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読書の秋(2024/10/17の日記)

・今回の日記は諸々の都合により長いです。本編は③からはじまりますのでそこまで飛ばしていただいても大丈夫です。


①: 前書き


 過ごしやすい気温がどうとか言った手前あれなんですけど、なんだか普通に暑いですね。今日はこの日記の場を借りて、こなさなければならない宿題を片付けようと思います、してその宿題とは。


 先日、友人のあぷりこってぃさん(@ko_tanstory)主催の「コンセプトオフ会」なるものに参加してきました。「コンセプトオフ会」というのはあぷりこってぃさんが今年、毎月に渡って開催されているオフ会で、「食」「名前」「文理対抗」と言ったような遊戯王に関すること以外のコンテンツをオフ会のコンセプトに設定し、ただデュエルするだけではなく、コンセプトに沿って遊ぶことでより楽しく遊戯王しようやといった趣旨を持つオフ会です。

 先月の8月にはあぷりこってぃさんの誕生日が8月だったこともあり「8月が誕生日の人」のオフ会が開かれ、みんなでお互いを祝い合うというなんとも森の仲間たちもビックリの微笑ましい会が開かれたわけですが、それが今回は10月開催という事で「読書の秋オフ」と相成ったわけです。

 「読書の秋オフ」、これ自体は殆ど普通にデュエルするだけのオフ会だったのですが、このオフ会の参加者にはオフ会後にブログなどで遊戯王に関する記事を投稿する義務が課せられていました。参加者同士が感想や知見を共有する。それをもってして「読書の秋」とするわけです。

 して、私は別にこのような機会が無くとも一応普段から日記を投稿している身ともなれば、普段の日記のタイトルの一回を「オフ会感想」とちょこっと書き換えるだけで、遊戯王のオフ会に参加することが可能とあってはこれは随分お得な話なわけで、あぷりこってぃさん直々の招待を参加の2つ返事で返答したわけです。

 そんなこんなでオフ会に参加し、つつがなく楽しくデュエルを終え「まま、程なくしてオフ会の感想を書けばよかろう」などと安穏とした日々を送っていたわけですが、記事投稿期限の残り半分を切った頃、先んじて投稿されていた他の参加者の方の記事を拝見しているとどうにも凝った記事も多い。皆さん真面目だなあと思うと同時に、自身の執筆意欲だけでなく、折角の機会だしもう少し何か考えるべきかという気持ちも沸いてきた。

 という事で思案するも全く良い案浮かばず。遊戯王に関することは普段から配信などで多くを語りきっており、今更なんだというところなのでした。



②: 何について書くのんか?


 ところで私は、以前は(ニコニコ動画時代は)、遊戯王について発信するカジュアルプレイヤーは、意外にも文章よりも動画を始める人の方が多かったように感じています。それは、プレイヤーは学生が多数を占めており、時間的制約の違い、はたまたは当時の動画のクオリティの低さによる編集のハードルの低さなど、更に当時はnoteの様に使いやすい文章媒体もなかった事もあり、全く動画の方が簡単だったからであるからだと想像しているわけですが、最近では寧ろ順当というべきか、上記の理由が全て逆転し、当然の様に文章媒体による発信も多くなってまいりました。

 そうなるとプレイヤー同士の繋がりも、かつて私たちが「動画勢」等と呼ばれたように、ブロガー同士によるものになってくるのは自明であり、昨今はエックス内で引用リポストを用いて、お互いの意見、感想が交わされる日々であります。

 プレイヤー同士の関りが増え、繋がりが広がるのは何とも微笑ましい所であり、そうやって活気が強まる事で、遊戯王の読み物が増える事は私にとっても何とも喜ばしい事なのですが、一方で私自身は何とも、あのやり取りにむずがゆさを感じているところがありまして、というのも、言葉を無理に押し出して、頑張って褒めている用に見える事が度々あるのです。

