映画「大怪獣のあとしまつ」
面白いとか、面白くないの前に、話の内容が理解できなかった。これは僕の理解力の無さのせい。世間で酷評されてるほど酷くは無かったけど、2時間にギュッと縮めた結果、色んなモノを放ったらかしにして終わった感じ。続編がある終わり方だったけど、色んな意味で楽しみ。続編も観に行きたい。
染谷将太の身体中にキノコが生えてるシーンが、トラウマ急にキモい。鳥肌が立って、まじキモい。そして、染谷将太が何者なのかよく分からないままキノコ人間として見せ場を終わり、超役不足。
山田涼介・土屋太鳳・濱田岳の三角関係も描かれてるけど、これもよく分かんない。土屋太鳳と濱田岳は夫婦だけど、土屋太鳳は山田涼介が好きで愛してるし、濱田岳は片山友希と不倫してるし、山田涼介が謎の存在過ぎて、マジでよくわかんない。そして、よくわからないまま終わる。
オダギリジョーの登場は必要だったんだろうか。「大豆田とわ子」ばりに後半から出て来るけど、映画の流れを変えるわけでもなく、ただ登場人物が増えてワチャワチャしてすぐ役目を終わる。
僕が好きな女優の1人、SUMIREはめちゃくちゃ良かった。サバサバしてる感じ、女っぽい感じがないのが新鮮でめっちゃ良かった。
終始、退屈な作品で、最後のトンデモ展開は意味分からなすぎるし、それやっちゃったら何でも良くない、って思う。怪獣が存在してる時点でリアリティは無い世界観だけど、それにしても最後のリアリティの無さは口をあんぐり。観てて「ドント・ルック・アップ」ってめちゃくちゃ面白かったんだなと思った。巨大彗星で困惑するのと、大怪獣で困惑するって点では似てるっちゃ似てて、偉い人達が余裕そうなのも似てるけど、絶望感があまり無いというか、なんか呑み込めない作品。
続編が楽しみです。
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