俺の女
世の中にはいくらでも「目くらまし」になるものがある。
ただ布を被っていれば、それが誰だかわからない。つまり「お化け」という理由だ。
逆に、「堂々と歩いていても」、誰もが「無視」すれば、その人は「いないこと」になる。
そうするとその人は一瞬「不安」になる。
もしかしたら自分のことが見えてない?
けれど次の瞬間、「快感」が走る。
誰かの耳元で「おーい」と叫んでも、どうやら聞こえない。
これほど愉快なことがあるだろうか?
好き放題にやることができるようになる。
これを米津玄師は「はだかの王様」と、呼んだ。
ここで、スピリチュアルの「最終結論」とも言える、「量子力学」について明かそう。
寄せては返す波を見て、「何だろう?」と思う。どうやらこういう仕組みになっているらしいと「思い」、「名」を付ける。
名を付けると、一体化してそのものになる。
ところが、「寄せて返すようにもともとしているだけである」
それに気がつくと、「名」を返すようになる。
すべては「無」になる。
「自由」の中で、「自由」を探す。
これは、宿題である。