チーズメイカーが考える"モノサシ"
新しい道具にし、製造工程を大きく変えている白カビチーズ。
今日は3回目のトライでした。
3度目の正直。
なんていいますが、
新しい試作なんかをするとき、だいたい3回目で方向性は定まります。
1回目と2回目の試作で
A地点とB地点の"モノサシ"ができ、
3回目は間を狙うか、外を狙うかがわかってきます。
4回目以降は再現性を高め、ブラッシュアップ。
踊り場と階段的に品質を上げていきます。
っとまぁ、
踊り場ですめばいいですが、
季節ごとに再現性高めていくのはなかなか大変です。
ただ自分の中にモノサシがきちんとあると、条件が変わっても仮説が立てやすく、大まかな正解にたどりつきやすくなります。
また、もし上手くいかなかったとしても、迷ったといでも、モノサシがあるとニュートラルな状態に戻ってこれます。(軸っていいかえてもいいかもですね)
こんな感じで、チーズの原理原則を知るのはもちろんですが、自分自身の動かし方を知る必要があります。
ものづくりって運動神経いるなぁって思います
#白カビチーズ
@nakashima.farm
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?