幻の開会式の21日前、そしてソーシャルアクションから約3ヶ月後に見えてきた景色。#TMJP2020
【はじめに:なぜ今この後日談を書くのか】
ソーシャルアクション #TMJP2020 は、コロナ禍に行われたソーシャルアクション。オリンピックがなくなったことで幻の開花式になってしまった7月24日を少しでも明るく過ごすために、夢の開会式にすると言うイベントでした。
当時5つのプロジェクトが同時並行で動いていたり連日ウェビナーを開催してたりで、弊社フェズのブランドリニューアルのタイミングと重なったり、またイベント実施後は実は軽い放心状態だったり、気持ちの整理が着かなったり、その後仕事が急に忙しくなったりで、なかなか自分の中で整理することができていませんでした。今回ダイヤモンド・チェーンストアさんで連載記事3回分が公開されたので、改めて今回ソーシャルアクションの後日談として、これまでの軌跡を記載したいと思います。
【ソーシャルフェス準備期】
もともとプロジェクトの始まりや経緯については下記の田島さんの取材記事と、30日前の私の記事に記載されています。コロナと言う人類初めて直面する自体に、消費の現場が混乱し元気を失っていたため、フェズのミッションである【「消費」そして地域を元気にする」】と言うミッションを受けて、最初は社内プロジェクトとしてスタートしました。その後、消費の現場を応援したいと言う趣旨に賛同いただいた多くの企業や個人の方々により、地域や業種の枠を超えたソーシャルアクションとしてプロジェクトに発展していきました。
21日前ー14日前:フェスのコンセプトが難航…ようやく2週間前に方向性が決定
このあたりから、NOTEの更新ができないほどに本当にパツパツになっておりました。なぜならこの時期はイベントの中身について何を発信すべきか、コンテンツをどう設計するかで、TMJPのコーチング、ファインド、デザインなど各チームメンバーやatHOMEfesの皆さんと議論を重ね、なかなか決まらないフェスの方向性に焦っていました。しかし「本当にやりたいことは何なのか?」をみんなで徹底的に議論できたことで、残り2週間でようやくFESのコンセプトや方向性を固めることができました。
13日前ー7日前:残り1週間でTMJPフェスの詳細をつめまくる
この時期は正直、連絡する人が多すぎてむしろ土日含め頭が真っ白になっていました。やはりチームで納得できるような中身ができないことにはそもそもPRリリースを作りきれず、そもそもPRよりも当日自分たちが納得できるコンテンツでなければそもそも手作りのフェスをやる意味はなかったように思います。こうしてみんなと議論した結果、コンテンツをきちんと納得いくものに仕上げることに時間を使いました。
6日前ー前日:最後の追い込み期
もはやこの直前期はもはやバタバタすぎて、何も覚えていません…
またちょうど、FEZのリブランディングで新サイト&名刺などがオープンするタイミングだったので、忙しさがマックスだったことを覚えています。
7月24日*TMJPフェス当日
そしていよいよ当日です。参加していただいたメンバーは下記のTMJPのサイトをご覧ください。これだけ多くの方々に賛同いただき、プロジェクトを実施できたことは一番の誇りです。皆様には本当に感謝しかありません。
ぜひ当日のフェスの映像もご視聴いただければ幸いです。いくつか感想を掲載しておきます。そして当日、合計数百件を超えるたくさんの夢のツィートも集まりました。
当日はこのような多くの感想をいただき、実施して良かったと思ったことを覚えています。
イベント終了
1ヶ月前後
イベント終了後は、この2ヶ月半ずっと土日や深夜も含め働いていた分、疲れ果てて放心状態でした。少しずつ気持ちの充電をしながら、まずは英気を養いつつ、その後のブランディングの残りや広報業務をこなしていく時間でした。
実は、この時期、自分たちがやったソーシャルアクションは果たしてどれくらい意味があったのかを考えたりする時間だったように思います。そんな時、打ち上げで、実際にTMJPの繋がりを元に、この取り組みで出会ったメンバー通しで新しいプロジェクトが生まれたり、新しい領域を学んだり、新しいコミュニティが広がるなどのきっかけになったと言う話を聞きました。まだ小さな熱ではありますが、それぞれが何かを踏み出す一歩になれたとしたら、本当に嬉しく思ったことを覚えています。
2ヶ月前後
そしてソーシャルイベントの2ヶ月前後はまた日本のコロナのフェーズも新たな日常として受け入れはじめられ、こうした新時代の日常においてフェズもどう消費を応援して行けるかを考えていくような時間になってきたと感じます。そして私自身もようやく今回のプロジェクトについて総括としての記事をまとめることができました。下記がそのダイヤモンド・チェーンストア・オンラインさんに連載いただいた総括記事です。あたらためてこうした場をいただけたダイヤモンドチェーンストアの小平田さんには感謝申し上げます。
ダイヤモンド・チェーンストア・オンライン連載
第1回:
第2回:
第3回:
なおこの記事に関しては、FEZ社内から始まったアクションが、日本や海外含めた大企業からスタートアップまで多くの企業・個人を巻き込んだアクションにつながったことは大変誇らしく思います。改めてコロナだったからこそ出会えた人々や繋がりを含めて大切に、消費の現場を元気にするサポートをしていきたいと思いました。
このプロジェクトには100名以上の方にご参加いただいておりますが、誌面の関係で講義やFESに登壇いただいた方を中心に記載しておりますので、皆様のお名前を全て掲載することができなかった点はご了承ください。改めてこちらに記載している方以外含め関わっていただいた皆様に感謝いたします。
3ヶ月前後のこれから
こうしてソーシャルアクションを行う時期が終わり、もはや世間は緊急事態や対処療法的にではなく、あくまでもコロナ禍自体が新しい日常であることが受け入れられつつあるのではないかと思います。もはや単発のソーシャルアクションよりも、地に足をつけてビジネスでより消費の現場を応援するフェーズに入ってきたように思います。実際フェズ社内でもUrumo OMOの記者会見など、よりビジネスで消費の現場を応援していくようなアクションに注力するような動きが強まってきています。
また私自身もTMJP_Coachingで学んだコーチングによる社会貢献性の高さを実感し、個人としてもWithコロナ時代に揺れ動く個人のキャリアや生き方のサポートをしたいと言う想いを持つようになりました。そこで、こうした時代に求められるライフ・ビジョン・ミッション・バリューのつくりかたなど、クリエイティブ・コーチとしてサポートする取り組みなどもはじめています。また興味ある方はTwitterのDMなどでご連絡ください。
ちなみに2020年も終盤になってきましたが、ぜひ後から振り返って「良かった」と言える場になれば幸いです。
それでは最後にTwitterで私がつながっている方にスペシャルサンクスを!
*Twitter把握していない方はこちらで記載漏れあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
上記のサイトにも、Twitter上以外の方のスタッフリストも載っております。
それでは2020年が色々あったけど、「いい年だった」とみんなでわらいあえる日まで!みんなで残り少ない2020年ですが、安全な消費で経済を回して、消費の現場を支えあいましょう。それでは今後とも頑張りましょう。
サポートいただけたら、海外リモートワークにおける取材費などに活用させていただきます。そして、皆様にさらに有益で楽しい学びをシェアさせていただければと思います。