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相思令(中国ドラマ)1~5話あらすじ

webにあるあらすじから、AIに翻訳をしてもらい載せています。
名前など中国語読みを記載していますが、正しい読み方ではないものもあるかと思いますので、ご了承ください。


第1話 あらすじ

天下は未だ定まらず、三つの勢力が拮抗している。

  • 北泫(ベイシュエン):武力に優れた戦闘民族。

  • 焱南(イェンナン):経済的に繁栄し、北泫と対立する。

  • 西镶(シーシャン):交易が盛んな地。

北泫では五つの部族が狼主の座を巡って争っていた。その中の玄部(シュエンブ) では、家主の玄术(シュエンシュ) が殺害され、その死には焱南の百工(技術職人) 伝人が関わっているとされる。玄术の息子である玄烈(シュエンリエ) は父の死の真相を追い続けていた。

焱南の名家である君家(ジュンジア) は百工の名門であり、弓矢や織物の技術に長けていた。君家の長女 君绮罗(ジュンチールオ) は父に「晶石の捜索はどうなったか?」と尋ねるが、父は「焱南中を探したが見つからない」と落胆する。君绮罗は「明日、西镶に向かう商隊に同行し、自ら探しに行く」と申し出るが、父は猛反対「西镶に行くには三不管地帯(無法地帯) を通らなければならず、そこには馬賊 がはびこっていて危険すぎる」と警告する。そして「そんなことより、女の身に戻り邵祁民(シャオチーミン)と結婚しろ」と命じる。邵祁民は君绮罗を一途に想い続けていた。しかし、君绮罗は「たとえ女の姿に戻ろうと、私は百工伝人であり、焱南のために弩(ど / 弓矢)を作り続ける」と強く反発。そして「君家にふさわしい後継者が現れるまでは、私は永遠に 君非凡(ジュンフェイファン) であり続ける」と宣言する。「まさか、父は君家を二房(にぼう / 分家) に譲るつもりか? 彼らに任せれば一ヶ月もたたずに君家は潰れてしまう」と言い放つ。

三妹の君绛绢(ジュンジャンジュエン) は「姉さん、本当に邵祁民と結婚するの?」と問い詰めるが、君绮罗は「時間稼ぎにすぎない」と答える。君绛绢は「やっぱりね。邵祁民は姉さんを好きだけど、姉さんの能力を考えれば、未来の夫はきっと普通の人じゃない」と納得する。二妹は「邵祁民は君绮罗の正体(女性であること) を唯一知る外部の人間だから、案外お似合いかもしれない」と言うが、君绮罗は気にせず、西镶に向かう準備を進める。

君绮罗たちは出発するが、途中で馬瘟(馬の疫病) が発生し、多くの馬を失う。このままでは予定通り西镶に到着できない。そこで君绮罗は、近くにいた北泫の商隊 に馬を借りようと交渉を試みる。君绮罗は「君家の缂丝(かつし / 高級刺繍布) を担保にする」と提案するが、商隊の者たちは「そんなものを持っているはずがない」と疑う。そこで君绮罗は「裏道を知っているから案内する」と条件を提示し、商隊の責任者はこれを受け入れる。しかし、道中で馬賊の襲撃 に遭う。君绮罗は「彼らの服装が違う。これは本物の馬賊ではない」と気づくが、邵祁民は君绮罗を守ろうとするものの、二人とも捕らえられてしまう。邵祁民は「君家を守るんだ」と言い残し、意識を失う。君绮罗は目を覚まし、深い悲しみに沈む。

一方、罗奇(ルオチー)玄烈(シュエンリエ) に「商隊の中から極めて精巧な織物 を発見した」と報告する。君绮罗は「自分は商隊の者ではない。この品物とは関係ない」と否定するが、玄烈は商隊に兵器が積まれていた ことを突き止める。「これは武器密輸 だ。誰が裏で動いているのか、しばらく泳がせる」と考え、罠を仕掛けることに。君绮罗は逃亡を試みるが、玄烈に再び捕まってしまう。さらに玄烈は、君绮罗が君家の行商令(商業許可証) を持っていることを発見する。窮地に立たされた君绮罗は、機転を利かせて「君非凡の侍女であり、彼と恋仲にある」と嘘をつく。「今回の商隊の馬が問題を起こし、君非凡は先に西镶へ向かい、買い手と交渉することになった。私は彼の代わりに商隊をまとめるため、男装している」と説明する。
玄烈は「ならば君非凡の元へ案内しろ」と命じ、君绮罗はこれを承諾する。

