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米津玄師と柚木菜ユキナの言いたいこと

物事には「手順」というものがある。
料理も、その順番に作らなければ完成しない。

積み木のてっぺんから乗せれないように、「土台」というのは、
必ずあるものだ。
足し算を知らないものが、いきなりかけ算を習うわけにいかない。

そして「時代」というものには、「乗らなければならないらしい」
明治時代に入って、「江戸」を貫き通すわけにはいかないだろう。

そしてそれでも無理矢理貫き通そうとするものを、「山月記」では「虎」と言った。

今、色々米津玄師さんとやっている。
キリスト教では、「信じる者は救われる」などと言ったが、
「信じる」かどうか、吟味すらしない輩が多い。

あなたは「考えているつもり」なのである。
恐らく、昔の人々も、「時代」という新しい風にすんなり乗って謳歌したものと、意地でも変わるまいぞと、その「信念」を、自分の刀として、持ち続けるものとに分かれたに違いない。

溺れているくせに、船の上から伸ばす手に、触れようともしない。
あなたの「意地」という「重り」が、今にもあなたを沈めようとしている時に、あなたは言う。
「俺の刀の方が正しい」
「捨てろ!その刀、それがお前を沈めようとしているぞ」

船員がいくら叫ぼうとも、「いや!これだけは、これだけは・・」

あなたも考えて欲しい。
「その刀は必要ですか?」

米津玄師
柚木菜ユキナ

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