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収納の手順 仕分け

 今日は、片付ける手順の1ページ目をお話しします。
 
 あくまでも私の方法ですが、片付けようと思う場所のモノを「全出し」
します。

 「全出し」とはいえ、出すときには、
 ① とにかく全部出してしまう方法と
 ② 出しながら仕分けていく方法がありますが、
どちらが良いかは場所やモノによると思います。

 例えばキッチンの食品のように、賞味期限や消費期限を目安に
「捨てる」「捨てない」 をスパスパ決められるときは ② ですが、
同じキッチンでも、お鍋やザルやボウル、菜箸や計量スプーンなどの器具の場合は、「使える」「使えない」だけではなく「使える」の中にある
「使いやすい」「使いづらい」もしくは「便利なのでなくては困る」「他のモノで代用できるから、なくても困らない」等のいくつかの選択肢があり、
じっくり判断したい場合は ① が適します。

 私の場合、見たいテレビ番組があるとか、録り溜めた録画を見たいとか、
ちょっとダラダラ座っていたいとかの時を、「判断タイム」にしています。

 人生を左右するほどの判断ではありませんし、楽しいオマケがあると、
直感でサクサク仕分けられますよ。

 お菓子作りの大好きな知人が、教えてくださった笑い話ですが、
キッチンの色々な引き出しや別の物入れを片付けていたら、
「 ほ~ら! こんなモノがこんなに出てきたのよ~~~」

 見ると、両手に「茶漉し」。
 片手に5本ずつ・・・大小ではありましたが、10本です。

 適当に片付けるので、あれ?どこに?となり、
「まぁいいか・・・安いし・・・」と買い求めた結果だそうです。

 よくある話ですね。

 同じ用途のモノを複数持つと、当たり前ですが、やはり片付きません。

 心を鬼にして、いくつかを処分する必要があります。
 
 そして、以降二度と同じ失敗をしないために、効率の良い置き場所を
決めることをオススメします。

 例えば件の「茶漉し」。
 お菓子作りにしか使わないなら、お菓子作りセットのボックスを作り、
その中に大小1本ずつ入れておけば良いわけですし、別の調理の際にも
使うなら、大さじ等の隣に、別の茶漉しを置いておけば良いと思います。

 数を減らそうばかり考えても、そのことが不便さを招きます。
 
 大切なのは、使う場面と使うモノの関係を考えることだと思います。
 
 テキトーに入れちゃえ!
 これは、危険です。

 皆様はいかがでしょうか。
 少しでも、お役に立てたら嬉しいです。

 では今日はこの辺で・・・

  
 

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