君绮罗は玄烈に三つの条件 を提示する。1つめ自身の安全を保障すること、2つめ戦いで亡くなった仲間たちを手厚く埋葬すること、3つめ商隊の貨物を無事に西镶へ届けること。玄烈は「その条件を呑もう」と答える。こうして、君绮罗は玄烈と共に西镶を目指すこととなるが、彼女の正体が露見する危険は増していくのだった…。

第2話 あらすじ

君绮罗(ジュンチールオ)は気を失い、軍医が診察したところ「外傷によるものだ」と診断される。しかし軍中には女性がいないため「玄烈(シュエンリエ)が薬を塗るしかない」と言われる。玄烈が薬を塗ろうとした瞬間、君绮罗は目を覚まし、驚いて「何をするつもり?」と警戒する。玄烈は「起きたなら自分で塗れ」と言い放つ。君绮罗は「川で体を清めたい」と言い、ここには大勢の兵がいるのだから「逃げる心配はないでしょう?」と説得する。玄烈はしぶしぶ許可するが、君绮罗は川辺で服を脱ぐふりをし、玄烈の視線が逸れた隙に逃亡を図る。玄烈が異変に気づいたときには、君绮罗はすでに遠くへ逃げていた。玄烈はすぐに追いかける。一方、罗奇(ルオチー)たちは「玄烈が戻らない」と心配し、周辺を捜索する。すると「近くに死亡沙漠(死の砂漠)がある」と聞き、焦って救助に向かう。

君绮罗と玄烈は砂漠へと迷い込み、玄烈が流砂 に足を取られてしまう。
玄烈は君绮罗の鞭を巻きつけ「俺を引き上げろ。さもなければ、一緒に死ぬぞ」と脅す。君绮罗は近くの木にしがみつき、必死に引き上げようとするが力が及ばない。その瞬間、玄烈は体の重心をずらして君绮罗の力を利用し、なんとか脱出に成功する。しかし直後に砂塵嵐が発生。二人は逃げるが、巻き込まれてしまう…。目が覚めると、君绮罗と玄烈は砂漠の中に取り残されていた。玄烈は君绮罗が再び逃げないように手を縛り、脱出方法を探し始める。君绮罗は「あなたの傷を放っておくと足がダメになる」と指摘し「何もしないと約束するから解いて」と頼む。玄烈は疑いつつも彼女を解放する。君绮罗は「水と薬草を探してくる」と言い、砂漠を歩いていく。玄烈は「このまま逃げる気か」と警戒するが、しばらくすると君绮罗が戻り、手には薬草があった。彼女は玄烈の傷を手当てし、玄烈は「逃げなかったのか」と驚く。

一方、贺机遥(ハージヤオ) は北泫の王である玄旭(シュエンシュ) に「玄烈が行方不明になった」と報告する。罗奇が必死に捜索を続けており、贺机遥も兵を率いて探している。玄旭は「狼主選びの時期に玄烈が失踪するのは問題だ」と懸念し、すぐに捜索隊を派遣する。この話を玄青蔻(シュエンチンコウ)公主 が聞きつけ「自分も捜索に行く」と申し出る。しかし玄旭は「お前は王族の身だ。危険なことに関わるな」と制止する。玄青蔻は表向きは従うが、内心では「こっそり探しに行こう」と考える。その頃、焱南では君绮罗の妹たちも姉の失踪を知り心配する。三妹の君绛绢(ジュンジャンジュエン) は「私が探しに行く!」と主張するが、二妹の君绣捆(ジュンシュウクン) は「危険すぎる。女の身でそんなことはできない」と反対する。

