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普段の食事を薬膳に「蓮の実」

もう少しすれば、今年のうるち米が
手に入りそうですが、我が家は
もち米がプチブーム。

うるち米は平性、
もち米は温性の食材です。

もち米のデンプンは、
ほとんどが粘り気を生み出すアミロペクチン。
ゆっくり、しっかり噛みましょうっと。

蓮の実を入れた中華風おこわ

この日は、もち米を使った中華風おこわを。
茹でた蓮の実も入れてみました。

  1. 炊飯器にもち米2合、水を目盛どおりに入れます。

  2. 蓮の実20個ほど、刻んだ人参、焼き豚(市販品)、味覇小さじ1、醤油麹小さじ1、生姜のすりおろし少々を加えて、炊きます。

蓮の実

蓮の実 神農本草経では

蓮の実(ハス科ハスの実)は
神農本草経には、藕實莖(ぐうじつけい)という名で、
 多く服しても、久しく服しても、
人に影響を及ぼすことがない上品(上薬ともいう)として、
収載されており、
「中(中焦、脾胃のこと)を補い、
神(精神、意識、思惟活動)を養う。
氣力を益し、百疾を除く。
久しく服すれば身を輕くし、老いに耐える。
飢えず、年を延ぶ。」と書かれています。

中国某所にて 藕實莖

藕實莖は蓮の実が房の中で連なっている状態のことです。

蓮の実あんを作ってみました

別の日には、
茹でた蓮の実を使って、
蓮の実あんを作ってみました。

  1. 茹でた蓮の実の苦味のある芯を外し、フードプロセッサーで刻みます。

  2. 1の蓮の実60gに水100㎖、てんさい糖30g、バター10g、塩少々を鍋に入れて、火にかけ、ペースト状にします。

クリームチーズにのせたり
小豆寒天に添えたりしていただきました。

家族からも好評でした。


・蓮の実 食味食性/甘渋平、帰経/心脾腎
養心、益腎、補脾、渋腸、固精、止血


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