20年ぶりのUSJでシングルライダーとなった話②

こんにちは。

『御茶ノ水、全部飲んでみた』と申します。

ここからは前回からの続きとして、USJに行った日のことを書いていきます。
USJのどのエリアまで進むかは未知数です。

それでは、USJ編です。

御茶ノ水、大阪でサクラバシ919を聴いてみた

いきなりラジオの話です。

USJに行く前日の23時00~1時00分まで、毎週月曜日にラジオ大阪で生放送しているSKE48鎌田菜月のサクラバシ919を聴いていた。

普段はミクチャの配信やradikoのエリアフリーで聴いているのだが、ここは大阪。
エリアフリーにしなくてもラジオ大阪が聴ける地域のため、とても感動する。
旅行に行った時、その地域の放送局でラジオを聴くのはラジオリスナーあるあるだと思う。

サクラバシ出口 見つけたときはテンショ上がりました

大阪で鎌田サクラバシを聴き、鎌田さんにメールを読んでいただく。
これほど最高のラジオの楽しみ方はない。
最高の気分で眠りについた。

御茶ノ水、USJにインパしてみた

深夜まで起きていたツケに苦しみながら早起きし、ホテルを出発する。
朝ごはんは食べずに、アイスコーヒーだけぶち込んで電車に乗った。

公式サイトにUSJの開園時間が8時30分と書いてあったので、8時00分より少し前にユニバーサルシティ駅に到着。
右手にキングコングの看板を眺めながら、心を躍らせながらUSJのゲートに向かっていく。
この時点で、ションテンガリアーである。

ついに、USJへ

しかし、何か様子がおかしい。

遠くから絶叫系アトラクションの悲鳴が聞こえる

ちょ待てよ!営業時間って「8時30分」からじゃないの??
僕の心の中のリトルキムタクも黙っていられない。

調べたところ、どうやら開場時間が早まることがあるらしい。
こうしてUSJビギナーは洗礼を受けるのだ。
「これが大阪のやり方か…!」

「ぐぬぬ…!出遅れた…!」そう思いながら、入場ゲートに並び、スタジオパスを提示する。
スタジオパスや、エクスプレス・パス、エリアへの入場整理券などの管理はすべてスマホ一台で完結するためとても楽だ。良い時代になったものだ。

クルーの方が私が一人で来ていることを瞬時に察してか、めちゃくちゃ話しかけてくれる。その優しさに入場時点で泣きそうになった。

ゲートをくぐり、無事にUSJにインパ。
インパとはUSJ用語の一つで「入園すること」を指すらしい。一度ドヤ顔で言ってみたかった。

ここですでに楽しい

目の前に広がる豪華な街並みに、圧倒される。
パークマップや、自分の現在地はUSJのアプリで確認することができるが、なんせ20年ぶりのUSJだ。
どこに何があるかよくわからん。

とりあえず、最初の目的地は、スーパー・ニンテンドー・ワールド
心の中のリトル松村北斗がつぶやく。

Where is the SUPER NINTENDO WORLD?


御茶ノ水、ジョーズに食べられてみた

地図を参考に、スーパー・ニンテンドー・ワールドに向かっていると、ジョーズに出くわした。
あの吊り下げられたジョーズと写真が撮れる人気スポットだ。
これはジョーズに食べられそうになる写真を撮ってもらいたい…!

自分の後ろに小さなお子様連れのファミリーがいたので、そのパパに声をかけたところ、快く写真を撮ってくれた。
親切にご対応いただき、どうもありがとうございました。

ジョーズ

お礼に、そのパパからスマホをお借りして、素敵なファミリーの家族写真を撮影させてもらった。
あのファミリーがこれからも幸せでありますように。

御茶ノ水、スーパー・ニンテンドー・ワールドに行ってみた

ジョーズと別れを告げ、ついに、スーパー・ニンテンドー・ワールドの入り口にたどり着いた。入場前から胸が高鳴るのを実感した。

入り口付近のカートで「パワーアップバンド」なるものを販売していた。
このバンドがあると、エリア内でミニゲームに参加できたり、エリア内で獲得したコインの数をアプリ上で確認できる…という簡単に言えば課金アイテムだ。
しかもなかなか良いお値段がする。

楽しみたいか!ならば金を払え!!グハハハ!!