君绮罗と玄烈は砂漠を抜け、遠くに城が見えてくる。二人は安堵し、急いで向かうが、狼の群れ に襲われてしまう。玄烈は果敢に戦うが、重傷を負ってしまう。君绮罗は逃げるチャンスを得るが、その場を離れず、すぐに弓矢を作り、狼を撃退 する。しかし、最後の一匹が君绮罗に飛びかかる。間一髪のところで、玄烈が体を張って君绮罗を守る。君绮罗は気絶し、玄烈は彼女を抱えて城へと運ぶ。

その頃、贺机遥が君绮罗を探しにやってくる。「罗奇が手紙を送った。王が心配し、大騒ぎにはせず、こっそり精鋭部隊を送った」と伝える。贺机遥は「君绮罗と同室にしよう」と提案するが、玄烈は「必要ない。君绮罗は俺と一緒にいる」と言い放つ。一方、焱南では君绮罗の父が宰相に「娘を探してほしい」と懇願し大量の真珠を贈る。宰相は「君绮罗は焱南に多大な貢献をしている。捜索に協力しよう」と承諾する。

翌朝、君绮罗は目を覚ます。しかし、見慣れない服 に着替えさせられていたことに激怒する。「誰が私の服を変えたの!?」と問い詰めると、玄烈は「厨娘(女性の料理人)に頼んだ。俺は他人の女に手を出さない」と冷静に答える。君绮罗は「君非凡は西镶にはいない。でも、商号大会 があるから、必ずそこに現れるはず。玄烈はそこへ行けばいい」と情報を提供する。玄烈は「その大会で君非凡を捕まえられる」と考え、次の行動を決める。

第3話 あらすじ

玄烈(シュエンリエ)は「君绮罗(ジュンチールオ)と一緒にいると面白い」と感じ始める。君绮罗は「私は既に人妻だ」と言うが、玄烈は「既婚者には手を出さないが、未亡人なら問題ない」と意味深な言葉を残す。君绮罗は客栈(宿屋)で地元の人々と話し「自分は玄部の者 で、道中で馬賊に襲われた」と偽る。しかし、この地域では通行証がなければ出入りできない。唯一の方法は、族長の手書きの許可書 を得ることだったが、現実的には不可能だった。その頃、玄烈は傷の手当てをしていたが、君绮罗が現れ「私が手伝う」と申し出る。君绮罗はその隙に玄烈の令牌(身分証明の牌) のありかを探るが見つけられなかった。

一方、奚部(シーブ)の少族長は玄烈を暗殺する計画を立て、手下に命じる。罗奇(ルオチー)たちはまだ城外にいるため、彼らを足止めする指示も出される。その頃、ロ奇は密かに軍火を調達しようとした男を捕らえる。しかし、その男は「口を割らぬように」と自害してしまう。直後、贺机遥(ハージヤオ)から「玄烈の居場所を突き止めた」との報告が入り急いで向かう。

君绮罗たちは街を散策するが贺机遥は「周囲に不審な人影が多い」と警戒し「おそらく奚部の者たちだ」と玄烈に伝える。玄烈は「俺に考えがある」とだけ言い動じない。君绮罗はその隙に原石を扱う露店を訪れる。彼女は香石(こうせき)を持参し店主に見せると、店主は気に入り「何を求める?」と尋ねる。君绮罗は「玄铁晶石(げんてつしょうせき)を探している」と告げるが、店主は「それは北泫の鉱山にしかない。ここではせいぜい小さな破片 しか手に入らない」と説明する。一方、玄烈は君绮罗の姿が見えなくなったことに気づき、焦って探し始める。途中で奚部の男を見つけ「君绮罗をさらったのか?」と問い詰めるが、その男は「知らない」と困惑する。その直後、君绮罗が戻り「お前こそどこに行っていた?」と逆に問い詰める。玄烈は彼女をじっと見つめるが、君绮罗はとぼけて誤魔化す。君绮罗は玄烈の傷を手当てする際、令牌をこっそり盗むことに成功する。しかし後で確認すると、それは族長の令牌ではなく、ただの宿の部屋の鍵だった。玄烈はそれに気づき「お前、何を企んでいる?」と笑う。君绮罗は「鍵が落ちていたから、掛けてあげようとしただけよ!」と苦し紛れに言い訳するが明らかにバレバレだった。

