20年ぶりのUSJでシングルライダーとなった話③

みなさんこんにちは。
『御茶ノ水、全部飲んでみた』と申します。

ニンテンドー・ワールドを楽しんだ後は、ハリポタエリアに行ったのですが、昼と夜に行くことになるので、それはまた別の時に書きます。



御茶ノ水、ハリドリに乗ってみた。

ハリドリ

私は絶叫系のアトラクションが大の苦手なのだが、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドには絶対に乗ると決めていた。
これは、僕がまだ中学生だった2013年。
SMAP×SMAPの企画でSMAPが5人旅をしていた時に、メンバーが乗ってめちゃくちゃ楽しそうだったのと、当時はSMAPのBatteryを聴きながら楽しむことができたので、ずっと行きたかったアトラクションの一つであった。
残念ながら現在はハリドリでBatteryを聴くことはできない。

「あの時に行っておけば…」と後悔しているので、今では「行けるものは、とりあえず行く」というマインドを大事にしている。

今回、私が絶対に聴くと決めていた曲はAdoさんの「唱」
エクスプレス・パスを活用して、待機時間を大幅にカットし、いざ乗車。
正直乗る直前までめちゃくちゃビビっていたのだが、それがワクワクへと変わった。

Adoさんの「唱」最高すぎる。

徐々に頂上へ登っていく最中、いつもの自分ならば目をつぶってしまいそうになるが、Adoさんが熱唱してくれているおかげでよゆうのよっちゃん。
頂上から見えた景色はそれはそれは絶景であった。
そんな時間も一瞬で、43mの高さから一気に急下降。
ここの浮遊感が半端ではない。そこからはもう正直全然覚えていないが、とんでもないGに「うぉぉぉぉぉ!!!」と耐え、途中からはあの浮遊感と疾走感がとても気持ちの良いものだと感じられるようになっていた。

乗車時間はあっという間で、あれだけビビり散らかしていたのに、心の底から楽しんでいた。

その快感が忘れられず、一度出てからすぐにシングルライダーの列に並んだ。
およそ45分ほど猛暑の中で待つことになるのだが、そんなの気にしていられない。
体があのGを求めていたのだ。もはやハリドリジャンキーである。

2回目に乗った時は、米津玄師さんの「KICK BACK」を選曲したつもりだったのだが、シートから聴こえてきたのは

Nah-Nah-Nah-Nah-Nah, Ready for my show

曲選択のボタンを誤って操作しまったようだ。しかも途中から曲は変更できない。
しかし、2度目のAdoさんも最高だった。
周りの乗客も各々が曲に合わせて歌っていたので、今度は自分もノリノリでほぼ叫びながらAdoさんと一緒に歌った。

本当はバックドロップにも乗りたかったのだが、待ち時間がハンパなく長かったので、また次回に乗ることにする。

ハリドリは2回とも同年代くらいのメンズ集団と相席することになった。ありがとう。
ハリドリのおかげで、絶叫系が苦手だった自分に、少し自信が持てるようになってきた。


フライングダイナソーも行けるんじゃないか…?



御茶ノ水、刀鍛冶の里に行ってみた

次に向かったのは、鬼滅の刃のアトラクション「鬼滅の刃 XRライド ~刀鍛冶の里を疾走せよ~」

鬼滅大人気でした

VRゴーグルを装着して乗るアトラクションであり、鮮明な映像世界と、かかる重力が見事にシンクロし、圧倒的な臨場感が楽しめるまさに新時代のアトラクションだ。

個のアトラクションに乗る際は、いきなり記念撮影スポットを通らなくてはならない。
後々知ったのだが、それは炭治郎などのキャラクターと一緒に写真撮影ができるものだった。

キャストのお兄さんに提案されるポーズのまま撮ったのだが、おそらくМ-1グランプリ決勝で漫才師たちがファイティングポーズをする写真みたいになっていたと思う。
(なかなかなお値段がするそうなので購入は諦めました)

エクスプレスパスを活用してサクサクと進んでいく。多分待ち時間は20分くらいだったと思う。
その時の鬼滅の刃のアトラクションは120分待ちと表示されていたので、エクスプレスパスを購入しておいてよかった。 
Time is money.  時は金なり。

いざ、アトラクションに乗る!となったが、二人乗りであったため、外国人観光客のおじさんと一緒に乗ることになった。
そのおじさんは家族と一緒に来ているようであり、鬼滅の刃のことを特に知らないまま連れてこられているような感じであった。

すまんなおじさん。
私は鬼殺隊士。思う存分騒がせてもらうぞ…!

炭治郎ぉぉぉぉぉ!!!