 これは新しい文化の特徴となっている部分と言いますか、引用リポストによる「宣伝」の意味も伴った意見発表により、肯定的な事しか書けていないのでは?といった疑問がどれにもついて回ります。それも「やってもらったからお返しにやる」といった義務感の様なものも多分に含まれているように思います。別にそう思う事自体は私の中での出来事であり、そういう事が起きているのは自然というか、なんならもしかしたら私の杞憂という事もあるかもしれないんですけども、私も拝読して何か意見を述べたいと思った時は、そのようにしてしまうと私みたいなひねくれ者の方に同じように思われるんじゃないかと不安に駆られ、ひっそりとコメント欄に感想を打ちこむようにしているのです。


 ここで今回のオフ会のコンセプトの話に戻るわけなのですが、今回のオフ会はざっくばらんに言って「参加者同士で文章を書きあって読みあおう」という、言うなれば作品の発表会・品評会の様な側面を持っています。ともすれば、大手を振って他者の文の内容について人目に触れるところで感想を書いても、ルールの範疇となれば公式に許可が下りるというもの。ということで今回の「読書の秋オフ」、私の記事の内容は、「参加者全員の記事を読んで感想を書く」にてやっていこうかと思います。

 全員が投稿を完了すれば私を抜いて31件あるはずで、これでは中々な量になってしまうので、一言、二言ずつ位のテンポ感でやっていこうかと思います。正直に書くつもりなので、訳の分からない事や適当に書いた人は、今から覚悟していてください。

 では、スタートです。


③: 読書感想文(見出しは敬称略にて失礼)


 ちなみに順不同です。


Y:Pオツカレーナ

 トップバッターは友人のY:Pオツカレーナさんによるシンプルなオフ会レポート、持ち込んだデッキの解説と対戦レポートについて記されています。

 私も、大会などに出ていた時期にいつも思っていたんですけど、対戦レポートとか書かれる人ってすごい、よくそんなに細かく覚えていられるなあって思います。こういう時、私は常人より記憶力が低いんだろうな、不出来だなという事を思わされてしまいます。

 「ジェット抜き青眼」というのはつまり、「真の光」が破壊された時のデメリットを抱えながら、ジェットドラゴン以外のカードでどれだけケアしながら立ち回れるか、という事らしく、それに関しての本人の考察が書いてあります。

 オツカレーナさんとは実際にオフ会の方でもデュエルさせてもらったんですけど、新規ブルーアイズのカードパワーを制御出来ていて、絶妙に良いとこ取りができているように見えて素晴らしかったです。


二条咲夜

 二条咲夜さんによるオフ会レポートです。主に使用デッキと感想について書いてありました。

 創世神デッキのフィニッシュにビッグバンシュートが使われているのがフレーバーが香っていいですね。しかし、創世神を3種積みする時、ニューロンのレシピでのカード並びで、創世神を真ん中に配置したくはならないのでしょうか?

 オフ前日に発売した「スプーン」や最新パックの「アイザ」といったカードも使われていてアンテナの高さに目を見張るばかりです。「アイザ」のデッキは序盤の接続がスマートで良い、無理してない感じがします。


レオオオオオ

 友人のレオオオオオによる「カジュアルプレイヤーとは何者か?」について切り込んでいく記事です。レオはいわゆる遊戯王の復帰勢というものになりまして、一昔前のカードには疎いものの、デュエル動画黎明期の変遷や空気感といったものに精通しておりまして、今や貴重となる知見について語られております。

 かつての多くのデュエリストが引退した上に、更にはこういう風に意見を書いてくれる人は更に少ないので、懐かしい気持ちに浸れて嬉しいということです。「はてなブログ」なのもまた、当時を感じさせられてしまう。おじ。


さとっぴ

 友人のさとっぴによる手札誘発論争に一石を投じる記事です。

 長くなってしまうのでここでは敢えて深くは触れませんが、私も勿論遊戯王をカジュアル環境でプレイする者として、手札誘発論争に関しては思うところはあります。そもそも私はカードを入れる入れないに関しては全て「デッキに合うか合わないか、もしくは好み」だけで判断しているので、「防御札」は一括りにして考えていて、それが手札誘発だからどうだという事はないんですよね。デッキに合わせたサーチ範囲内にその手札誘発が含まれていれば普通に採用することもしょっちゅうで、ニビルとかはコンボもしやすいのでかなり好みになります。

