですが、ドミトリーが今回、１泊3,000円ぐらいだったので、３名で利用して、１つドミトリーを撮ったとしても、頭割り、１時間で1500円。２時間で2000円。

貸切の風呂でワチャワチャできることを考えるとドミトリーかりても、「ありかな」と思うぐらいの体験です。

②目の前には市役所や枚方城が見える

これこそ、異空間な感じですよね。平日の昼間だと、役所の方が仕事してるのを遠目に見ながら、ひとッ風呂。さすがに、すだれがかけられていて、丸見えとはいきませんが、特徴のない地方都市の駅前に突然現れたオアシス感はとてもよかったです！

③フェイスタオル・バスタオル・シャンプー・コンディショナー・ボディソープがついてる！

これ、何気に大きいと思います。要は、手ぶらで行っても、予約さえとっていれば入れるということです。

④ひのき作りを感じさせる板

実家は檜風呂と言ったら、日ハムから阪神に移籍した片岡選手の応援歌ですが、何よりラグジュアリー感の秘訣は「ヒノキづくり！感」です。

ヒノキかどうなのか、わからなかったので、あえて、「感」としています。

⑤銭湯を失った地元民のオアシス

うちの駅前ですが、昔は３件ほど、銭湯がございました。しかし、3年前に全て廃業してしまい、今、銭湯行こうと思うと、車で10分ぐらいのところになります。

複数人で銭湯を利用する値段を考えると、意外と価格競争力はあったのではないかと思うわけです。地元民からしたら、歩いて行けるし、貸切だし。

あえて、あえて言わしてほしい！露天風呂の活かす別の方法

もう、後の祭りということは承知の上ですが、ビューティフルドリーマーだとどこかのタイミングで、同じ1日を繰り返すので、メモしておきますw

①雨降った時のロール屋根が欲しかった

私が入った時間帯、雨が降ってたんですよ。それもオツなんですけど、強いて言えば、雨を避けれるロールやね（出し入れ可能なやつ）があればなぁと。利用者が手で回すものでいいと思うんですね。

ま、故障時やそれ以上の雨が降った時どうすんねんというツッコミはあると思いますが。。。

②斜め上の壁が残念

お風呂はいった時にね、風景がすだれで隠されると人間、自然とその上に目線がいくんですよ。

そこが、ヒビ入った打ちっ放しのコンクリート。。。

そこね、そんなにお金かけなくてもいいので、枚方宿で歌川広重が書いた淀川の浮世絵を貼ってもよかったのではないかなぁと。

名称未設定

というのも、goenの建物の入り口にこの絵が飾っていまして。。。

画像2

この絵、私が編集している、日本遺産プロジェクトの記事でも取り上げたのですが、

枚方で出てくる、絵なんですよw

こういう発想持っているなら、露天風呂にも活かしたらよかったのではないかなぁと思うわけです。

③シャワーと蛇口が一つなところ

これ、一人や家族で利用する時はいいのですが、意外と友人とかだともめるところかなぁと。誰が先に洗うとか。

④宿泊客の単価向上に加えて宣伝用途の利用客拡大

この露天風呂自体が、宿泊客の満足度向上と単価向上が狙いだったと思うんです。実際、英語での案内も載せてましたから。

ただ、ここにホテルがあることを知っている枚方市民も少なかったと思うんです。露天風呂を通じて、「あそこ、ホテルやで」という口コミを創出することはできなかったかなぁと。

気をつけないといけないのは、あくまで、露天風呂は地元の方への宣伝のために使用するのであって、収益にはしないというところ。露天風呂を通じて、goenを知ってもらう。あと、高齢者の利用が増える場合は、緊急時のスイッチも用意しないといけないと思うので、少しオペレーションは改善しないといけません。

⑤プランや遊び方の多様化

上の流れに通じて、逆に、1日貸切で泡風呂できるとか、自分のスマホをつなげると音楽がかけれる（音量に関しては、ある一定以上は制限されるようにしておく）とか、希望があれば、飲み物をプレミアムプランでお届けする（ここ重要、持ち込みはNGにしておいて、店員さんが持っていく形式が良いかと）

お湯を蛇口から貯めるためのお風呂だったので、追焚きもできませんし、湯の入れ替えに時間がかかるだろうから、いっそのこと、１組にプラチナプランで貸すというのはありかなと思ったりしたわけです！

別れがあれば、出会いもある。プロジェクト主題歌を歌ってくれる地元アーティストのBARがオープン！

GS美神で唐巣神父が

「別れがあるからこそ出会いが愛おしい」

という名言を残されていますが、GOENさんという大事な駅前のお店の一つを失う7月。その翌月、8月7日には駅を挟んだお向かいに新しいお店が並びます！

その名も、「ReMEMBERS」。

伝説のライブハウス、ブロウダウンがかつて入っていたビルの横のよってこやのお向かいです！

このお店でオープン時にライブされる眞鍋さん@SELF-PORTLAITは天の川・交野ヶ原日本遺産プロジェクトのテーマソング、「星降る街」を提供してくださっています！

「枚方を渋谷みたいに伝統と最新が織り混ざったスクランブルな街にしたい！」

そんな気持ちで、今年下半期も駆け抜けていきます！

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「文化こそ、付加価値の源泉である」といえる、21世紀の日本を目指した、思考実験と結果まとめの日記です。（ちょこちょこ雑談も入ります）

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