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ミラクルの連続を体験した思い出


私は元々慎重な性質、疑い深く、常に用心して周りを伺いながら、石橋を叩き割るくらいの力で叩きながら人生の橋を渡って来た。

そんな私が離婚する道を選ぶとは、なんて大胆な選択をしたんだろう?と自分の行動に驚いてしまう。

元夫に完全に依存して、不幸な原因は全て元夫の責任にして、恨んで憎んで暮らしていた、その方が精神的には楽だったから。

ついに離婚し、元夫が家を出てからは、解放感はあったけど、やはり不安も感じていた。

でもあんなに怖がりの私が何故ここまで、元夫無しで何とか持ちこたえて来れたのか、それにはあるエピソードが関係している。

離婚届を出しに行き、無事受理されて離婚成立した次の日、以前から元夫と約束していた事を実行する事にしたのである。

それは 私達家族の節目の度にお世話になった神社に離婚の報告と今までのお礼に行く事。

当日元夫と出発、先ず毎日通った近所の神社にお参りする、そして以前住んでいた時通った神社にもお参りしてから、目的の神社に向かった。

すると目の前にナンバーが4444の車が現れ、先導するようにしばらく走っていた、そして左折して去って行った、すると今度は8888のナンバーの車が現れ先導するように走る、そして赤信号で止まると、反対車線の車や、視界に見える駐車場に止まっている車が全て8888のナンバーになったのだ。

その時私は不思議な感覚になった、世界がスローモーションになり、キラキラと輝いて見えた、ゆっくりと進む車、車窓に池が見えてくる、その池にはこの世のものとは思えないくらい幻想的な蓮の花が美しく咲き競っている。

あまりにも凄い光景に興奮して、思わず大声で元夫に「ちょっと!今の見た!?」と叫んだ、と同時に元の世界に戻った。

車は通常のスピードで走っている、元夫も特に何も感じていないようだ、でも前の車のナンバーは8888のままだった。

そして神社のシンボルである大鳥居が見えて来た、ここでもまたミラクルが起こる、周りの車や観光バスのナンバーが8888になり、私はテンションが上がる。

神社に続く道路は大渋滞、駐車場が空いている可能性はない、すると整備員の男性が声をかけて下さって、「地元の方ですか?」と、元夫は何故か自動的に頷く、すると整備員さんは、駐車場に誘導して下さったのだ。

まるでうちの車の為に一台分のスペースが空いていて、誘導されるままそこに止める事が出来たのだ。

そして車から降りてまた驚いた!周りに止まっている車やバスが8888のナンバーばかりだったから。

こんなに8888の車が1ヵ所に集まる事って有り得るの?とただ ただビックリした。

神社の参道を歩く、頭上には龍の雲、ハッキリと鱗まで見える、私が参拝する間見守るようにずっと私の頭上に龍の雲はあったのだ。

帰りも沢山の8888の車を見て、今日のこの出来事を絶対忘れないようにしようと誓った。

私は無価値感に苦しみ、豊かな生活を夢見る事さえも許されないように感じる日もある。

でもそんな時、あのミラクルの連続だった日を思い起こす、確かに私は祝福されていた!
あのミラクルは私が本当の自分を取り戻し、幸せの人生を生きていいんだという、宇宙からのギフトだったのだと信じている。

奇跡は起こる!自分がどれほど素晴らしいか、ありのままで完全か、宇宙から愛される存在かに気づいた時、想像もしないようなミラクルを宇宙は起こしてくれるのだと思う。

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