ただ純粋なことが、コンプレックスでした
昨日、「189(いちはやく)」
という映画を見てきました。
今を生きるすべての人に知ってほしい作品です。
“189”とは
“児童相談所虐待対応ダイヤル”のことで、
今回の作品はこの「児童虐待」をテーマにしたもの。
出会えて良かったなぁと、心から思いました。
詳しい内容はぜひ、
ホームページなどを見ていただきたいのですが
https://189movie.jp
見終わってまず率直に、
ただただ悔しくてたまらなかったです。
今の自分の無力さが。
世界には色んな問題があります。
虐待、DV、いじめ、差別…
そのどれもが複雑に絡まりあった要因の中で
起こっているからこそ、
ちゃんと解決するのは本当に骨が折れることでしょう。
だけど全部、ひっくり返したい。
誰も涙しない社会をつくりたい。
本気でそう想い、
「全人類を笑顔にする」夢を追っているからこそ
まだ何かを変える力のない自分に、
すごく悔しさを感じます。
そして僕が抱えていたコンプレックスが
再び明るみに出てきました。
それは、自分が
「ただ純粋であること」
僕の身の回りの素敵な人たちや
活動的で何かを変えようとしている人たちは
その昔、
・家庭環境が大変だったり
・いじめや差別を受けていたり
・虐待やDVをされていたり
と、かなり強烈な過去を持っている人が多いです。
「深みがあって、素敵な人だなぁ」と感じる人ほど、
過去に何かあった確率が高い印象があります。
一方で僕は、
家庭にも友達にもパートナーにも恵まれ
皆ほど強烈な過去があるわけでもありません。
もちろん、
人間関係や自分自身のことでたくさん悩んできたし、
傷つくことを言われることも何度もあったし、
いじめと捉えるならいじめと言えるのかもなぁ
という状況も経験してきました。
(自分ではそう認識してないですが)
だけど、話を聞いていると
周りの皆の方がよっぽど頑張ってきていて、
強烈な過去の体験がない自分は
薄っぺらい人間なんじゃないかって
ずっと、悩んできました。
「全人類を笑顔にする」という夢のその裏に、
人を恨みたくなるぐらい、誰も信じられなくなるぐらい
強烈な過去がないんだもの。
ただただ、そう望んでるだけ。
過去をストーリーとして語れない以上
綺麗事だと思う人もいるだろうし、
ふだん僕が
「人はわるくない!
そうさせてしまった環境に、すべての問題がある!」
と伝えていることに対しても
「それはお前が、大変な目にあってないからだ」
と思われているかもしれません。
だからずっと悩んできましたが
この映画を見て確信しました。
「 だから、僕なんだ 」
悔しさや悲しみのエネルギーが
活動のモチベーションになって
社会にたくさんの価値を生み出している人もいて
だけど同時に
“ただ純粋に、人が好きで、誰もわるくないと信じて、
全人類を笑顔にするために活動する“
そんなどうしようもないバカが
この世界には必要で、
それがきっと僕なんだな
ということに、やっと気づけました。
「大切な人や、大切な人の大切な人も
誰も涙しない世界がいい!!」
と、ただただ正のエネルギーで
進んでいく人がいてもいいじゃん!
だから、頑張ります。
ぜんぶ守ります。
2年ほど前に
「全人類を笑顔にする」
と決めた瞬間から
「全人類を愛すること」
を決めています。
僕も人間なので
好き嫌いはあるかもしれないけれど
「どんなあなたでも愛します」
ということを前提に
これからもずっと
人を信じて信じて、夢を叶えにいきます。
だから僕はもう
ただただ良い人のまんまでいいや☺️
いつも見守ってくれている大切なあなたが
いつまでも笑っていられる社会をつくるために
全力疾走していきますので
これからもどうぞよろしくお願いします😌
そしてお時間あればぜひ、
映画「189」見に行ってみてください。
無力な僕ですが、
発信することぐらいは今、できることなので
こうしてお伝えさせていただきました。
良かったら僕と一緒に、考えていきませんか?
そうしてまたどこかで語り合える日を
とっても、楽しみにしていますね😌
https://lit.link/tokky