クッパの笑い声の幻聴が聞こえたが、御茶ノ水、余裕でルイージのパワーアップバンドを購入。

USJでの支払いはQUICPayが使えたので、ドラえもんの秘密道具「オールマイティパス」のような感覚でポンポン使っていた。

あの日払った金額を、その時の僕はまだ知らない。
(この言い回しで急に思い出したのですが、「あの花」っていいアニメでしたよね。)

入場ゲートで入場券を提示すると、クルーのお姉さんの掛け声のもと、一緒に「Here we go!」と言い、マリオのようにこぶしを天高く突き上げる。
もうこの時点で恥ずかしさも何もなくなっている。
恐るべしUSJ…

国境の長い土管を越えると、マリオの世界であった。

SUPER NINTENDO WORLD

目の前に広がるマリオの世界に、心が躍った。
ひととおりエリアを散策した後、その日初めてのアトラクションとして、マリオカートに乗ることにした。

御茶ノ水、ついにシングルライダーになってみた

その時のマリオカートは「100分待ち」と表示されている一方で、「シングルライダー 60分待ち」と表示されていた(たしか)。
人気アトラクションでも待ち時間がかなり短縮できることに驚く。

マリオカート

アトラクションの入り口で、勇気を出してサーキットのクルーへ声をかけた。

シングルライダー 一人です。」

そう答えると、クルーの方が通常のレーンとは別のレーンを案内してくれた。
「おっしゃ!ついにシングルライダーになったぞ!!」と興奮した一方で、先ほどの自身の発言について「一人なんだからシングルライダーなんだろ…」と「頭痛が痛い」的な表現をしてしまったことにひとり頭を抱えた。
細かいことだが、個人的にこれがすごく引っかかった。
ラジオにメールを送る時もこんな感じでメールの送信まで悩む時間がある。
文章の書き方や、他者への伝え方をもっと上達させたいものです。
次こそは堂々と「シングルライダーです!」と志願しなくてはならない。
まだシングルライダーとしての心構えがなっていないことを痛感した。

一般の待機列をスイスイと抜かして、クッパ城の奥へと進んでいく。
クッパ城の内装がリアルすぎて、待ち時間もめちゃくちゃ楽しい。
待機時間はその世界観を楽しむために、ラジオを聴いたり、YouTubeを見たりしなかった。

クッパの石像 デカい

時間にして、40分くらいでアトラクション乗り場まで来た。
想定していたよりもめちゃくちゃ早い。
外国人観光客とご一緒させていただくこととなり、ついにシングルライダーデビューを果たした。
展開的にはSixTONESの松村さんと同じだぞ…!?

同じカートに乗っていた方々と「Are you ready!?」「Yeah!!」などといったやり取りはなかったのだが、同じカートに乗っていた全員が大興奮していた。

結論、マリオカートはめっちゃくちゃ楽しかった。
座席が揺れる揺れる。
急加速、急停止、急回転の繰り返しで、カートに乗っている全員が叫びながら楽しんでいた。

別にマリオカートは得意ではないのだが、同じカートに乗っていた4人の中で私が最もコインを獲得していることが分かり、シングルライダーとして少し誇りを感じた。

「シングルライダー最高だぞ…!」

実は私はエクスプレス・パスなるものを購入していたので、そのパスでもう一度マリオカートに乗ることにした。

これはディズニーランドのファストパスに該当する券であり、事前に購入しておくと、対象のアトラクションを優先的に案内してもらえる魔法のパスである。
しかし、このエクスプレス・パスがまあ高い。
(さすがあきんどの国やで!)

アトラクションを効率的に回りたいのであれば購入するべきものであろうが、これが家族旅行ならば泡を吹く金額になる。

ところがどっこい、私はシングルライダー。
最大限にUSJを楽しむために、惜しまずに課金しました。

「最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もオチャノミッシュなやり方でいかせていただきます。」by ハリソン御茶ノ水

2周目のマリオカートはシングルライダーの時よりも待ち時間がかなり短く、体感としては20分くらいだったと思う。
シングルライダーの時とはまた違う順路でレーンを進んでいったため、前回とは違うクッパ城の内装を楽しむことができた。
エクスプレス・パス、買ってよかったです。

2周目のマリオカートは日本人の色んな世代の方々とご一緒した。
全力で楽しんだが、コインの獲得数は1回目の方が多かったのが悔しかった。

その他、エリア内のミニゲームを片っ端から周り、すべて全力で楽しんだ。

隠れピクミン
パックンフラワー でけぇ
クリボーのミニゲーム
ドッスン


たまたまマリオとルイージにも会えました。

ニンテンドーニキたち


ヨッシーのアトラクションやキノピオのカフェは待ち時間が長く、次の予定も迫っていたため、今回は見送ることとした。

個人的には、ニンテンドー・ワールドのグッズショップでボム兵のグッズを買っておけばよかった…と少し後悔している。

USJにインパして早々に、沢山の思い出を作ることができた。
ニンテンドーワールドから帰る時は、寂しさを感じた。
また行きます。

ここまで書いてきましたが、まだ当日のお昼くらいまでの話です。
この後も、ハリポタエリアに行ったり、ハリドリに乗ったり、フライングダイナソーに乗ったりします。
続きはまた今度。

ここで一曲 SMAPで「Battery」

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