「シロナガス島への帰還が面白い」(2022/11/17の日記)
・今回は「シロナガス島への帰還」のネタバレ無し感想です。
配信許可を出して下さっている作者様に感謝して、全編無料です。
■ 2022/11/17の日記
・ポケモンをやっていたらこんな時間になってしまいました、申し訳ないです。ニャオハさん…すこだ…。
・キーボードの調子がおかしい。
打鍵感が無いというか、なんか妙にむぎゅむぎゅなる、しかも、その部分が移動している。中に何かいるのか…??
・先日から私個人のゲーム実況チャンネル「ゲーミングドリルフィールド」にて、「シロナガス島への帰還」というゲームをライブ配信している。
・昔ながらの、選択式でストーリーが進んでいくタイプのノベルゲーム、ゲームジャンルではミステリーと書いてあるけど、ホラーの要素も結構強い。
・現在実況は6章までを終了して、ストーリーの雰囲気的に終盤に差し掛かっているっぽい。
・このゲームがめちゃくちゃおもしろい!
・steamで評価が圧倒的に高くて購入したのだが、現在凄く良いプレイ体験をしていると感じる。定価1000円という激安のモノを更にセールの時に500円で購入したのだが、この値段とゲーム体験が全然一致してない、セールじゃない時に買えばよかった。
・現在感じているこのゲームの魅力で特に実感する部分は「あまりにも無駄が排除されている」ということ。
・つまりそれは、アドベンチャーゲームとしてストーリーに集中できなくなる要素は徹底的に排除し、物語に没入できるようになっているということ。
・初めはミステリ色強めの脚本から入り、ホラーとして徐々に空気が重くなってくる、命の危険に晒される展開で緊張感を高めながらも、過度に死に直結する選択肢で何回もやり直させたりするという事はしない。
・登場人物の素性の明かし方、順番、ヒロインや主人公のキャラの立て方、が凄くシームレスにストーリーに絡めてあり、「このパート怠いな」と感じるシーンがとても少ない。
・「これどういう意味だろ…」って読む手を止める、変に難しい言葉や漢字は登場しない。
・作者の趣味丸出しなヒロインのマニアックさも、イベントスチルの多さや、少し不遇な感じですごく刺さりが良いし、変に脚本を捻じ曲げたり影響を及ぼしすぎて「そうはならんやろ感」が醸されないのも良い。
・必要な事が凄くコンパクトに纏まっていて素晴らしい。
・普段ミステリの小説を読まないので終盤まで気づかなかったのだが、自然と明かされる真相も、ちゃんと推理すれば自分の頭で解けないことは無い、というか、辻褄くらいなら合わせられなくないトリックや謎も、よく出来ていると感じた。
・一方で(ネタバレになるから語れないが)ただ凡庸なよくあるノベルゲーを逸するだけのささやかな仕掛けが色々と施してあるのも特徴だ。
・個人的には一部のメインキャラクターの立ち絵や、イベントCGが「瞬き」するところが気に入っている。
・「シロナガス島への帰還」では一般的なアドベンチャーゲームよりも主人公の独白シーンが多く、キャラの立ち絵が映るシーンは少な目ではあるが、こういった会話シーンは度々訪れる。その際にキャラクターが定期的に瞬きするのだ。
・この仕掛けはヘタにイラストの差分を多く用意するよりも、リアルタイムでのキャラクターの息遣いを感じられることを実感して、感動した。
・思えば最後にプレイしたノベルゲームはなんだったろう、そもそもそんなに多くの数をこなしたわけではないが、その中にでも心に残ったものとそうでないものは分けられる。
・「シロナガス島への帰還」は現時点で確実に前者にある。
・最終回、話がどう転ぶのかが楽しみだ。
・配信許可を出して下さっている作者様に感謝します。
興味が出たらみんな買ってみてね。Switch版が最近出たみたいですよ!
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