 でもさとぴの言っている通り、増Gとかコンダクターとか、一枚でデュエルを崩壊させられるカードもある一方、手札誘発だけど全然パワーを持たない奴などもいるので、おそらく先手で使えるかどうかは話の要点ではないんですよね。そういうのは分けて考えるべきかなというのも同意です。


たかゆき

 尊敬するデュエリスト、たかゆきさんのウィジャ盤デッキの紹介です。初めてのデッキ紹介記事らしいですがこれは恐らく嘘でしょう。あまりにも読みやすいため。

 これも嘘になります、彼は私をシルウィアで殺しました。

 死の宣告を集めてウィジャ盤を一気に揃える。私を含め、多くの人が挑戦したけど実際にはデッキにできなかったものを実践級で形にしていて本当にすごいの一言、このデッキは実際に使っているところも何回も見たし、何回か対戦したし、ですけどちゃんと決まっていて、その成功率に疑いの余地はありません。

 このデッキにおいては「レディを切り離してもコンボが達成できるという事」ここに気づけるかどうかがデッキの枠をどれだけ自由に使えるかどうかに繋がっており、それすなわちデッキにその人の色をもたらす事ができるという関所だと考えています。強いカードを使ってデッキを組むという事の裏にある、ギリギリのせめぎ合いを悩み抜くというのがよりオリジナリティのあるデッキを組むことを可能にするのでしょう。


 真面目な話の途中に唐突なマン吉のサムネは笑ってしまいます。


ハルヲクン

 友人のハルヲクンのデッキ紹介です。皇たるネプトアビスをメインに据えたコントロールデッキのよう。こういう特定のモンスターの特性を活かした小賢しいコントロールデッキ、私は好きです。相手がいないと成り立たないデッキとでも言いましょうか。机上では完結しなくて実践を見据えているもの、昨今の流行りのデッキ構築とはちと異なりますよね。

 この構築で他のアビスケイル入れたくならない事ってあるのですね。私なら絶対入れていました。なぜなら 泰亜版 CREATION PACK 05 でスーレア三種を占めるアビスケイルが全部ちょうど一枚ずつ当たったからです(自慢)。

 私の好きなネーミングは王道を往く「漢字+カタカナ」ですかね、「漢字(カタカナ)+カタカナ」じゃなくて「漢字(日本語)+カタカナ」がよい。「《弾丸特急バレット・ライナー》」のような。


 ハルヲクンの今回の記事は中々の文章量なんですけども、どれだけ意気込んで読み始めたり、読みやすい文章だったとしても、「解説」というその場で足踏みを繰り返す終わりの見えない文章は、読んでいて集中力を保つのが難しいですね。そのデッキの事で覚えていられるキャパシティを越えてしまうと頭に全然定着しないのを感じます。

 最後の方にハルヲクンの価値観を表明する話があるんですけども、こちらはすんなり入ってきました。こういうことを見ると世の中の教科書や解説書は学び手のやる気に依存しているなとも感じるし、本当に簡単な基礎の基礎の解説でさえ、色々な手法で無数に刷られている事も納得できるというもの。


大久保ユイ

 友人の大久保ユイさんのオフレポ&デッキ紹介記事です。サムネはTin缶みたい。画像が精査されていて、かなり視覚的に情報が入ってきますね。この人はいつもゼロゼロック使おうとしいる。ロックされてるのはおまえ。

 オフレポも簡潔で分かりやすいですね、彼と周りとの関係性がわかります。私は今回アイコンタクトであいさつ交わしたくらいでしたが(プロなので)。妻子持ちであり、その忙しさをこちらも感じる程にも大変そうなのに、努力して遊戯王に関わろうとしているのが感じられて嬉しいです。これからも無理せず頑張って欲しいです。


あぷりこってぃ

 主催のあぷりこってぃさんの、ウリアを最大限活かす事をメインに据えたデッキの紹介記事です。

 この記事、説得力が凄いです。ユイちゃんの記事とはまた違った感じで、すらすらと文章が頭に入ってくる、それこそ解説書?って感じでした。

 特に驚いたのが「不採用としたカードの説明」。ウリアを使うにあたって真っ先にデッキに入ってきそうな解門系カードが軒並み不採用なのですが、その理由がとても分かりやすいです。その他にも、一見良相性に見えるカードが多く不採用で、それでいてその代わりに入っているカードにはちゃんと説得力がある。やはり、常識を超えたその先にこそ「個」が宿ると確信します。

