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ジャックというワンコ
私の天使🪽
ジャックというワンコが、虹の橋🌈を渡に、お空へ旅立った。
悲しい、とか、寂しい、とかでは、言い表せない、不思議な気持ち。悲しい、とか、寂しいというのは、自分の我儘な気持ちなのではないか、、と、泣きたいけど、泣くのも、一体なんなんだろう、、と思えてしまって。。。
心が重いような、苦しいような、ぎゅーっと締め付けられるような。。。
かと言って、心配事がなくなったような。。。
うちには、2匹のワンコがいた。
夫と、東條とジャックの2人と2匹家族。
東條は、3年前に虹の橋🌈を渡った。
私にとって、東條というワンコの存在は特別だった。
そして、ジャックというと、なんだか、
いてくれるのが当たり前になってしまっていた。。。
ジャックとの出会いは、東條のご飯を買いに
行った時に、ペットショップで、
一人だけケージに頭がくっつきそうなくらい
育ってて、昔のおばさんの髪型みたいに
モジャモジャになっていたトイプードル。
これは、かわいそう、、、と
夫と連れて帰って来た。
しょぼくれているのかと思いきや、
家に来てみたら、
あっという間に東條のおもちゃ箱の中に
うずもれて、先住犬の東條はドン引き。
そこから、2ヶ月近くは、東條は、ジャックを「半径2mには入ってくるな😤」と、
一緒のお水も飲まず、食欲はなくなり、
嘔吐下痢に。。。
東條への弟のプレゼント🎁のつもりが
まるで真逆で💧
私達も、東條と一緒に病む寸前。。。
しかし、そこから、徐々に距離を縮めはじめ、
ものすごい師弟関係が構築された。
甘えん坊ジャックは、東條に甘えたいんだけど、何故かジャックに厳しい💦東條くんは、とにかく厳しめにジャックに色々教えてくれていた😅
でも、そのおかげで、ジャックは、
東條以上に無駄吠えもなく、
必ず、東條の後からついて行く、、
ノーリードの時は特に、
東條と夫を信用し、、、
家の中や近所でのお散歩は、
必ず私の後ろを付き纏っているのに、
何故か、知らないところや、ノーリードの時は、私ではなく💧
東條と夫を探しまくり、後ろを追いかける、、という。。。
賢さを備え付けた😅
でもでも、家では私にべったり💓
とにかく、弱虫で甘えん坊。
そんなとこも、東條兄貴からは、叱られてたっけ☺️
東條はシュナウザーだから、
来るもの拒まずだけど、家族以外にはあまり、自らは寄っていかない。
それを見て学んだジャックは、トイプードルなのに、
東條と同じく、家族以外には甘えていかない
ワンコに育った。
またそんなとこも、私達としては、
ものすごく愛おしかった。
そんな弱虫ジャックが本領発揮したのが、
夫のお母さんを介護し始めた時。
寝たきりだった義母さんのベッドに飛び乗り、すこーしずつ、義母さんの顔に近づき、
義母さんのお鼻にちょんっと、
自分のお鼻をくっつけるご挨拶をして、
それからは、お母さんを守ることに徹し始め、はじめは、
ヘルパーさんや訪看さんにも、
お母さんの上に乗っかって💦の、
威嚇の顔とポーズ笑
しかし、ヘルパーさん達が義母さんのケアを
してくれる方だとわかってからは、
ベッドの下で、東條と静かに見守るように
なったっけ。。。
最後は、救急隊にも、連れて行かせないように守ってたな。。。
そんな勇敢な子だと知ったのは、その時。
その後、16歳の東條兄貴の痛みや体調を
健気にずっと見守り。。。
東條の虹の橋🌈への旅立ちを見届けて。。。
最愛の東條がお空へ行って、、
ジャックは大丈夫かな、と心配したけど、
東條が辛い時間をずっと寄り添っていたからか、意外にも受け入れられたようで。
初めて、一人のお留守番も、
私が忘れ物を取りに不意に帰った時に、
なんと、おやつ🍪を咥えたり、投げたり、
楽しそうに散らかしまくって😅
「見られた💦」という表情を見せてくれ
私を安心させてくれた。
それから、私とジャックは、
仕事がお休みの日は、ほぼ一緒に過ごした。
電車で出かける時以外は、
本当にどこでも一緒についてきてくれた。。。
そんなジャックが、2024年11月2日から、
体調を崩した。
そこから、痙攣を起こすようになり、
病院にもしょっ中、通ったけれど、
一度は奇跡の復活を遂げ、
お薬を飲みながらではあるけれど、
またお散歩にも行けるようになってくれた。
しかし、やはり、17歳と9ヶ月のジャック。
ものすごく、頑張ってくれたけれど、
12月27日からは、
「もう、僕は何も食べたくありません。
大好きなハンバーガー🍔も食べたくありません。
その痙攣止めのお薬もお口が苦くなるので飲みたくないんです🥺」と。。。
きっと、本格的に、ジャックなりに、
準備をし始めたのだ、、、と思いました。
その日から、仕事もお休みで、
ずっと一緒にいられるということもあり、
もう、ジャックが嫌だということは
全てやめよう。。。と夫と決めました。
とにかく、側にいようと。。。
ジャックもホッとしたのか、
いつもの甘えん坊の表情と、
撫で撫でしての表情になりました✨
30日、夫も揃って少しした夕方。
突然、キョロキョロと天井や階段の方を見上げました。思わず「東條来た⁈」と口に出してしまう程でした。
きっと、東條くんが、お迎えに来たのだ!と
心から思いました。
だから、いつものベッドで、
いつものように夫とジャックを挟んで
川の字に寝ることにしました。
何度か痙攣もしましたが、
側で「ジャック大丈夫よ。怖くない。大丈夫。そばにいるから。」
「天国に行く時は、僕の名前は、おりこうジャックです!」って言うのよ☺️と
いつもの腕枕をして、ずっと撫で撫でしていることができました。
最後の呼吸に近づいて来た時、
夫が「ジャックありがとう」と伝えました。
その瞬間、、、ジャックの呼吸は、
すぅーっと。。。静かに止まりました。
2024年12月31日 5時50分
ジャック、、、
一緒にいさせてくれて、本当にありがとう。
東條も、、、
ジャックを看取らせてくれてありがとう。
私にとって、特別で、尊敬すらしていた勇敢な東條。
比べて、ジャックは、とにかくなんでも一緒、いつでもくっついてくる弱虫で甘えん坊だと思っていた。
でも、ジャック、本当は、
意思が固くて、
優しくて、
頼もしい子だったね。。。
私が、東條の最後に仕事に行かなきゃいけなくて、一緒にいてあげることができなかったこと、、、
だから、多分、東條とジャックが、、、。
ジャックと最後まで、一緒にいさせてくれたんだね。。。
私の天使ちゃん🪽
本当にありがとう。
感謝しかありません。
私の人生を豊かにしてくれた子達。
ずっとずっと大好きです✨
いつもいつも無償の愛情をありがとう。
私も、あなた達を見習って生きます。
もし、できることなら、、、
っていうか、わがままを言っていいなら、
もう一度、、、
自分が、天国に行く前にも、
東條とジャックに、また出会いたい✨
私の宝物💎で天使達🪽