過去は変えられるのか?
過去にこだわることに意味はない。
大事なのは、未来に働きかけることだ。
なぜなら、過去というのは、「その人の記憶の中にある、起こった出来事に対する現在の解釈」に過ぎないからです。
そして、その過去や現在を決めるのは、未来です。
未来がどうなるかによって、過去や現在の解釈はいくらでも変わってきます。
「今まで何一つ、うまくいかなかった。だから…」という考え方をやめましょう。
それは過去の出来ごとに対して、今のあなたがしている解釈に過ぎません。
そんな事で、あなたの未来を制御する必要など、どこにもないのです。
人というものは、過去のことについて、その時の栄光をくどくどといつまでも話す人がいる。また、いつまでたっても過去のことを悔い、くよくよする人もいる。
また、未来については、現状の延長線上から悲観し悩む人もいる。漠然と「こうなったらいいなぁ」と希望する人もいれば、輝く未来を夢見て頑張る人もいる。
メンタリストのDaigoさんは、中学時代に、ずっといじめられていて、あるとき反撃をしてから、人生が変わったといいます。
過去があって、今がある。
過去の事実がなければ、今はない。
だから、過去の全てには意味がある。
過去に意味を持たすのも、これからの自分次第。
過去に悔む日々なのか、あの過去の出来事があったから、今の自分がある。
そう、考えられるようになるのか。
それはすべて、未来の自分が教えてくれるし、示している。
人間死ぬときには、やって失敗したことより、やらずに終わったことに後悔するらしい。
「あの時に、やっておけばよかった」と。
私は、自分のバスケットボール人生の中で9000回以上のシュートに失敗した。300近いゲームに負け、26回は試合の勝敗を決めるシュートを外した。私は、人生の中で何度も何度も失敗している。そしてそれこそが私が成功する理由なのだ。
私は失敗を受け入れることができる。しかし挑戦しないことだけは許せないんだ。
マイケル・ジョーダン
誰しも、夢があり、希望がある。
無い人はすでに死んでいる。
であるならば、今日の一瞬一瞬を、一歩でも夢に近づける努力をしよう。
その今の積み重ねが、未来の結果を左右するんだと思う。
無意識にテレビを見たり、ネットサーフィンしている時間が、人間にとって最悪。
その一つ一つに前進への意味のある時間を過ごしたい。
決して失敗しなかった者は、何もしなかった者である。
ロマン・ロラン
よく言われたものである。
4畳半の部屋に居ようが、東京ドームの真ん中に居ようが、立ち上がって歩き始めなければ、壁に当たることはない。
しかし、立ち上がって歩み始めれば、いずれ早いか遅いか壁に当たる。
そして、それは破らなければ、前には進まない。
せこい、技を使わずに、正々堂々と王道を進みたい。
本気で自分でやらなきゃ、結局行き詰る。
格好をつけてないで、汗をかかねばならない。
過去は変えられるし、未来は作れる。
今を生き切れば、必ずできる。
そう思いませんか?
我々にとって最大の栄光は、一度も失敗したことではなく、倒れるごとに必ず起き上がったことである。
ゴールドスミス
ではまた。