頭割りの反省と感想と伝えたい事
1,始まり
「お前の作ったエッチな本が読みたい」
事の始まりは、友人の一言だった。
社会に疲れ切った人間というのは、欲望に忠実なのだろう。
堂々とそんなことを言われ、私は戸惑った。
「友達が作ったエッチな本なんて、そんなに読みたいのか?」
「読みたい」
だが私も事情が事情なので、出来ることと出来ない事がある。
「色々あって、本は出せないよ」
「じゃあ、展示だけすればいい。こういうのがあるから、やってみたら?」
それがオンラインイベントの頭割りである。
イベントにしては破格の値段で、尚且つ展示だけでも良い。
運営様には、頭が上がらないような場があったのだ。
そして必要事項を読み、我々が出した結果は……
「とりあえず、展示出来るものを出そう」
互いに好きな物を作ろう。
それだけで私は頭割りに参加したのだ。
しかし、友人の方が諸事情で断念。
頼まれたえっちな小説は、個別に送るという事になった。
2,制作話と反省
ところが7月下旬頃から、私の体調が急変。
熱中症に近い症状にうなされ、フラフラとしていた。
尚且つ自動販売機の下に落ちた500円玉を取ろうとして左肩を負傷。
ズタボロになりながらも、最低限にFF14をやっていた。
頭割りの原稿も、やらねばならぬと思ったのだが、もうこうなると治るまでは安静してようと、じっとしていた。
そして気が付けば9月。
たまに落書きで描いていたモノを着色し、当日に投稿。
小説と漫画を、当日に描き上げると言う暴挙を行った。
我ながらバカだと思うが、何だかんだ作り上げた事はとても嬉しかったのである。
だが、投稿の仕方が分からない!!!
私自身、あまりネットで投稿したことがないので、やり方が分からなかった。その為、開場でリンクを張るのに失敗し、URLを張り付けて見てもらうという手法になってしまった。
今思うと、もう少し早くやっておけばよかったなと思うのである。
あと小説の一部が抜け落ちていることを、頭割が終わった夜中3時頃に友人に指摘され、悲鳴をあげて目が覚めた。
やはり、オンラインイベントでも前々から準備しないといけないということを痛感させられた。
3,感想
頭割りの会場に入って思ったことは……
会場のドットが凝っていて、尚且つ豪華!!!
しかも大人数が参加してる!!!すっご!!!
これ、2000円ぐらい取ってもバチ当たらんだろ!!!
という知性の欠片も無い感想だった。
この豪華さで、しかもこれだけの人数の対応をよくやりきった。
運営様、偉いし凄いなと思った。
また、オフラインイベントと違って、自分の好きなタイミングで入れるのも良い。夜型人間なので、夕方からでも参加できるのは良かった。
そして、同士たちがいっぱい居て嬉しいし、展示も素晴らしい。
あぁ、しかもサークル主さんも居る。声かけたい……感想言いたい……。
だがコミュ障なので、声かけにくい!!!
でも、終わりになった頃合いでお互いの事を話し合うことが出来て嬉しかった。そして作品の感想も頂き、疲れた時に読み返してホクホクして、元気を貰えてます。やはり、参加して良かったなと思いました。
4,伝えたいこと
今回、これを書いた理由としては、未来の自分への戒めと誰かの役に立てればいいと思って書くことにしました。参加することは楽しかったし、展示出来たと言う嬉しさは何物にも代えがたかったです。
だから、もしも迷っている人が居るならば次回はぜひ参加して欲しいです。
今後の頭割りに関しては、やはり運営様は色々考えて決断した事です。
もしも頭割りが無くなったら、他の人が後を継げばいいのです。
我々は、ヒカセンだ。
誰かの意思を継いで次へ進み続けている。
だから『今が終わること』を恐れてはいけないのだ。
また今後は、運営様に手間を掛けさせないよう、出来る限り我々は自分の力で調べ上げること。
それでも判断できかねないなら、運営や詳しい人に相談すること。
格安で場を提供してやらせてもらっているのだから、こちらも手助けしなければならないと私は思いました。
これが誰かにとって不快に思わせた文章ならば、謝ります。
しかし、私はこの楽しさを多くの人に知って欲しいし、継続させるためには皆様の協力が必要な事です。
世界を救った英雄たちが協力すれば、この問題もきっと乗り越えられると私は信じています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?