その夜、奚部の刺客たちが襲撃を仕掛ける。玄烈は君绮罗に「俺を手助けしろ」と頼む。刺客たちは「男は一列に並べ、女は外へ出ろ」と命じる。君绮罗は女性の群れに紛れ込み、脱出に成功する。玄烈は令牌を渡し「罗执舟(ルオジージョウ)を探せ」 と指示する。「罗执舟は毎年この時期、密かに遥城(ヤオチェン)で母の墓参りをしている。彼を見つければ、援軍を呼べるはずだ」と説明する。君绮罗は「玄烈は私が逃げると思わないの?」と尋ねるが、玄烈は「お前は約束した。俺はお前を信じる」と言い切る。君绮罗は複雑な表情を浮かべるが、ロ执舟を探しに向かう。

罗执舟は君绮罗の話を聞き、すぐに兵を率いて玄烈を救出しに向かう。一方、玄烈と贺机遥は刺客たちと激しい戦闘を繰り広げ、最終的に燃え上がる廃屋に追い詰められる。そこへ君绮罗と罗执舟の兵が到着し、戦況を逆転させる。君绮罗は鐘を鳴らし、町の警備兵を呼び寄せる。奚部の者たちは形勢不利を悟り、撤退を余儀なくされる。しかし、火災の煙で玄烈たちは意識を失いかける。君绮罗は急いで彼らを運び出すよう指示を出す。

その頃、邵祁民(シャオチーミン)は奴隷商人に捕らえられ、昏睡薬を飲まされる。意識が朦朧とする中、彼は幼い頃、君绮罗に助けられた記憶を思い出す。ちょうどその場に現れたのは玄青蔻(シュエンチンコウ)公主。彼女は邵祁民の顔を見て「その目、気に入ったわ」と言い、金を払って彼を買い取る。玄青蔻は「これからは私があなたを大事にする」と宣言するが、邵祁民は不安そうな表情を浮かべる。

罗执舟の屋敷に戻ると、女官が「君绮罗と罗执舟は良い関係に見える」と噂する。しかし君绮罗はそんな気はなく「男装用の服を用意してほしい」と頼む。「外を出歩くなら男の姿のほうが楽」と説明する。一方、玄烈と贺机遥が話しているのを盗み聞きし「玄铁晶石が北泫にある」ことを知る。君绮罗は「玄烈に同行すれば、晶石の秘密が掴めるかもしれない」と考え、彼についていく決意を固める。

第4話 あらすじ

君家の二房(分家)は「今年は君非凡(ジュンフェイファン)がいないから、大伯(本家の当主)が直接動くはず。そうなれば、君家は我々のものになる」と画策していた。しかし二房の主人は「本家の当主は君家を守るため、直接動かず代わりに帳房(会計担当)を派遣するかもしれない」と警戒する。二房の息子は「父上、心配無用。本家の当主を直接動かす手立てはある」と自信満々に語る。一方、君绮罗は「私は西镶に行く」と決意を示す。「今回の商隊は貨物を持ち帰れなかった。何があっても西镶へ行くべき」と考えていた。三妹の君绛绢(ジュンジャンジュエン)は「私もこっそり行く」と抜け出そうとするが父に見つかる。「三不管地帯(無法地帯)は危険すぎる。勝手な真似は許さない」と叱責される。父はすでに宰相に頼み、「君绮罗の捜索を依頼している」と説明する。さらに自ら手配した護衛も出発させていた。しかし君绛绢は「他人の手には任せられない」と納得しない。「姉さんが行けるなら私だって行ける」と反発するが、父は「君绮罗は長年の行商経験があるが、お前にはない」と諭す。