禰󠄀豆子ぉぉぉぉぉ!!!

無一郎ぉぉぉぉぉ!!!

甘露寺さぁぁぁん!!!

弦弥ぁぁぁぁぁぁ!!!

上弦のぉぉぉぉぉ!!!
(お前らいくつだっけ?)

自分が鬼殺隊に入った気分で、全力でアトラクションを楽しんだ。
感動のあまり自分でも驚くくらい声が出る出る。

映像の技術と臨場感が半端ではなく、上弦の鬼は怖かったし、炭次郎や柱の皆さんがマジで心強かった。

VRゴーグルを外してアトラクションから降りる際に、隣にいたおじさんが微妙な表情をしながらこちらの方をチラッと見てきた。

多分隣にいたおじさんに「Oh…crazy Japanese…」と思われていたと思う。


御茶ノ水、フライングダイナソーに乗ってみた

SixTONESの松村さんが、シングルライダーで乗り、はしゃぎすぎて一緒に乗っていた海外から来たファミリーにドン引かれたというフライングダイナソー。ついに行ってきました。

「ハリドリも乗れたしいけるっしょ!」と思って、意気揚々とジュラシックパークエリアに来たものの、宙づり状態の人たちがとんでもない悲鳴を上げて猛スピードで滑走している姿を見て、ソッコーでビビり散らかしました。
フライングダイナソーの下から5組くらい滑走している様子を見て、怖すぎて他のエリアに行ってしまおうかと思ったくらいであった。

しかし、ここで自問自答した。

自分は何のためにUSJに来たんだ?
松村さんの一人USJに影響されたんじゃないのか?
松村さんになりたいんじゃないのか?
(それは無理な話)

推しの力というものは偉大です。
覚悟を決めてシングルライダーの列へ並びました。

荷物は貴重品・スマホも含めてすべてロッカーへ預けてから列に並ばなくてはならず、待ち時間は何もできない。
ただ、悲鳴を上げて滑走していくゲストを見守るだけだ。
それだけでなかなかの恐怖感だ。

さすがはシングルライダー。サクサクと待機列が流れていき、もうアトラクション乗り場まであと少し…と思った矢先、場内アナウンスが流れた。

パーク上空に雷雲が発生しているため、アトラクションの運行を一時中断します。

おいおいマジかよ。ここまで来て乗れないってことはないよな…
まさに暗雲立ち込める。

「待機列に並ぶ前に躊躇していた時間がもったいなかった。」
「もっと早い時間帯に並べばよかった。」
とその日の反省が止まらずきりがないため、階段の壁際にもたれかかるようにして、仮眠をとることにした。

しかし、天は我らに味方した。
30分ほどの中断を経て、「アトラクションの運行を再開します。」とのアナウンスが入った。
待っていたゲストたちから大歓声が上がる。
私も心の底から安堵した。これでやっと安心して東京に帰れる。

ほどなくして、ついにフライングダイナソーに乗る瞬間がやってきた。
隣には同年代の男子3人。とても心強い。
シートに乗って安全バーで上半身だけでなく、足首の部分もがっちりと固定される。その直後、シートが90度傾き、地面と水平状態になる。
「終わった…」
この時点で絶望感がハンパではない。

プテラノドンに掴まれて宙づりになった状態で、どんどん上昇していく。
真下で手を振ってくれるゲストの方々が本当にありがたかった。自分も今度からはそうしよう。

フライングダイナソーに乗った感想としては、

プテラノドンに捕まったら終わり

頭から真っ逆さまに落ちたと思ったら、グルングルンに振り回される。
浮遊感とかかるGが半端なく、内蔵から声が出ていたと思う。
乗車時間はあっという間で、恐怖の中にも爽快感があり、最高の思い出となった。
今度USJに行くときは、真っ先に並びに行きたい。
ビビりまくっていた自分は勇敢なシングルライダーとして成長することができた。

最高に楽しかったです。

SixTONESの松村さんがラジオであそこまで楽しそうにシングルライダーについて語っていなければ、一人でUSJに行こうとは決して思わなかったはずだし、個人的に当時はSixTONESのファンクラブに入るかすごく迷っていた時期であったため、ニッポン放送的に言えば、私にとっては間違いなく「あの夜」の一つです。

非常に腰が重たい性格をしている私を、シングルライダーへと導いてくださった松村さんに改めて感謝を伝えたい。

松村さんのおかげで最高の思い出を作ることができました。
本当にありがとうございました。
これからも応援しています。

他にもたくさん思い出はありますが、いったんここまで。

個人的に松村さんがめちゃくちゃかっこよくて、ハリドリで流れたらアガると思う一曲

SixTONESで「CREAK」

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