AWS re:Invent 2024 Game Day 参加レポート:GHJ303 | AWS GameDay: Security and Networking (sponsored by Fortinet)
こんにちは!
サイバーセキュリティクラウド(以下、CSC)セキュリティエンジニアの大神田です!
今回は「AWS re:Invent 2024」のGameDayに初めて参加してきましたので、その様子をお届けしたいと思います。
AWS GameDayの概要
GameDayに参加した理由
「AWS re:Invent」では、現地ならではの特別な体験が多く、その中でも「GameDay」や「Jam」は一度きりの学びの場として非常に人気があります。他の参加者のブログを読み、自分も挑戦したいと思い、GameDayに参加しました。
GameDayとは?
AWSの公式サイトによると、GameDayは以下のように説明されています:
AWS GameDay は、チームベースの環境で、AWS ソリューションを利用して現実世界の技術的問題を解決することを参加者に課題として提示する、ゲーム化された学習イベントです。従来のワークショップとは異なり、GameDay は自由で緩やかな形式で、参加者は固定概念にとらわれずに探索し、考えることができます。
参加形式
GameDayは事前登録制で、私たちは4人1チームで参加しました。4名以下の参加者は当日その場でチームを組む形式でした。初日の朝8時スタートと早朝でしたが、多くの参加者で会場は活気に溢れていました。
シナリオ設定
今回のテーマは「Security and Networking」。Fortinetがスポンサーを務め、セキュリティ関連の課題を中心に進行しました。架空のAWS環境が用意され、以下のような問題を解決するシナリオが展開されました:
資格情報の漏洩
IPv6への移行
データ漏洩の防止
VPCの接続問題
など、現実的なセキュリティ課題に対処する内容でした。
事前準備
必要なスキル
AWSのコンソール操作や基本的なサービス知識があるとスムーズですが、深い専門知識がなくても問題なく参加できる内容でした。
持ち物
ノートPCが必須。その他は特に準備不要ですが、ブラウザ操作に慣れていると安心です。
当日の流れ
会場の雰囲気
日本から参加したと思われる人が約1/3程度。会場後方にはコーヒーやドーナツなどが用意され、リラックスした雰囲気で進行しました。
スケジュール
8:00-8:30:説明
8:30-12:00:課題に挑戦
進行中も休憩しやすい雰囲気で、質問用のAWSスタッフも配置されていました。
チーム構成と役割
課題ごとに分担し、詰まった箇所はメンバーで相談しながら解決しました。ヒントを見るとポイントが減少する仕組みのため、極力自力で解くことに注力しました。
結果発表と振り返り
結果
序盤は順調で暫定1位になることもありましたが、中盤以降に難易度の高い課題に詰まり、最終的には上位入賞を逃してしまいました。
学び
AWS WAFなど普段からよく使ってるサービスはサクサク進めることができましたが、あまり使わないサービスについては悩むことも多く、スムーズに進めることができませんでした
まとめと今後への活かし方
上位入賞こそ逃しましたが、チームで課題を解決する過程が非常に楽しく、有意義な時間でした。普段使わないAWSサービスにも触れることができ、実務に活かせる知見も得られました。
「AWS re:Invent」にはまだ複数のGameDayやJamが控えています。この経験を活かし、次回はより良い結果を目指してチャレンジしていきたいと思います!
「AWS re:Invent」のGameDayは、技術的なスキルを磨くと同時に、チームとの連携や課題解決力を養える素晴らしいイベントです。参加を迷っている方にはぜひおすすめしたい体験です!