通わずしてゲット可能な運転免許一発試験について
教習所・自動車学校に通わなくても、免許を取得する方法があるってご存知ですか??
ざっくりですが、運転免許試験場(センター)で学科・技能試験の受験、合格後に講習を受講して「運転免許証」を交付してもらう。
よく「一発試験」「一発合格」と呼ばれる方法です。
「一発試験(合格)の方が時間がかからないので、いいのでは?」
「免許取得の費用が、抑えられるかも!」
と思いますよね。でも、「一発試験(合格)」は、なかなかハードルが高いと言われています。
今回は運転免許試験場(センター)で、直接学科・技能試験を受けて免許を取得する「一発試験(合格)」の流れやメリット、デメリットについてお伝えします。
「一発試験(合格)」で、運転免許証を取得するまでの流れ。
一発試験(合格)とは、教習所・自動車学校に通わず運転免許センター(運転免許試験場)で、そのまま学科試験と技能試験を受験する方法です。その他「飛び込み」や「飛び入り」とも呼ばれていますが、正しくは「普通免許試験の一般受験」や「普通仮免許試験の一般受験」と言います。
ちなみに「一発試験(合格)」と呼ばれますが、1日で免許が取れる訳ではありません。
その他、適切な指導をしてくれる人や環境も必要になるため、初めて運転免許を取得する場合にはあまりおすすめできる方法といえないのが実情です。
【運転免許取得までの、基本的な流れ】
①仮免許試験(学科・技能)
②路上練習
③本免許試験(学科・技能)
④免許取得時講習
【①仮免許試験(学科・技能)の概要】
各都道府県の運転免許試験場(センター)で、仮免許試験を受けます。
まずはじめに「適性検査」を受け、その後に仮免許の「学科」「技能」試験を受験します。
学科・技能試験の両方に合格すると、仮免許を交付されます。
学科試験:
自動車を運転するために必要な「交通法規」「交通ルール」「標識」などの知識が身についているかを問われます。
※すでに二輪免許証を取得している場合、学科試験は免除になります。
技能試験:
実際に運転免許試験場(センター)で自動車を運転し、安全に運転する技能が身についているかを試験します。
※技能試験は、学科試験合格後に予約が必要な場合があります。事前に確認してください。
【②路上練習の概要】
仮免許が交付されたら、一般の公道で運転の練習をします。
その際、実施した練習内容を記載した「路上練習申告書」を作成する必要があるので注意してくださいね。
「路上練習申告書」は、都道府県によって仕様が違うので必ず事前確認を行いましょう。
また路上での練習には、2つの決まりがあります。こちらも守って、練習を行ってください。
・運転免許証を取得して3年以上が経過した人、または二種免許を取得している人に助手席に座ってもらう
・1日2時間の教習を5日間以上行う
【③本免許試験(学科・技能)の概要】
路上練習申告書が完成したら、いよいよ本免許試験です。
仮免許試験取得時と同じように、各都道府県の運転免許試験場(センター)で本免許試験を受けます。
再度「適性検査」を受け、その後に仮免許の「学科」「技能」試験を受験します。
学科試験:
仮免許試験と同様に、自動車を運転するために必要な「交通法規」「交通ルール」「標識」などの知識が身についているかを問われます。
しかし難易度が上がっているので、しっかり勉強をしておく必要があります。
※すでに二輪免許証を取得している場合、学科試験は免除になります。
技能試験:
仮免許同様に、実際に自動車を運転して安全に運転する技能が身についているかを試験します。
こちらも難易度が上がっており、特に厳しいチェックが行われます。
※技能試験は、学科試験合格後に予約が必要な場合があります。事前に確認してください。
【④免許取得時講習の概要】
学科・技能試験の両方に合格したら、すぐに本免許を交付されるわけではありません。
合格後、必ず「免許取得時講習」を受ける必要があります。
講習を受講したら、いよいよ本免許が交付されます。
「一発試験(合格)」のメリット。
【メリット1】教習所・自動車学校にかかる費用を抑えられる
教習所・自動車学校に通わない分、費用がかかりません。
ただし受験する際の受験手数料や、合格後の免許取得時講習に参加する講習料はかかります。
【メリット2】免許取得までの時間が大幅に短縮できる
運転に関する必要な運転技能や知識を十分に持っていれば、教習所・自動車学校に通わない分の時間を大幅に短縮することができます。
参考
教習所に通った場合:最短13日+本免許試験*
一発試験(合格):最短5日+仮免許試験+本免許試験*
*教習所・自動車学校、都道府県によって異なる場合があるのでご注意ください
「一発試験(合格)」のデメリット。
【デメリット1】運転技術・知識がどこまで身についているか判断しにくい
自分で勉強や練習を行うため、教習所・自動車学校に通う場合と比較すると自身の運転技術や知識が、合格基準点に達しているかどうかの判断がしにくいです。
そのため、自信をもって運転免許試験場(センター)で試験を受験しても、合格しなかったという事も。
【デメリット2】試験の不合格時、不合格理由がわからない
仮免許試験、本免許試験で不合格になった場合、「どこが不合格になったのか」のアドバイスはもらえません。
そのため再度試験を受けるまでに何を勉強したらいいのかがわからず、なかなか合格しないという事があります。
【デメリット3】技能試験の予約によって運転免許証取得まで時間がかかることがある
技能試験が不合格になった場合、再試験を受けるために改めて予約を取る必要があります。
その際、次回の技能試験の予約が近い日程で取れず、2~3週間待ちになるケースも珍しくありません。
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