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正社員はベーシックインカム
COMEMOがnoteと連携される前に書いた記事で、取り上げてもらったことがありました。
その後、バタバタしていたのですが、さっそく書いていこうと思います。
今回のテーマは「どう変わる正社員」です。
正社員が魅力的な所
私は、今、昼はサラリーマンで夜は副業とまではいきませんが、地域活性化関連の事業に関わっています。いずれは、ある程度経済を回すようにしていこうと思っています。
両方を経験していて、正社員の良さを感じるのは、
① 源泉徴収なので、税務関係でややこしい手続きが一括される
② 社会保険料を会社が半分肩代わりしてくれる
③ 事業に関する細かい法整備などもある程度業界団体などから回ってくる
④ 会社のコネクションが使えるので、営業活動などが個人に比べると有利
このあたりだと思います。
正社員が魅力的でないこと
逆に正社員が魅力的でないところ
① 決まった時間に通勤しなければならない(時間的拘束)
② 異動や転勤など会社方針に逆らえない
③ 仕事と賃金がマッチしない
といったあたりかと思います。
この2点を鑑みて、大事なことは
もはや、戦後の高度経済成長期の給与モデルを期待できない
という当たり前のことですね。
昇給制度を考えず、初任給をベーシックインカムとして副業を推進する
上記タイトルに掲載したことが、コピーです。
要は、正社員としての立場や収入をベースに活かして、副業で付加価値を生み出していく。昇給がないから、ライフステージごとに収入が必要になれば、副業なり社内営業で収入を得ていく。
もちろん、副業での稼ぎがよくなってくれば、正社員として雇われている会社に経費払うのも一つです。
ただ、これは、今の教育ではできる人とできない人に大きく分かれるのも事実。では、どこから手をつけないといけないのか?
時給換算の値決めを辞めてみる
時給換算というのは、根本的に、人間の尊厳を否定する考え方です。ただ、最低賃金を時間給で示さなければ、労働者を雇う側の意識が堕落し、労働者を搾取する可能性があるため、「最低でも」として時間給で表記しているのです。
本来、私たちの時間に値段がつけられますか?
実は、正社員と副業の議論を詰めると、そうした、いわゆる「哲学的な問い」にまで発展してしまうのです。だから、チャレンジングであるし、そこに挑戦できる立場を得たということ自体が、非常に幸せなことでもあると思います。