モノへの執着を手放す勇気を出す時
私は幼少の頃からどんなモノにも魂がある、と信じていた。
だから例えば鉛筆の芯がポキッと折れたりすると、「痛かったね、ごめんね」と声をかけていた。
植物には妖精さんがいると思っていたし、目には見えない世界がきっとあると想像していた。
大人になり、結婚して、母親になってからは、子ども達にモノにも心があるから、優しく扱わないといけないよ!と教えてきた。
そんな私だからモノを捨てるのは非常に苦手だ、捨てられて悲しむのでは?と思うと絶対に手放せなくなってしまう。
でも近藤麻理恵さんの“人生がときめく片付けの魔法”という本に出会い、『使わないで放置されてるモノ達は悲しんでいる、そういうモノ達をありがとうと感謝して手放すことで、新しいときめくモノがやって来てくれる』と書かれていたので、目から鱗の驚きだった。
そしてやっと私は目が覚めて、放置していたときめかないモノ達を手放すことが出来るようになったのだった。
かなりの量の不要なモノをありがとうと感謝して処分して来た。
不思議な事に、手放すと大きく運命が動く、そうして私はここまで導かれるように辿り着いた。
現在、私の人生で最も大きな変化の時を迎えている。
まだ執着しているモノ達がある、でも私のこれからの人生には必要が無く、お役目は終わっているモノ達ばかりだ。
思い切って執着を絶ちきるように手放して新しい生活の為に身軽になっておこうと決意した。
今住んでいる家を卒業する日は近付いている。
全てのモノ達に感謝して、お別れしよう。
沢山の学びをありがとう、ここでの生活は苦しい辛い思い出だった、でも私の心は成長出来てどんなに小さな事にも幸せを感じられるようになったよ。
後悔は全くなくなった、それは今の自分を許せるように、愛せるようになったから。
今日は引っ越す日の気持ちを先取りして、ブログに書いておこうと思った。
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