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猫ちゃんの突然の頻尿や血尿😳😳?!特発性膀胱炎について徹底解説☝️

猫ちゃんが突然
・トイレから出てこなくなった
・何度もトイレに行く
・血尿が出てきた
などの症状が出たことはありませんか?😭

そんな症状には様々な疾患があります。
よくある膀胱炎はもちろん、他には例えば尿路閉塞、膀胱や尿道の腫瘍などが可能性として上がってきます。

その中でも今日は膀胱炎についてお話ししようと思います😊
まず最初に膀胱炎の中には2種類あります。
①細菌性膀胱炎
②特発性膀胱炎
この2つは膀胱炎という意味では同じですし、症状も同じですが、治療方針が異なります🥲
それぞれどのような病気なのか説明しますね👌

①細菌性膀胱炎👿
原因は膀胱への細菌感染です。
若い猫でもなることはあるのですが、どちらかというと高齢の子に多い病気です。
これは免疫力の低下があったり物理的な便の付着により菌が尿道から膀胱内に入ったりして感染します。
直接的な治療は抗生剤の投薬になります。

②特発性膀胱炎😵‍💫
この病気は若い猫にかなり多いです。
まずこの言葉の意味は「原因不明の膀胱炎」という意味です。
結局原因わからないの?と思うかもしれませんが、一番大きな原因はストレスだと言われています😅
しかも何度も繰り返してしまい、なかなか治らないといったことも多いです。
ではストレスが原因って治療はどうしたらいいのでしょうか。

元々猫ちゃんというのは、外で自由に生活していた動物です😺その時の生活と家の中での生活の違いがこのストレスを理解する上で大切になってくるのです。
一番対策しやすいと言われていることが、おトイレ🚽問題です。
今回はこのおトイレ問題に焦点を絞って説明していきます!

外で排泄をする時は、
1、かなり広い場所でまず前足で下の土を掘ります。
2、排泄する位置を見定めて(体を回転させながら見定める)用を足します。
3、排泄物を隠すために上に土をかけます。
(これは外で身を守ろうとして自分のにおいを隠すためだと言われています)
これがストレスなく排泄をする方法なのです。
つまり、皆様が普段使っているであろうトイレ🚽はかなり狭く、猫ちゃんが用を足す上ではかなりストレスとなっていることがあります。
ではどんな対策をしたらいいのでしょうか🧐

<一頭で飼っている場合>
☆トイレをとにかく広くする
これはかなり重要です。猫がストレス少なく排泄をするためには体長の1.5倍のトイレ🚽の大きさが必要だと言われています。
狭いとトイレの縁に足をかけるなど不自然な体勢で排泄しないといけなかったり、なかなか排泄する場所を見定められなかったりするのです。
☆トイレの砂を多く入れる
前述したように、排泄する前は穴を掘る習性があります。そのためその行動ができるくらいに砂を入れてあげる必要があります。
最低でも少し掘っても床が見えないくらいはたっぷり入れてあげましょう。
☆汚れたトイレは素早く交換する
汚れや臭いがあるとその場所で排泄をすることにストレスを感じてしまいます。なるべく気づいた時に綺麗にするようにしましょう。

<多頭飼いの場合>
2頭以上飼っている場合はおトイレに関して特にストレスを感じやすいと言われています🌀
基本的に他の子のにおいがついた場所で排泄することにストレスを感じる子が多いからです。自分の気に入ったおトイレを使用してもらうために、おトイレの数は、飼っている頭数+1個以上が必須となります。

今回はおトイレに焦点を絞って記事を書きましたが、おトイレ問題以外にも様々なストレス解消法がありますし、膀胱炎になったときにその症状を軽減するようなお薬や漢方薬、サプリメントなどもあります☺️

この辺りの話はまたどこかでできたらいいかなと思っております👍

最後にもう一つアドバイス☝️
膀胱炎の症状が出たら緊急事態(膀胱炎以外の病気)のこともありますので早めに病院へ行って欲しいのですが、その時にもし綺麗な尿が取れるようなら持っていっていただくといいかと思います😊
なぜなら前述した通り膀胱炎には2種類ありその鑑別に尿検査は必須だからです。不必要な抗生剤は体に負担がかかりますので避けた方が無難ですね😵‍💫

それではストレスなく愛猫と過ごせるように工夫していきましょう☺️

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しっぽ🍀

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