 あぷりこってぃさんは一個のデッキをかなり使い込みながら作っていくタイプのデュエリストなのですが、その性質はずばりこの「不採用とした理由」にとても濃く表れるんだなって事に気づかされました。つまり「使ってみて、~だったから抜いた」ってのは、当然ながら使わないとわからない事なんですよね。ただの解説記事の説明文にもそういうデッキの組み方みたいなものが表れるんだなと感心しました。


(R)タロウ

 Rタロウさんによるオフレポと使用デッキの解説です。

 オフレポってみんな何かとボケるイメージがあるんですけど、Rタロウさんは無理に面白おかしい感じにするわけではなく、細かいところまでよく覚えていて、その際の本人が思ったことなどの心の機微が書いてあります。文章の優しさからRタロウさんの人柄が出ている様な気がして好感が持てる内容です。やはり毎日投稿してる人は自己内省が巧みですね。


びた泥

  びた泥さんによるデッキ紹介です。メインは「ミラーフォース・ドラゴン」。びた泥さん直筆のサムネがとてもかわいいです。ミラーフォースドラゴン降臨後に無理のない形で強制攻撃まで視野に入れてるのが良いですね。

 私の場合、デッキを組む上で自分の中で無理やりかな?って少しでも疑いを持ってしまったコンボって敬遠してしまうんですよね。だから例えば今回だと、「攻撃強制できれば面白いコンボができる」と「今はトップハットヘアのおかげで攻撃強制が簡単」の間に「攻撃強制させる手段を作るのが手間」っていう心情が入ってきてしまい、その後の「トップハットヘアで簡単」まで辿り着けない、みたいなこともしばしばあって、もっとたくさん自分の中で知識を定着させないとなあと思うばかりであります。

 攻撃強制が簡単になった事は、もう恐らく忘れないでしょう。

 びた泥さんには謝りたいことがあるので、今度デュエルしてください。


浅瀬汐

 友人の浅瀬汐さんによる小説です、すごい!

  誰かに夢を託すのってどんな気分なんだろうか、想像したこともない。「勝ちを確信したのは二人いた」ってところ、演出としてとても良いですね。アツい。

 「スー・ティーポ」には何か元ネタがあるのでしょうか?


くれろん

友人のくれろんさんによるニューロン使いこなし術です。変化球だなぁ。センスが良い。あとオフ会レポ。

 「開くのが一々面倒」に対する回答があったとは…。これを機にアイフォンを色々触ってみたんですけど、実は使ってない便利機能がまだまだたくさんあるんですねえ。スケイルフロムアイズって感じだ。


りょか

 友人のりょかさんによるオフレポです、主に飯の話です。

 りょかさんはオフ会中であるにも関わらず、並んででも昼飯をちゃんと食う異常者として私の中で有名なのですが、その割にはランチタイムを意識していないのは意外でした。

 デッキ内にちらほらとシブいカードがチョイスされているのが気になります。

 りょかさん、安心してください。私は対戦レポは確かに読むけれど盤面なんかは全然イメージしていませんし頭にも全く入っていません。バカみたいなことが起きたかどうかだけ、もしくは相手から面白デッキのフレーバーが香ってこないかどうかだけ嗅ぎにいっている次第です。


リック

 友人のリックさんのデッキ考察記事です。

 コスモロック、「そういえばそんなのあったな令和最新版」が好きな私としては先に気づきたかったな、とも思いましたが、読めば読むほど大変そうだったので苦行はリックさんに任せる事にしようと思いました。正直読んでてしんどくなったのはリックさんの頭のおかしな文章のせいの様な気もしていましたが、最後の方で使えそうなコンボがいくつか紹介されていたので、それが対抗医薬物質となりなんとか一命を取り留めました。