君绮罗(ジュンチールオ)は玄烈(シュエンリエ)に「私は西镶へ行く」と話す。「香石(こうせき) を買いに行くためだ」と説明する。しかし、玄烈は「北泫にも香石はある。そちらで買えばいい」と提案する。君绮罗は「すでに西镶との契約で、決まった価格で仕入れている。北泫ではその価格で買えない」と反論し「私は商人の代理人ではなく決定権がない」と続ける。すると玄烈は「では、西镶の取引価格で売ると約束する」と提案する。君绮罗は驚きつつも、「それならば」と了承する。交渉成立の証として、玄烈は君绮罗の項鎖(ネックレス) を「信物」として預かる。しかし君绮罗は「行商令(商業許可証)を渡すわけにはいかない」と警戒し、代わりに玄烈の刀 を預かる。「お互いの信物を持つべきだ」と主張する。玄烈は「これは亡き父の形見だ」と渋るが、最終的に譲るしかなかった。

玄烈は罗执舟(ルオジージョウ)の母を供養するために訪れる。彼の母は西镶出身の側室だったが、正室に地位を奪われ、祠堂には入れなかった。罗执舟は母を密かに祀り、毎年この時期に供養していた。玄烈は「お前の母上に救われた」と語る。「もし彼女がここにいなければ、罗执舟もここに来なかったし、俺も助からなかった」。

玄烈たちは梁州に到着する。玄烈は梁州の「孙部(スンブ)」の支持を得るために来たのだ。すると梁州の郡主孙昭敏(スンジャオミン)が危険に陥っているところに遭遇。君绮罗が機転を利かせ、孙昭敏を救出する。今年、梁州は干ばつ に苦しんでいたため、郡主の母の生誕祭も取り止められた。そこへ奚长昆(シーチャンクン)が現れ、食糧を提供する。奚长昆は孙夫人(孙昭敏の母)の親戚であり、梁州に影響力を持つ人物だった。孙昭敏は「梁州を守るには力が必要」と考え、重い長槍を使う鍛錬を続けていた。君绮罗も「女性にとってこの世界は常に厳しいものだ」と共感し、意気投合する。さらに孙昭敏は君绮罗の動きを見抜き、「あなた、本当は女性でしょう?」と見破る。

玄烈が狼主が狼主になりたい理由は、亡き父の仇を討つためだった。彼の父は「百工伝人」の手にかかって殺害された。しかし、当時の北泫の王(先王)と太后 は王国の安定のために「事故として処理した」。玄烈は「狼主になれば、再調査ができる」と考えていた。現王(玄旭 / シュエンシュ)も「狼主になれば、調査を許可する」と約束していた。そのため、玄烈は孙部の支持を得るため に梁州を訪れたのだった。

一方、焱南では君绮罗の父が焱南国王に謁見し「君非凡が行方不明になった」と報告する。王は「君非凡は道を間違えたのでは?」と尋ねるが、父は「彼は長年行商をしており、道を間違えるはずがない」と断言する。一方、二房の者たちは「君绮罗が戻らなければ、君家は自分たちのものになる」と高笑いしていた。

その夜、邵祁民(シャオチーミン)は刀を手にし、二人の人身売買業者を殺害する。
彼は奴隷として捕らえられた屈辱を忘れず、静かに復讐を果たした。この様子を、玄青蔻(シュエンチンコウ)公主が目撃する。彼女は黙って立ち尽くし、その光景をじっと見守っていた。

第5話 あらすじ

邵祁民(シャオチーミン)は剣を手にし、人身売買をしていた男たちを殺害する。そこにいた玄青蔻(シュエンチンコウ)公主は「この二人は人身売買をしていたのだから、殺されて当然」と冷静に言う。「でも、邵祁民は私を殺さないわよね?」と微笑む。しかし玄青蔻は「三不管地帯では誰も気にしないけど、死体を放置するのはよくない」と言い、屋敷に火を放つ。炎が燃え上がる中、邵祁民は複雑な表情でその光景を見つめる。

