コロナが私たちに伝えたかったこと
こんにちは!
脱OLダンサー、キッズジャズダンススクールオーナーの貴子です。
昨日高校の友人とテレビ電話で2時間ほどおしゃべりしていたのですが、友人が持ち掛けてきた話題が「コロナは私たちに伝えたかったことは何やったとおもう?」でした。
深ぇ!!!!(笑)
その時は深すぎん!?!?!といってネタにしてましたが改めて考えてみました。
コロナが私たちに伝えたかったことは何だろうか?
私の答えは、「自分が本当に大切にしたいものは何か、考えなさい」です。
モノも娯楽も溢れかえっている今、私たちは外部からの情報に囲まれすぎて、自分の心の声を聞く力は鈍っていると思います。
だけれど今回それらが一気に消え、断捨離してみたり、古いアルバムをめくってみたり、遊びに行けない分自宅で自己研鑽に時間を割いたりと、自分と向き合う時間が多くなりました。
そこで、「自分がどう生きていきたいんやろ?」と、自分の大切にしたいこと/もの/人のことを自然と考えている人は少なくなかったと思います。
私もそうでした。
突然のコロナ襲来、最初は正直「中国で流行ってるっぽいな、日本もやばそうやけどまあ大丈夫やろ」というのんきな感覚でした。
でもだんだん深刻化してきて…
いつだれがどこで感染するか分からない、自分が感染源かもしれない、いつかみんながコロナ人間になってしまうんじゃないかと思うくらい私は恐怖に
かられました。
大好きな仕事もストップを余儀なくされ、急に大好きな生徒たちとも切り離されてしまいました。
私は、子供たちが好きなことに一生懸命取り組む場を提供する立場なのに、どう頑張ってもそれができないとあって、本当に3月初旬は割と真面目なテンションで病みました。
自粛期間中、私は買い物以外は外にでていませんでした。
(レッスン以外の仕事は基本在宅なので)
だけれど主人は仕事へ出かけなければならず、毎日毎日、どうか生きて帰ってきて、と願うばかりでした。
実家の家族にも会えず、どうか無事で生き延びよう!と互いに祈ることしかできない。。。
私は毎日、生徒の無事(家族含む)・自分の家族の無事・そしてパートナーの無事を祈りました。
祈りながら、ダンスの仕事がしたい…!!!!と願う日々でした。
そして、オンラインでのレッスンがスタートして、心が震えに震えました!!
「私って、こんなにダンスが好きだったんだ!!!」
「私って、こんなにダンスを通したコミュニケーションが好きだったんだ!!」と。
私は本当に大切にしたい人と、本当にやりたいことを強く心に思うことができました。
コロナが与えた問に対し、自分の大切にしたいものは、
◆家族
◆スクールの生徒たちとその家族
◆自分の夢
→ダンスを通して、自分の夢に向かって羽ばたける子供たちを輩出すること
と気づくことができました。
今回のコロナ騒動、立場によってとらえ方が大きく違ったのではと思います。
具体的には、会社員と自営業での感覚の違いです。
私が勤めていた会社は大手ホワイト企業とあって、給与変わらず「お家でシゴトしててね」のみ。
一方そこから抜けた自営業の私は、一発で影響がでました。
もちろん自転車操業ではないので、収入が一時止まろうが生活には支障ありませんが、やはり漠然とした”お先真っ暗感”は否めませんでした。
会社辞めんかったらセーフやったのになぁ、大変やなぁ!と同期に言われることもありました。
だけれど、だからと言って、「あの時会社を辞めなかったらよかった」とは思いませんでした。
私は、「それでも自分のやりたいことを貫いていてよかった!!」と心底思いました。
強がりでも何でもなくて、自分の気持ちに正直に行動をしていたからこそ、「自分が大切にしたいこと」に気が付けたと思っています。
コロナになって、より一層「やっぱりこの道だった!!」と思うようになりました。
そして、次はどんなことが起こっても動じずに、そして自分の大切な人たちを守れる存在になる!!と決めて事業を動かし始めています。
コロナが私に与えてくれたことを生かして、もっともっと強く優しくなります!
また書きます。
TAKAKO