オデコサンシャイン

 ミドリラジオ戦士としても名が知れているオデコサンシャインによる、「遊戯王Wiki再現 デッキ紹介」です。

 凝り性ですね~。この記事書くのは本当にめんどくさかったと思う、お疲れさまでした。でもすっげえ読みづらかったです。

 すっげえ読みづらかったですね。マジで。逆に遊戯王wikiのデッキ説明ってこんな読みづらかったんだ~って再発見でした、あの頃の我々はやりがいを搾取されていたみたいだ(暴論)。

 でも、まだデュエリストとしてぺーぺーだった頃、ガラケーに齧りつきながら、wikiの名前と説明文だけでカードイラストを想像し、リンクからリンクに一生飛び回って情報を貪っていた頃の記憶を呼び起こしました。懐かしさをありがとう。

 すっげえ読みづらかったです。


しろ銀

 しろ銀さんによる霊獣の解説です。霊獣の解説だなって感じでした。

 霊獣ってめちゃくちゃ難しい、というかややこしいが故にかなり敬遠されてるテーマですよね。しかしこの記事を読んだ私はお陰で2ミリくらい霊獣に詳しくなれました。みなさんより2ミリ差をつけたという事です。

 次回のデッキ紹介が霊獣デッキとの事みたいなので、そのタイミングでもう一度読んで、更に4ミリ皆さんに差を付けたいと思います。負けたくない人はしろ銀さんの記事を読んで勉強しましょう。


やぬー

 やぬーさんによるデッキ紹介&相談です。

 見るからにEXデッキがきつそうですね。こういう拡張性が著しく乏しくなってしまう前提がデッキに提示された時、私は耐えられなくて構築をやめてしまいがち。

 アドバイスは残念ながら大したことは思いつかなかったのですが、エンペラーは最速で出す必要がないタイプのエースモンスターなので、無理にゴヨウディフェンダーを使わなくともマクシムスとかで揃えてもいいのかな~って思いました。


あんぷら

 友人のあんぷらさんによる自己分析及び言語化です。彼のデッキの好みについて書いてあります。私にとっても多くが同意見となる内容です。

 あんぷらさんは私の中で非常に信用に足るデュエリストで、考え方や意思がハッキリ・理路整然としています。普段はしゃいでる様に見えて真面目、そんな彼の内面部分を表した文章でした。普段ははしゃいでいるが。


ぽれぐ

 ぽれぐさんによる、デッキ改築の変遷を交えたデッキ紹介です。

 「ラグナゼロ」は本当に良いカードですね。出た当時から今の今までずっと人気のあるカードであり、10人デュエリストがいれば10人使い方が違う。自身がエースでありデッキを回す力も持っている。使用者はこのカードの長所と短所を、伸ばし補う必要があり、デッキによっては進化体をチョイスすることもできる。遊戯王において最も完璧な調整を施されたカードの内の一枚と言えるでしょう。

 しかし、昨今のデュエルシーンともなればここまでラグナゼロを全力で推しているデッキは珍しく、それでいてなお、ぽれぐさん本人から「満足のいくデュエルができている」という言葉を引き出せているのは、嬉しくなってしまいますね。


べる

 べるさんによるオフ会で使ったデッキの紹介です。

 このデッキとはオフ会でも対戦させてもらったのですが、デッキとしては初動は長くて気になるものの、アニヒレーターは戦っててかなり面白いモンスターだなという印象が刻み込まれました。強さのラインが絶妙で、自分でも使いたくなりました。

 除去系のコントロール能力を持っているモンスターをメインにしてデッキを組んだ時に問題になる点の一つが「相手が何もしてこなかった時に何もする事がない」ところだと考えているんですけども、このデッキは自分のモンスターに当てる事でデッキを回す効果になる、という部分がそれを克服していて特に良かったですね。私はそういう遊戯王的に攻防一体のカードや動きが大好きなのです。

 アンジェリカはおもしれーカードだと思っていたのですが、意外と特化デッキを組んでいる人を見ていなかったので、そういうところも嬉しかったです。やっぱ私も考えよ~ってなりました。


オルド

 友人のオルドさんによる「あのデッキは今?」です。友人が多すぎる。僕は友達が多い。

 すごいですね。オルドさんってこんなにデッキを持っていたんだって思いました。こんなにオフで、または遊びで顔を合わせているのに彼の殆どのデッキとデュエルしたことがない、僕は彼の事を知らない。

