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#6 カパラミㇷ゚日記

みなさまイランカラㇷ゚テ~!

さて今回からは、いよいよ文様の刺繍に取り掛かっていきます。
アイヌ刺繍といえば、オホカラ(チェーンステッチに似たもの)を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、今回のカパラミㇷ゚はオホカラではなく、、、

ステップ1
型紙に描いた文様を白い大きな布に書き写し、

ステップ2
その文様の入った白い布を切り進めながら文様の形にして、

ステップ3
まつり縫いで縫っていく。

という方法を主にやっていきます。
写真付きで詳しく説明していきますね。

まず、白い大きな布を文様を貼りたい位置に
しつけ糸でしつけていきます。
(写真はでは一部しかしつけられていませんが、本当は切り抜かない部分を全てしつけをやっていきます。)

文様の位置を決めます。
文様の形を作っていきます。

このように貼り付けないところは、
縫い代を少し残して切っていきます。
このとき、下の生地(古布紬)を切らないように細心の注意を払いつつ作業していきます。
糸切バサミを使って白い布を切っていくのですが、
私の糸切バサミは小学生のころから使用しており、
切れ味が非常に悪かったため、新しく、手芸用ハサミという小さなハサミを
購入しました。
↓私が使った手芸ハサミ。小さくて使いやすいです。

曲線などは縫い代に少しずつ切り込みを入れていきながら
まつり縫いをしていきます。

曲線のきついところに切り込みを入れている様子

そして、文様の先端などに施されている、
このツノは、先端から3つの縦糸を出し、その3つを
からめながらぐるぐると縫っていく方法で作っていきます。

↑ このようになります ↑

この技法で、前身頃下部、後ろ身頃下部、背中、袖のすべての文様を作っていきます!

※前身頃の襟部分は文様を貼りつけて切り取るのではなく、
テープ状の切り伏せを重ねてこの形(↓写真)にしていきます。

切り進めながら貼り付けていく文様と違って、曲線が無いです。
⚠️写真がこれしか無かったのですが、テープ状の切り伏せは上部分にまだ少しつきます。

かなり頑張って縫い進めて、完成したのが、こちら!!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

裏(少し終わっていないところアリ)

我ながらよく頑張ったと思います(^▽^)♪

そして、余談ですが、今回私が道具や材料を買い集めたところは、
手芸・生地・洋裁専門店の「カナリヤ」さんです。8割はカナリヤさんで購入していると思います。

次回は、和柄の挿入と完成した文様の上から別の刺繍を施してい施すことについてお話ししていこうと思います!
お楽しみに!☺️

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