NiziU マヤさんのLow Blur Danceその1 Isolation
ダンスとは運動そのものです。激しく全身の運動が行われる一方で、カメラなどを介して顔や眼の表情を要求されることも少なくありません。とくに
Triple Expressionsを重視するマヤさんにとって、顔のBlurを少なくすることは重要な課題です。
全身の激しい動きから、顔や眼の表情を引き出す方法として頭部固定ダンスは、その解答の一つでしょう。ここではIsolationによる頭部固定が展示されています。
これはPopping Shakingの正式の振りではないようです。この振り付けを
Isoletionで纏めるには月日と体質が必要です。おそらくは体質の合ったアヤカさんと意欲の高いニナさんに、その映像を残すためのパフォーマンスと推定いたしました。マヤさんの左の靴紐が解けているのは非正式の証でしょう。抜かりないですね。
マヤさんのグループはここでIsolationに取り組んでいますが、他のグループは普通に練習しています。ですから結果としてIsolationありとなしのダンスの対比的見本となっています。
Isolationに入る前の拍でマヤのヴィーナスのポーズ。右から2人目がマヤさん。
FEEL ITで腰を左に動かした。
UPで腰を右に動かした。
FEEL ITで胸腰部を左に動かす。
UPで胸腰部を右に動かす。
FEEL ITで胸を左に動かす。
対象の画像は体幹を腰、胸腰部、胸と3段に分けて、それぞれを限局的に左右に動かしたものです。限局的な動き、すなわちIsolationですから、その動きは、頭部に影響がないことに為ります。一動き約0,25秒で約1,5秒の出来事でした。体幹の激動と頭部の不動がポイントです。
体幹を3段に区分して、それぞれの動きですが、動き幅、タイミング 現局性など申し分ありません。一方頭部は、微動の範囲でした。顔の表情も変わることなく、目線も保たれています。
凄いです。Isolationの威力まざまざです。ここまで綺麗にできるのはマヤさん以外にいないでしょう。異次元のパフォーマンスですね。脊椎、胸郭の可動性、筋力、位置覚,巧緻性が協力してのIsolationですね。 ここではニケのヴィーナスでもあります