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FRONTIER BACKYARD with NEIL AND IRAIZA present ALL STARS

2024/01/26 新代田FEVER

今年初ライブ。

ニールアンドイライザは奥さんが昔から好きなバンドで、下北でもちょいちょいやるのでよく観ます。つっても年一くらいか?

フロンティアバックヤードは多分初めてかなー。正直あんまり聴いていない。がライブよかったなー。スポティファイでおさらいしてたカバー曲は全くやってくれませんでしたが。

それにしてもニールアンドイライザすごいよな。二十数年前にアルバム数枚出して数年前にやっと新しいアルバムだして、未だに形があるバンド。

なーんかメンバー二人の不仲説とかもあったりして活動してなかった時期もありましたけどなんかまったりふらっと小さい箱でライブを続けるバンド。ライブはいつもほぼ同じ曲しかやらんのだけど。

ステージ上では90年代から変わらず「チャーベ君」「堀江君」と呼び合い、いつもと同じ歌を歌い、興が乗ってきた堀江君の失礼なMCにチャーベ君と客がちょっと引く。ということが毎回繰り返される。

隣を見るとビールを飲んでるうちの奥さんがキャッキャしてる。うちの奥さんも20年前とかわらないなあ。かわよい。俺は体型が全く変わってしまったが。

多分ほかのお客さんも変わっていないのだろう。正直新規で若い子が入ってくる音楽ではないし。渋谷系後追いしてます、みたいなかわいい若い人たちはたまに見かけますけども。

今回もお客さん100人いるかいないかぐらいかな。今後も多分減っていく一方でしょう。本人たちも「ニールアンドイライザ」はそれでいいと思ってるんだろう。

多分それでよい。それがよい。

客層はバンドの二人と同世代かちょっとしたくらいだろう。無理くりテンション上げるライブも楽しいけれど、控えめで人目を気にしながらリズムをとるライブも奥ゆかしい。楽しい。

帰りに二人で立ち寄った居酒屋でふと「ニールみたいにお客さんが徐々に消えて行くバンド」と「ミスチルとかサザンみたいに常にビックバンド然としているバンド」、それから「ヒロトのように変わらないことを芯にして未だに走り続けるバンド」の違いってどこかね、と奥さんと話す。

いつものように俺が「ヒロトが昔「俺たちはドリフでありたい。お客さんがくだらねえなと去っていく大人になってもいい。どの世代のキッズがいつきても同じことをしている俺たちを見て笑って歌ってほしい。去っていったお客さんがふらっと戻ってきても変わらねえくだらねえと楽しんでほしい」みたいなことを言ってたんだよね。」

というと奥さんは「こういう話になるとそれいつも言いますね。」「結局はどのバンドも最初の母数で決まるのではないでしょうか。ミスチルもサザンもガンガンドームツアーやるような体力(集客力)もないでしょうし。クロマニヨンズもブルーハーツのキャパは埋められませんし。」みたいなことを言いました。

まあそうなんだけどさ…。…そうだよねー。

2024/10/4
今年はニールあれ以来観てないですね。毎年もうちょっと見てるイメージでしたが。
ライブって何が楽しいかって終わった後にやるうちの奥さんとの反省会ですね。おっさんは酔っぱらうといつも同じ話をする。

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