 デッキを組む速度が結構早いんだなあと思いました。そして、過去のデッキもちゃんと調整している。ようよう考えたら、私の周りの人は、動画勢であるなどの特別な事情がない限りは、ゆったりのペースで一個を改造し続ける人の方が多い印象です。関西時代に一緒にやっていた人たちがデッキ構築のペースが速かったのでそれが普通だと思っていたけども、世の主流はこちらなのでしょうか。オルドさんはそのペースでデッキを組み続けてくれ、絶対に私を置いていくなよ。最後まで一緒に走ろうね。


Drop

  Dropさんによるオフレポです。

 対戦内容をよく覚えていますね(二回目)かなり真剣にデュエルに取り組んでる事が伝わってきます。防御の構えをしめしめと思っていたら透かされた。というのは私もよくやってしまうのでフフッてなりながら読ませていただきました。

 デッキの方は、サブプランにループによるバーンが組み込まれていているところがアツい。無理に狙うと微妙だから普通に戦いながらもワンチャン整ったら使える必殺技、みたいなコンボ好きです。居合ドロー入ってるデッキとかが所持している奥義。


さわむー

 友人のさわむーさんによるデッキ紹介です。轟雷機龍サンダードラゴンという、ガチでもカジュアルでも使われづらい不遇のモンスターがエースです。

 まず3年間に渡って一個のデッキを追い続けているのが凄い。どういった部分にその魅力やモチベーションを感じたのかお伺いしたいです。記事内ではテキスト以外の話が出てこなかったので。

 初動で使ったカードが最後まで活かされるというのがかなり個人的に好み。やはりそうでなくては。

 ポニクスを使うが原罪宝を使わない、レイジングフェニックスを1枚しか採用しない、轟雷機龍のコストが軽くなる自動帰還系カードはアンデットのみ。という、今回の記事で何回か出てきた「前提を打ち崩す事に成功している」意志の強いデッキです。ピン刺しで直接触りにいかないカードも多そうなので、実際に動かしているところも見てみたいです。


か(に)

 か(に)さんによるデッキ紹介記事です。お名前は何と読むのでしょうか、「かに」でいいのかな?春化精とジェムナイトを軸に色々が合わさったデッキ、語り口と枚数から練度が高そうです。

 私も最近また春化精を使ってデッキを考えているんですけども、春化精って意外と使ってる人が少なくて知見がたまってないんですよね。リィラップはかなりなる程って感じでした。ターン中に何回も蘇生する春化精と、リィラップは複数張っても同一チェーン上では一回しか発動できない問題が上手く噛み合っています。

 デッキ紹介記事は初めてとの事らしいですが中々のボリュームです、すごい。しかしこの文章量をプレッシャーに腰が重くなってしまっては本末リバースなので、もっと気軽にどんどん書いてくれたら嬉しいなあ。


あるかな

 友人のあるかな氏の、フェイバリットカードに関する記事です。

 グングニール、というか氷結界の龍はなんというか…かりすまって言うのかな、本当にかっこいいですよね。たぶん当時からやってる人の中での、強さと、値段と、それらによっていい意味で脚色されたかっこよさのイメージは、以降の時代のデュエリストが持ってるものとは明確に違うんだろうな、と感じるカードです。

 私のグングニールの思い出と言えば、

たまり場にて、きまぐれに買った英語版のデュエリストレボリューションから引いた強欲で謙虚な壷のシク1stを担保に「一枚しか入れれないレアカードより、汎用性が高い複数枚にした方が良いか」という考えの元にトレードしてもらったカードの内の1枚。

