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ウラジオストク旅の記憶
コロナ禍になる前、2018年の秋と2019年の初夏にロシアのウラジオストクに行った。
すごく気に入った街で、2020年の6月にも航空券をとってあったのにコロナ禍になってしまいキャンセルしました。
コロナ禍開けたらまた行きたいと思っていたのに今度はロシアとウクライナの戦争が始まってしまい、行ける日が来るのかがわからなくなってしまいました。
ウラジオストクの旅日記は書いていなかったのでWeb上に残しておきたいな、と思い6年くらい前の事なので記憶がもうかなり薄れてきているところもありますが書こうと思います。
ロシアは本当は素敵な国なんだよ、っていう部分でも記録に残しておきたい。
当時でも「ロシアに行ってきた」というと、ほぼ全員に「なぜにロシア!?」と驚かれていました。
もともと特別興味のあった国ではなかったロシア。
しかし近場の海外渡航地を調べていた時に浮上したのがロシアのウラジオストク。
ロシアはご存じの通り広大な国土で、それこそ首都のモスクワなんかはヨーロッパ諸国側の西側なんですがウラジオストクは日本海隔てたすぐ向こう側。朝鮮半島のちょっと上なんです。
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「一番近いヨーロッパ」なんて言われる位、2時間ちょっとと距離は近いのに文化圏はアジアとは違う。
前から候補になっていたものの、毎日飛行機が運航していなかったり、
以前はロシアへはビザが必要で大使館まで出向くか、お金を払って業者に頼むかをしなければならずちょっと面倒かなーと思っていたんですが
2017年の夏にビザが緩和されて、ウラジオストクのある沿海州のみの渡航に限って(他州に行くのはNG)事前に無料の電子ビザを申請してとることが可能になりました。
そして消化しなくてはいけないJALマイルがあり、S7航空が提携航空会社になっているのでウラジオストクへの直行便で行ける、しかもかなり必要マイル数が少ないというベストな渡航先だったんです。
2018年、2019年当時まだ私の周りではウラジオストクに行ったことのある人はいなくて
S7航空の機内でもウラジオストクの街中にも日本人はほぼいないくらい少なくて穴場の海外旅行先でした。
でもじわじわと人気は出てきていて、これからきっとすごく人気の観光地になっていくであろう予感はしていて、2020年の2月からはJAL、3月からはANAでウラジオストクへの直行便の就航が始まりました。しかしすぐコロナ禍、その後戦争もあり今ではロシア便はおろか、ロシア上空を飛行することすらできなくなってしまいました。
素敵な街、ウラジオストクの記憶を呼び戻しながら書いていこうと思います。