一方、罗执舟(ルオジージョウ)张嬷嬷(チャンママ)から預かった香囊(香り袋)を孙昭敏(スンジャオミン)に渡す。孙昭敏は大喜びし「北泫では手に入らない貴重な品だ」と感動する。「焱南でしか買えないから、张嬷嬷が機会があるたびに持ってきてくれるの」と話す。玄烈は「孙昭敏が凉州を守りたいなら、武術だけでは足りない」と助言する。孙昭敏も「それは分かっているけど、どうすればいいのか分からない」と悩む。そこで玄烈は香囊を手に取り「この刺繍をどう思う?」と孙昭敏に尋ねる。孙昭敏は「とても精巧で美しい」と答える。玄烈は「君绮罗は焱南の君家の出身で、刺繍技術に長けている。君绮罗から刺繍を学べば、凉州で刺繍産業を発展させ、民に仕事を与えられる」と提案する。孙昭敏は「それは素晴らしい考えだ」と賛成する。

孙昭敏は君绮罗に凉州の料理を振る舞うが、君绮罗は「私はあっさりした味付けが好き」と遠慮する。孙昭敏は「この奶粥(ミルク粥) はあっさりしているから、きっと気に入るはず」とすすめる。君绮罗は「何か頼みたいことがあるんでしょう?」と見抜き、孙昭敏は「凉州で刺繍を広めるために協力してほしい」と頼む。君绮罗はすぐに玄烈のもとへ向かい「また私を利用する計画か」と詰め寄る。「凉州の発展に協力すれば、北泫にも利益があるし、あなたの支持基盤が強化される。でも、私は何の得もしない」と不満を述べる。しかし玄烈は「商品が売れれば、君绮罗にも利益を分配する」と提案する。君绮罗は交渉し「この機会に北泫と焱南の商業ルートを確立する。君家の商号を北泫に進出させる」と条件をつける。玄烈はこれを了承し、二人は手を組むこととなる。

君绮罗と孙昭敏は「银绣坊(ぎんしゅうぼう)」 を設立し、多くの人々を集める。しかし一部の住民は不満を持っていた。「奚部(シーブ)が食糧を支援してくれているのに、孙昭敏たちは無駄なことをしている」と批判する。そこで君绮罗は「刺繍技術を学べば、自分たちでお金を稼げる」と説明する。さらに「北泫と焱南の交易が始まれば、安定した収入が得られる」と説得する。玄烈も「君绮罗の言うことは本当だ。安心して協力してほしい」と後押しする。不信感を抱く住民たちに対し、君绮罗はその場で「双面绣(両面刺繍)」を披露し、その技術力を示す。驚いた商人たちは、すぐに刺繍の発注を申し込む。しかし、この動きを知った奚长昆(シーチャンクン)は、「君绮罗が凉州で影響力を持ちすぎている」と警戒し「邪魔をする策を考える」と宣言する。

玄烈は君绮罗に「君家の三人の子供について教えてくれ」と尋ねる。君绮罗は「二妹は刺繍技術が最も優れている。三妹は天真爛漫で、よく長兄をからかっているが、私にはとても優しい」と語る。しかし銀绣坊で突然、刺繍職人が病に倒れる。調べたところ、使っていた布に感染した動物の毛が付着していた ことが判明する。すると奚长昆が現れ「これは君绮罗の責任だ」と非難する。玄烈は「俺の許可なしに君绮罗が何かをするはずがない。彼女を陥れるつもりか?」と彼女を庇う。君绮罗は「この病には玄参(げんじん)が必要」と説明し「必ず探してくるから、納品の期日を延ばしてほしい」と商人たちに頼む。商人たちは一度は反発するが、君绮罗の誠実な態度に心を動かされ、「信じよう」と承諾する。

君绮罗と玄烈は薬屋を巡るも、玄参は10日前にすべて買い占められていたことが判明する。そこで二人は山へ野生の玄参を探しに行く。ようやく一株の玄参を見つけた瞬間、何者かに崖から突き落とされそうになる。その隙に玄参は奪われてしまう。

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