海馬がモクバに株を説明より引用

 といったものです。しかし絶妙な縛りからあまりデッキに入る事はなく、全然使わない内に再録されて泣きを見た気がする。

 こういう、カードについての思い出は千差万別でその人にしか書けないものなので、もっとたくさんの人に軽率に記事のネタにしてほしいですよね。


はまだな

 はまだなさんによるデッキ紹介、サムネの色に統一感があって綺麗。

 締め切りに追われていたようです。私は締め切り後に大手を振って書けるセコイ記事ネタを選んだので申し訳なくなってきました。

 抜いたとかタマとか言っててスケベです。どうやらギアフリードでも抜けるようでストライクゾーンがとても広い模様。何ならゼロフォースでも抜く。

 どうやらオフ会に持ち込んだデッキはルールミスが多かったようですが、次につながる知見を得られたようで良かったです。他人のデッキがルールミスで崩れるところを見るのは本当につらいものがありますからね。

 これなんていうサイトなんでしょうか?字のサイズと行間が丁度良くてすごく読みやすかったです。やっぱりnoteって、書くのはめちゃくちゃ気楽だけど、読む側のことはちょっと配慮しにくいよな~って思いました。


ササニシキ

 ササニシキさんによるオフレポです。対戦した相手にインタビューを行い、皆さんがオフ会に何を求めているか?価値観の掘り下げを行っています。非常に理知的でわかりやすい文章です。

 こうやって改まってインタビューする場所、欲しいですね。今現在では、オフ会後の飲み会とかが割とそこに当たる機会の様に感じていて、その時間を大事に、重要視しています。でも、その場では主に知り合いの話になってしまうのでもっと広い範囲の人に聞ける場を設けたい!!

 ちなみに私がオフ会に行くのは呼吸をするためです。


くらく

 くらくさんによるオフレポです。くらくさんは名前こそ何度かお見かけしたことはあるものの、お話したこともなく、他の人から情報を得た事もないのでその実態はヴェールに包まれています。しかしどうやら、私の友人とは交流があるみたいなので、もう友人と言っても差支えはないでしょう(友人の友人は友人なので)。

 レスキューラットの背景にチーズやヒマワリの種が描いてあるのは全くもって知りませんでした。背景一つで急にこいつのフレーバーが香ってくる、すごい情報ですよこれは。ありがとうございます。



④: 読書の秋オフ、感想


 と、言うわけで、今回の読書の秋オフに参加されていた方で(現時点で上がっている)記事の感想を書かせていただきました。ハッシュタグを頼りに辿ったので抜けがあったらスイマセン。

 本当は全員が上がってから書くつもりだったんですけども、思いの他全員分が上がるまで時間がかかりそうだったので えいやと踏み切る事にしました。最後まで待てなくてスマナイ。

 最後に、折角なので私自身のオフ会の感想を書いて終わりにします。


 今回のオフ会では完全新作を2つ、準新作のデッキを1つ持ち込みました。ここ最近は中々上手くデッキができていなかったこともあり、この3つの内どれかが当たってくれぇ!!!!くらいの、最早あてずっぽう位の勢いで振りかざしたデッキだったのですが、十分回ったとはいかないまでも、思いのほか新デッキの息吹を感じられ何とかなりそうです。本当にオフ直前まで粘って良かった。

 今回のオフ会はあぷりこってぃさんの意向により、対戦後に自分のデッキについて語る時間を取る事が義務付けられていました。

 これはエックスでもよく見る話題なんですけど、私、対戦後に自分のデッキについて語るマン嫌いマン何で?マンなんですよね。デッキの話はどんどんして欲しい派。例え対戦で上手くコンボが決まらなくて勝ってしまって「本当は~がしたかったんですよね~」ってなったとしても、別にいいじゃない。それこそ知見になる話も聞けるかもしれないし、折角のデュエルの機会を納得のいく形にできなくて惜しく思ってくれてるだけかもしれないし、そこでそんなに急にシビアにならなくてもいいじゃないかって思うんですよね。

 嫌いマンの主張と、それが結構民意を得ている結果、意見交換の機会が減っちゃうのは勿体ないな~って思うので、あぷりこってぃさんが「やれ!!」って大義名分をくれたのは嬉しかったです。その要素が、みんなのオフレポの追加の一文にまで繋がっていると思うので、非常に良い試みだったと思います。


 以上です。参加者の皆さん、主催のあぷりこってぃさん、お疲れさまでした。記事まだの人は頑張ってください。


ドリルフィールド









・勿論普通に日記書くよりバカクソゲロ疲れました。

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