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【ベルギー留学記】ベルギーの高校のクレイジーすぎる行事"XMOS"の1日

こんにちは!ベルギーの高校に留学中のけんけんです!今回はベルギーの高校で一番狂った行事、XMOSの1日をご紹介します!!

XMOSとは?

XMOSはベルギーのフランダース(オランダ語圏)の高校に伝わる行事で、高校の最終学年の生徒たちが残りの登校日が100日になる時期に行うセレブレーションです。元々はキリスト教系の行事に由来を持つそうですが、インターネットにある情報が少な過ぎて、ホストファミリーに聞いても始まりはよくわからないと言っていました。

テーマに合わせた仮装で登校

XMOSは僕の学校では2日間あったのですが、1日目は「テーマに合わせた仮装をして普通に学校の授業を受ける」というものでした。僕のクラスのテーマはマリオブラザーズのキャラクターということで、僕はカービィの仮装をしました。休み時間は外に出て笛を吹いて爆音を鳴らし、下級生を見かけたらカラースプレーを髪にかけて、口紅で頬に落書きをしました。それが伝統だそうです。

クラスでの一枚
年下を見つけてカラースプレーでアタック

学校をめちゃくちゃにデコレーション

1日目の終わりには、下級生が帰った後の学校をめちゃくちゃにデコレーションしました。風船で階段を埋め尽くしたり、先生をおかしくいじった写真を貼ったり、バリケードのように毛糸やテープで道を塞いだりと本当に何でもあり。普段授業を退屈そうに受けるクラスメイトたちの目が輝いていました。

風船で埋まった階段
もはや使えない階段

爆音パレードで街を練り歩く

2日目はなんと朝の8時からパレードで学校まで行きました。笛やスピーカー、爆竹などでまさに爆音。しかし面白いのが、これが近所迷惑などではなく市役所の人や警察が先導してくれるので、街が公認しているのです。そして学校に着くと普通に授業をしている下級生の教室に乱入し、水鉄砲やカラースプレーで攻撃できるのです。授業中の先生も嫌な顔はせずに公認しています。

朝8時から爆音のパレード

クラスで遊びに行っておしまい

XMOSの最後はクラスで遊びに行きました。ボウリングをして、ピザを食べてと日本のクラス会に近いことをして終わりました。

感想

日本ではなかなかできなさそうなクレイジーな行事に参加できて楽しかったです。残りの登校日が100日しかないというのは衝撃的なので、もっとクラスメイトとたくさん話して思い出を作って日本に帰ろうと思います。

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