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#1 カパラミㇷ゚日記

みなさんイランカラㇷ゚テ〜
今回からついに、アイヌの着物カパラミㇷ゚の製作について、
日記のように書いていこうと思います(^^)
よろしくお願いします♪

初めての刺繍教室

4月10日
大学の卒業制作はアイヌの着物カパラミㇷ゚を制作することを決めた私は、
様々な縁もあり、なんとか家から通えるアイヌ刺繍の教室を見つけ、
この月から制作のために動き出しました。

今回、私は既存の着物の複製に挑戦しました!
伝統的な技法というより、現代で工芸家さんなどが作られているアイヌの着物の作り方を学びました。
その前にまず、カパラミㇷ゚という着物についてご紹介しましょう

カパラミㇷ゚とは?

  • 大幅の白布に切り抜きの模様を作り、木綿の生地に貼りつけた衣服。

  • 北海道太平洋岸の日高東部に多く見ることのできる木綿衣。

  • 浦河の近く、静内あたりが発祥と言われている。

  • カパラミㇷ゚は現存するアイヌの衣服の中で最も多く残されている。

もしかすると、博物館などですでにご覧になった方も多いのではないでしょうか?華やかで、とても綺麗な文様たちが着物の面積いっぱいに施されているアイヌの「晴れ着」です。

着物を作る準備

まず最初に教わったのは、これから始めるために必要な材料おすすめの素材についてです。
私のメモを忠実に再現・まとめてみました。↓

  • 紺無地の布、洋服幅の反物→5mくらい必要。(藍染は縫いにくい、透けない程度の少し厚めの生地を選ぶ)

  • 白い生地、3mくらい必要。目が荒くなく、厚くないものを選ぶ。

  • 柄生地、ソーイングショップの和柄コーナーで好きなのを選ぶ

  • 綿の縫い糸、紺色1つと白2つ

  • キルト仕付け針(4.5~5cmくらい)

その他

  • パターン用の薄い紙(型紙に起こすため)

ざっとこんな感じです。裁縫や刺繍は小学校以来で、布や糸に知識がない私は、材料を揃えるのに思った以上に時間がかかってしまいました…笑

ソーイングショップを奔走した甲斐もあり、始めるための材料は全て揃いました!次回は型紙に起こす作業をレポートしますね(^^)
それではお楽しみに♪

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