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「親不孝な子供」と言われて、考えたこと。
親と連絡も取らず帰省もしないと、「親不孝な子供」と言われることがあります。
私は自分の両親と連絡を取ることは2〜3年に1回くらいな頻度です。
用事があり、先々月地元に帰省していたのですが、帰ったのは6年ぶり。
父は認知症というのもあり、もう連絡ができないのもありますが、元気なときも似たようなものでした。
昔は、父にも母にも恨みの気持ちが強く「話したくない」という思いも強かったんです。
ただ、今現在は自己対話を繰り返した上で、特に連絡する用がないし、したいと思わないので連絡していません。
そんな親子関係。
これまでの人生の中で何度も「親不孝」「許してあげて」「歩み寄って」「後悔するよ」などなど言われてきました。
うんうん。
そう言いたくなる気持ちは理解します。
ただ、そう言ってくる方の中には
「自分が後悔したから」
「親子ってそういうものだから」
「あなたも自分の子供に同じ態度をされる」
「親も苦労してるから」
…なんて言葉が続くことが多いんですよね。
はい。
知らんがな。
でございます。
これはそう言ってくる方の恐れや不安をぶつけられている状況です。
親と疎遠な私に対して、恐れや不安を投影させているので、スルーできなかったんでしょう。
私としては、このまま疎遠で親が亡くなったとして、後悔するかもしれないことは覚悟した上で自ら選択しています。
自分と対話しながら、
今自分はどう思うか?
どうしたいか?
をその都度問いかけながら、自分で選択をし続けているだけ。
ただ、鏡の法則で言うと
私に対し恐れや不安をぶつけてくる人は、私の中にある恐れや不安に反応している場合がある。
あれこれ選択してはいるものの、私自身の奥に父や母に対する消化できない思いがあるんだろうなと解釈しています。
そんな思いをもうぶつけられたくないなぁと思って、ある日ハッキリ「興味ないんで」と相手に伝える実験をしたら、それ以来恐れや不安をぶつけられることはほとんどなくなりましたが。
親との関係性に悩むとき、相手が行うアドバイスはその人の生きてきた背景がものすごく影響しています。
その背景を知ることはなかなかできませんが、
アドバイスを受けて迷うときは、
何に対して自分が反応しているのか?
そこを考えていくとモヤモヤが解けていきやすい。
これは別に親子関係の話に限らず、普段の会話の中でも起こっています。
相手が発する言葉も、もちろん私が発する言葉も内側を投影している。
そう考えると、心がとても楽になります。