
ブラウンチーズクッキーに託した思い。
BROWNCHEESE COOKIE
ブラウンチーズクッキー
作ろうとしたのはクッキーではなく、
ブラウンチーズを常温で届けるカタチと
料理や製菓におけるブラウンチーズの可能性。
ありがたいことに、
お客さんの中に根強いファンの方も多く、
また料理人やお菓子関係者の方からも、びっくりした(いい意味で)と意見をいただくことが多く嬉しいです。
はばからずに言うとお客さんにはもちろん、ですが同業者やプロの方々に"おっ"と引っかかってもらうことは意識しています。
というのも、
チーズの副産物、"ホエイ"の活用の選択肢を作りたいと日本で初めて製品化したナカシマファームのブラウンチーズ。
ブラウンチーズの詳しい話↓
ブラウンチーズの本場であるノルウェー商工会議所さんに取材していただいた記事。

市民権を得るため国内外のチーズのコンテストへ出品したりしてきましたが、それはチーズとしての話。
まず美味しいチーズをつくる。
それが大事ではありますが、
より多くの選択肢が広がるために
必要だと思っていたのが料理、特に製菓での活用でした
少し話がそれますが
たとえば
チーズはたんぱく質、
(その時ホエイが出る)
バターや生クリームは脂肪分、
(その時脱脂乳が出る)
そうやって乳が分岐しながら形を変え、
個別の要素を強めていきます。
そしてブラウンチーズは乳糖。
乳から糖分を取り出した材料ともいえます。
(さらにはメイラード反応の香味も)
話を戻しますが、
製菓でバターや生クリームが当たり前に使われている現在があるように、
同じようにブラウンチーズが甘みとして使われる未来もじゅうぶんありえます。
その未来に近づくための役割がこのブラウンチーズズクッキー、なのです。
ーーーーーーーーー
常温ではないですがBROWNCHEESE CAKEも同じ。開発はこっちがはやかったな。
ブラウンチーズケーキのまだ構想段階の話。
懐かしい。