生成AIによってもたらされる未来についての考察
0.はじめに
当記事を閲覧して頂きありがとうございます!まずは当記事についての簡単な説明をさせていただきます。
まずはこの記事で言及するのは生成AI全般についてです。生成AIにはアート、音楽、文章など様々なものを生成してくれますが今回は大枠といいますか生成AI自体について考えていこうと思います。
今回は『クリエイティブ産業への影響』『教育,学習への影響』『ビジネスへの影響』『社会的影響と論理的課題』の四点にまとめて説明していこうと思います!
できる限り多くの人にとってわかりやすい記事を目指しているので、ご指摘等ありましたらコメントしていただけると嬉しいです!
1.クリエイティブ産業への影響
まずそもそもクリエイティブ産業とは、アートや音楽、文章に当てはまります。
よく聞くもので言えば少し前に話題になったChat GPTなどでしょうか。
文章の生成を行うことが出来、様々な用途で使用することが出来ます。他にも違うサイトになりますが画像を生成する画像生成を行うことができる物もあります。
それぞれ有用なもので間違いないのですが、それには多くのリスクを孕んでいます。その点については『社会的影響と論理的課題』でまとめていこうと思います。
まず影響を受けやすい文章とアートについてですが、これはテレビでのニュースやネットのニュース記事でも度々指摘されていたりします。
というのも最近はAIを使って小説を書いたりすることも出来るようになり、最後に人間がチェックして文章の使い方がおかしい部分を修正して収益を得るという方法があり、それを小説を書いている同業者さんは少し敵視しているという現状があります。
もっとも狭いコミュニティといっても過言ではないので、考えが偏っているとも思いますがやはり良いと思わない人が多い印象があります。
とりわけ私自身は生成AIなどをフル活用してイラストなどを生成してもらっているので、そこについて否定をすることは絶対にありません。「使えるものは何でも使う」という考えの私にとっては有用なツールの一つと捉えているに過ぎません。
画像生成については例えば以下のようなイラストを生成してみました。
とてもかわいらしいイラストですが、一部おかしいような場所があるようにも見えます。というのもこれは生成AIにおける成功例に近く、失敗しているものでは、後述しますが足が三本になっていたりなどの明確におかしな点が見つかることがあります。
今回の画像生成は比較的うまくいっているのですが、失敗すると足が3つになったりしてとても普通のイラストや画像とは言い張れないものが出来上がってしまいます。
創作物を大量に生成することが出来るという利点がありますが一方で著作権や創造性の定義についての疑問が生じ議論が生じる可能性が高いと私は思います。
2.教育,学習への影響
AIは分析することが得意です。圧倒的な学習能力によって一人ひとりに応じたサービスを行うことが出来るようになると私個人的には考えています。
例えばですが数学が苦手な生徒に対して、AIはその生徒の今までのテストの成績等を分析します。基本的な部分の学習が足りていないという判断を下せば、基本的な問題を出題して生徒の問題を解決するように働きかけてくれると思います。
学生一人ひとりに対して上記のようなサービスを提供することが出来るようになることが予想されます。
そうなった場合、学習の質が飛躍的に上昇し教育の格差が縮小される可能性が大きいと考えます。
3.ビジネスへの影響
ビジネスに関しては主に資料作りの面において活躍が見込まれると個人的には考えています。
というのも生成AIは、データ分析や予測、カスタマーサービスの自動化などのビジネスの様々なプロセスを効率化してくれます。
企業は上記の要因によってある程度のコストを削減することが出来、顧客満足度を向上させることが期待できるでしょう。
4.社会的影響と論理的課題
生成AIを使用した問題は最近よく聞くようになりました。今回は画像生成AIについての話になりますが、画像を生成するにあたってAIはまず学習をしなければいけません。
たとえば私が先程挙げた画像には次のような要素が含まれています。
『二頭身 猫耳と尻尾 銀髪 ツインテール 藍眼 花の冠 ミニキャラ デフォルメ 清楚 SDキャラ 笑顔』
これだけの要素を取り込むにあたってAIは事前に学習したデータを利用して作成を行います。
二頭身、SDキャラ、ミニキャラ、デフォルメというのは一般的な絵だけではなく誰かの創作物だったりを学習しているケースもあります。
その場合にその創作物を学習したAIが生成したこの画像に対しての著作権だったりの問題が発生してしまったという話があります。
また、生成AIの普及によって偽情報の拡散などの論理的な問題を引き起こしています。
画像の一部分を切り取って、生成AIを利用して作成した別の画像を貼り付けた上でネット上に公開したりするなどして一部で問題になることがあります。
上記のような問題に対処するための法整備や、ガイドラインの整備を行う必要がありそうです。
5.まとめ
当記事は以上で終了になります。今回は大雑把な解説になってしまっていますが、次回以降はそれぞれのAIについて細かい部分まで掘り下げた記事を作っていこうと思います!
次の記事も閲覧していただけると嬉しいです!
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