映画「違国日記」


面白すぎた。

それぞれのキャラクターに辛い過去や人には話せない事があって、それはお互いに理解出来ない。

理解出来ないけど、寄り添えることは出来る。

朝が一番酷い目に遭ってる気がするけど、それは分かりやすい傷であって、人には気付かれない傷を負ってる人もいる。

それぞれに孤独と悩みがあって、誰かの一番にはなれなくて、絶望して溺れて、それでもどこかの誰かは救いの手を差し伸べてくれて。

希望に満ち溢れてる作品ではないけど、心地良い優しさで溢れている。

友達だとか、恋人だとか、母親だとか、親戚だとか、枠には収められない関係がある。

枠に収めすぎだし、枠に収まってないと感じる違和感。


瀬戸康史があまりにも良すぎる。

伊礼姫奈の目つきが鋭くて凄い好き。

染谷将太は相変わらず最高。


どのキャラクターも良すぎて、泣きそうになった。

優しくて前向きになれる映画。

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