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架空世界について
はじめまして。アストーロフと申します。
今回は私が創作している世界について説明をしたいと思います。
最初に、これは界隈のごく初心者である人間が作ったので不備が多くある(もちろん確認はしていますが)と思われます。
そういった際はご指摘いただけると幸いです。
この世界は主に3つの時間軸からなります。
1つ目は一次大戦前
2つ目は二次大戦後
3つ目は世界政府樹立以降です。
これはどの世界にも共通して言えることですが、主に戦争で構成されています。
まずは第一次大戦から説明していきます。
第二次大戦(2159年〜2167年)は、三つの主要国家であるオデイアッコーフ帝国、アストーロフ人民共和国、そしてアルゴン第五帝国を中心に、世界全体を巻き込んだ巨大な戦争です。地理的には、オデイアッコーフ帝国は北東大陸の海洋帝国であり、アストーロフ人民共和国はその南の大陸に広がる工業国、アルゴン第五帝国は西方の広大な平原と山岳地帯を支配する封建的かつ軍事主義的な帝国でした。
戦争の発端(2159年)
後に世界を大きく変えるこの戦争はオデイアッコーフ帝国が北海の支配権をめぐり、アルゴン帝国との貿易路を封鎖したことから始まりました。これに対して、アルゴンは報復措置として国境沿いのオデイアッコーフの植民地に侵攻し、戦争の火蓋が切って落とされました。
初期の戦い(2160年〜2161年)
初期の戦いでは、オデイアッコーフ帝国の海軍がアルゴンの海上輸送路を無制限に封鎖し、制海権を確立しました。しかし、アルゴンは大陸側の防衛を強化し、永久要塞であるクルトナール要塞線を築き上げたため、オデイアッコーフの陸上侵攻は難航しました。ここで、別働隊が突然オデイアッコーフの後方を襲撃し、背後を突かれたオデイアッコーフ軍と北部の山岳地帯で大規模な戦闘が繰り広げられました。
アルゴンの軍隊は極めて機動力が高く、騎兵と装甲部隊を駆使して敵の補給線を遮断する戦術を得意としていました。オデイアッコーフはこの奇襲に対し、応戦するも苦戦を強いられます。一方で、主隊はこの混乱を利用して、オデイアッコーフの海軍基地に対する大規模な空襲を開始しました。
中期の戦局(2162年〜2164年)
この時期には、戦争は膠着状態に陥りました。オデイアッコーフ帝国は技術的な優位性を維持しつつも、多方面で戦闘を繰り広げなければならなかったため、国力が次第に疲弊していきました。一方、アルゴンは農民による集中的な動員体制を敷き、戦車や航空機などの大量生産を行うことで長期戦に備えました。
しかしアルゴンはこの間、より多くの領土を獲得しつつも、国内の封建的な支配体制が近代戦争に対応できず、補給や技術開発で大きく後れを取り始めます。さらに、アルゴン国内では貴族層と軍部の対立が激化し、指揮系統の乱れが生じ、次第にオデイアッコーフ軍に押されることとなります。
アストーロフの参戦(2165年)
2165年、戦局は急激に転じました。オデイアッコーフはこれまで中立の立場を取っていたアストーロフと秘密裏に同盟交渉を進め、アルゴン帝国に対する共同作戦を発動します。両国の技術力と軍事力を結集した攻撃が開始され、かつて優勢だったアルゴンは次々と重要な都市を失いました。
アルゴン第五帝国は、これに対してクルトナール要塞線を中心に防御線を構築するも、空からの爆撃と強力な地上部隊による連携攻撃を防ぎきれませんでした。帝国の首都であったバルグレッドも陥落し、ついにアルゴン皇帝は無条件降伏を余儀なくされます。
終戦(2167年)
2167年、アストーロフ人民共和国とオデイアッコーフ帝国の間で正式な講和条約が結ばれ、戦争は終結しました。アルゴン帝国は解体され、その領土はオデイアッコーフとアストーロフの影響下に置かれることとなりました。これにより、戦争は終結したように思われました。
1.5次大戦 (2168年)
しかし、オデイアッコーフの上層部はアルゴン帝国領に関する宣言、通称バルグレット宣言においてアストーロフによる旧アルゴン領の統治を認めず、賠償金のみを認めるとする極めてアストーロフに不利な条件を提示したのです。これをアストーロフ首脳部、およびアストーロフの国防組織であるアストーロフ人民防衛評議会(APDC)が良しとせず、国民に対し見事にプロパガンダ的報道を行い、世論は急速に打倒オデイアッコーフへと傾きました。
こうした状況を受け、アストーロフ人民共和国はオデイアッコーフに対し最後通牒を行います。
しかし、オデイアッコーフはこれを拒否。
1.5次大戦が勃発します。
当然アルゴン帝国との戦争でアストーロフよりも疲弊し、国内にも厭戦気分が蔓延するオデイアッコーフがアストーロフ軍の攻撃を止めることはできず、わずか開戦24日目で講和に応じることとなりました。
この戦争においてアストーロフは旧アルゴン帝国領の全域を手に入れ、大国から超大国の座へと這い上がりました。
これにより、アストーロフ人民共和国は世界の覇権を握る1等国となったのです。
いかがでしたでしょうか。
初心者であるが故に未熟なところもありますが、温かい目で見ていただけたら幸いです。
それでは次回でお会いしましょう。